科目名 | ホテルマネジャー・女将実習 | |
担当者 | 石川 達也 | |
開講期 | 2024年度秋学期 | |
科目区分 | 週間授業 | |
履修開始年次 | 3年 | |
単位数 | 1単位 | |
授業の方法 | 実習 | |
授業題目 | ホテルのサービス特性と旅館のおもてなしを学ぶ | |
授業の達成目標 | ・宿泊業の各部門実務と管理手法を述べることができる。 ・宿泊業のマネジャー・女将業務と役割りを説明できる。 ・宿泊業における重要指数分析の基本を理解し、論理的に説明できる。 ・ウエディングビジネスの特徴と収益について理解を深め、説明できる。 ・日本や世界の食文化を体系的に述べられる。 ・料飲サービスの基本的な所作ができる。 |
|
今年度の授業内容 | 宿泊産業は、ホスピタリティビジネスの中でも接客の重要度が高いビジネスモデルであり、如何に売上を作り、業務を円滑に進め管理するかは、ホテルマネジャー・女将の知見や経験を必要とします。本授業は、ホテル・旅館の運営責任者という視座で、各業務について実習形式やグループワークを採り入れながら学びを深めます。 | |
準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | 【事前学習】授業で扱うテーマついて、あらかじめ文献やインターネットなどで調べて整理しておくこと。 【事後学習】授業内で終了できなかった工程や課題を整理しておくこと。 レジュメ・配布資料を復習しておくこと。 |
合計7.5時間 |
自習に関する一般的な指示事項 | 宿泊業に関わるニュースや記事などに興味を持ち、日ごろから情報収集を行うこと。 普段から飲食や宿泊の機会のある際は、五感を研ぎ澄まして楽しむこと。 |
|
第1回 | 授業ガイダンス・ホスピタリティビジネスにおける宿泊産業のポジショニング | |
第2回 | 宿泊産業の社会的意義、ホテル・旅館の歴史とトレンド | |
第3回 | サービスプロフェッショナルが持つべき能力や知識・技能 | |
第4回 | ホテルのビジネス特性と収益構造 ホテルと旅館の差異(ディスカッション) | |
第5回 | 宿泊部門の業務と組織 ホテル用語・経営分析手法 | |
第6回 | 料飲部門の業務と組織(レストラン・バー部門)食品・飲料の基礎知識と経営分析手法 | |
第7回 | 接遇サービスの基本(態度、テーブルセッティング、サービングの実習等) | |
第8回 | 料飲部門の業務と組織(宴会部門)ウエディングの商品特性・見積書作成の基本 | |
第9回 | 仮想ウエディングの運営について発表(グループワーク) | |
第10回 | 女将の仕事と素養、旅館の現状と課題についてディスカッション | |
第11回 | ホテルの数字 ホテル・旅館の収支計算の実際(演習) | |
第12回 | 飲食業(レストラン)の業態開発とABC分析の実習 | |
第13回 | サービス・マーケティングの基礎と宿泊ケーススタディを基にひも解く(グループワーク) | |
第14回 | 食文化とマナー、プロトコール(国際儀礼) | |
授業の運営方法 | ・パワーポイント・ポタール・teamsなどを使用します。 ・グループでの共同作業や実習を行いますので、事前に各自の事前学習を行うことを求められます。 ・教員の講義の加え受講者による議論を行います。 ・実習として表計算ソフト・電卓・カトラリー等を使用します。 |
|
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | レポートなどの回収後、共通する質問・疑問・典型的な誤解について補足説明を行います。 |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
小論文・レポート | 30% | 中間、学期末レポート |
授業参加 | 40% | 授業内課題の提出、積極的な授業参加態度 |
その他 | 30% | 小テスト、グループワークでのプレゼンテーション |
定期試験 | 0% | 実施しません |
テキスト | 必要に応じて資料を配布します。 |
その他、履修生への注意事項 | ・授業資料などは、ポータル、teamsを原則として配信します。 ・課題の提出ついては、指定条件(文字数、内容、提出期限、提出方法など)を鑑み、評価対象とします。 ・準備のため、授業時間以外を時間を使う可能性があります。 |
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【観光コミュニティ学部 観光デザイン学科】 |
実務経験の概要 | ・ホテル総支配人としての国内外のシティホテル及びリゾートホテルの運営と経営 ・ホテル・旅館の再生計画の策定と不随する業務 ・海外挙式のビジネスモデルの構築とファイブスターホテルのウエディングプロデュース |
実務経験と授業科目との関連性 | ホテル総支配人及び企業役員としての実務経験をベースに、学問的裏付けを加えた形でのホテルの運営及び経営に関して、頭脳主体の実学実習を行う。 |