科目名 | ホテルマネジャー・女将実習 | |
担当者 | 中岡 春人 | |
開講期 | 2023年度秋学期 | |
科目区分 | 週間授業 | |
履修開始年次 | 3年 | |
単位数 | 1単位 | |
授業の方法 | 実習 | |
授業題目 | ホテル/旅館の組織と業務の理解(ホテルマネジャー・女将)と、ホテル運営及び経営の為の最低限の知識とSkillを学び身につける | |
授業の達成目標 | ・ホテルの各部門実務を説明出来る ・ホテルマネジャーの業務と役割を説明できる ・ホテル/旅館(宿泊施設)の経営分析を行える ・ホテル宿泊部門の経営分析を行える ・ホテル料飲部門(Restaurant等一般的料飲施設)の経営分析を行える ・旅館の経営構造と女将の業務と役割を説明出来る ・一般的な各種経営分析手法の取得 ・ホテルに留まらない危機管理の行動規範の取得 ・テーブルウエアーのセッティング及びサーバーの取り扱いが出来る |
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今年度の授業内容 | 輸出産業にとって代わり外貨獲得の為、観光立国を目指している日本にとって、ホテルのOperationだけにとどまらず、ホテルのManagementが出来る人材が強く求められております。 この授業では、身体の実習よりも頭脳の実習を行うことを主眼に、ホテルのReal-Dataを極力使い、実際に自分がManagerや女将や経営者になった想定で、実学を学び実務を身に着けることを目的に構成しております。 学外実習として、都内のホテル調査を2回実施し、それぞれ調査見学して気が付いた事や感じたことを反映させる形でReportを提出していただきます。 ホテル業界を目指す方はもちろん、独立して店舗(物販、飲食etc)経営を目指している方にも必須となる実学実習です。 |
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準備学修 予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | 講義終了後は、配布資料を再読し、疑問点や分からないことがあればQ&A等を利用し解決するか、次回の授業にて疑問点を解決すること。 またNet等を利用し授業内容の更なる理解をより深める事を習慣化させること。 |
合計7.5時間 |
自習に関する一般的な指示事項 | Privateにおいて国内外のHotelやRestaurantを利用する際には、当該授業で学ぶ新たな視点や、経営者としての経営的観点で対象施設(Hotel&Restaurant)を観察する習慣をつけてください。 その日常的な積み重ねが、ただ宿泊したり食事するだけに留まらない、皆さんの感性(五感)をBrushupすることに繋がり、さらに将来に向けたCareer upの為の大きな武器になります。 |
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第1回 | 授業ガイダンス ・ ホテル業務ガイダンス ・ ホテル業知識確認 | |
第2回 | ホテル運営の基礎① 観光業界Trend ・ ホテルブランド | |
第3回 | ホテル運営の基礎➁ ホテルの組織と業務・ホテルの仕事・マネジャーの仕事 ホテル運営の基礎➂ ホテルの経営形態とホテル経営特性 |
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第4回 | 宿泊部門の運営と経営① 宿泊部門の組織と業務 宿泊部門の運営と経営➁ 宿泊部門の経営管理 ・宿泊部門の経営分析実習 |
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第5回 | 料飲部門の運営と経営① 料飲部門の組織と業務 料飲部門の運営と経営➁ 料飲部門の経営管理・料飲部門の経営分析実習 |
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第6回 | 料飲部門の運営と経営③ Menu-Engineering実習 ・Table Ware実習 | |
第7回 | 料飲部門の運営と経営➃ ABC分析演習 | |
第8回 | 料飲部門の運営と経営➄ 損益分岐点演習 ・ Server実習 | |
第9回 | 管理部門の運営と経営① 国際儀礼(Protocol) ・ SWOT分析演習 | |
第10回 | 管理部門の運営と経営➁ Risk-Management(火災と食中毒への危機管理) ・ 学内防災設備見学 | |
第11回 | 管理部門の運営と経営➂ 人材Management ・ 設備投資判断演習 | |
