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科目名観光と鉄道
担当者曽山 毅
開講期2024年度秋学期
科目区分週間授業
履修開始年次3年
単位数2単位
授業の方法講義
授業題目「観光と鉄道」の歴史と現状について学び、鉄道が観光に果たした役割を考える。
授業の達成目標「観光と鉄道」の歴史と現状についてさまざまな角度から検討し、鉄道が観光の発展にいかに寄与してきたかを説明できるようになる。
今年度の授業内容まず「観光と鉄道」の展開を歴史的に概観する。そのうえで、「社寺参詣」「回遊列車の流行」「温泉観光地」「リゾート」「私鉄経営と観光開発」「日帰り観光」「国際観光」などを事例に取りあげ、「観光と鉄道」の歴史と現状をさまざまな角度から学ぶ。
準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間についてテキストの該当箇所を事前に読んでおいてください。 合計60時間
自習に関する一般的な指示事項毎回、課題や予習事項を提示します。
第1回観光と鉄道の授業の進め方(ガイダンス)
第2回社寺参詣と観光①「初詣」の成立と