第12回 | ホテルと旅館① 欧米におけるホテルの発祥と歩み ・ 日本におけるホテルの導入と歩み | |
第13回 | ホテルと旅館➁ 日本の宿泊産業の発祥と歩み ・ 旅館の組織と仕組みと女将の役割 | |
第14回 | ホテル経営の基礎① Yield Management ・ Uniform System ホテル経営の基礎➁ ホテルの収益構造 ・ ホテルタイプ別経営特性 |
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第15回 | ホテル経営の基礎③ ホテルRealP/Lを用いた経営分析実習と講座総括 | |
授業の運営方法 | 講義(PP、DVDの使用)と実習(電卓必須、一部Table Ware必要) | |
課題 試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | 授業内課題は複数回予定しており、課題内容により翌週の授業内において解説及び解説資料を配布いたします。 |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
定期試験 | 40% | |
小論文・レポート | 30% | Hotelの調査Reportを2回提出 |
授業参加 | 30% | 授業内課題の提出 |
その他 | 0% |
テキスト | 全てOriginalのPP及び資料を授業時配布予定。 |
参考文献 | 初回授業で紹介いたします |
その他、履修生への注意事項 | 基本は全て対面での授業を想定しておりますが、大学側の授業運営方法等の変更に伴い、一部もしくは全体が遠隔授業を行うことになった場合は、次の内容にて授業運営を行います。 また、授業運営の都合上、授業Scheduleに関してはシラバスの記載順序とは異なる可能性がある事と、授業内容に関しても大きく変更となる場合がありますので、あらかじめご了承ください。 【授業の実施概要】 基本は対面授業を予定しておりますが、遠隔授業導入時の運営方法は次のとおりです。(併用形態もあり) 「対面授業」:一般的なSchoolingにて授業を実施いたします。 「遠隔授業」:本校のポータル機能の「授業資料」による授業資料配布及び「課題管理」による課題提出をもって授業を実施いたします。 【授業Schedule】 授業Scheduleは、初回授業時に改めてお知らせいたします。 【授業資料の配布】 「対面授業」:授業時配布いたします。 「遠隔授業」:ポータル機能の「授業資料」を利用いたします。 【授業資料掲示期間】 遠隔授業時の授業内容及び資料のポータル「授業資料」へのUpは、授業予定日(毎火曜日)の授業開始時間から翌週火曜日の授業開始時間迄の1週間といたします。 【出席確認】 「対面授業」:授業時出席確認を行います。 「遠隔授業」:出席確認は毎回の授業課題提出をもって出席といたします。 【授業課題】 「対面授業」:授業時に授業課題を説明配布いたします。 「遠隔授業」:授業課題はポータル「課題管理」にて行います。 【授業課題掲示期間】 遠隔授業時の、授業課題のポータル「課題管理」へのUpは、授業予定日(毎火曜日)の授業開始時間からその週の土曜日の24時迄の5日間といたします。 【課題提出】 「対面授業」:課題配布翌週の授業時に授業課題を提出。 「遠隔授業」:授業課題提出は前項授業課題掲示期間といたします。遅れた場合は受領できかねます。 【質疑応答】 対面授業時の質疑応答はもちろんですが、遠隔授業での質問等はポータル「Q&A」を利用して行います。 【成績評価】 「対面授業」:期末試験(40%)、2回のホテル調査Report提出(30%)、複数回の授業課題提出(30%)の三点で成績評価を行います。 「遠隔授業」:全15回の授業課題提出(70%)、2回のホテル調査Report提出(30%)で二点で成績評価を行います。 【授業基本Rule】 時間厳守、約束厳守、Rule厳守。 ❃「宿泊産業論」「ホテルマネジメント」を履修していると、より理解度が深まります |
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【観光コミュニティ学部 観光デザイン学科】 |
実務経験の概要 | ・不動産ディベロッパー企業にて、都市開発やホテル開発 ・ホテル総支配人としてのシティホテル及びリゾートホテルの運営と経営 ・ホテル部門の運営/経営責任者として、全国のグループホテルの運営及び経営の統括管理 ・企業の役員としての企業経営(開発、企画、財務、人事、営業、システム、監査、総務等) |
実務経験と授業科目との関連性 | ホテル総支配人及び企業役員としての実務経験をベースに、学問的裏付けを加えた形でのホテルの運営及び経営に関し、頭脳主体の実学実習を行う。 |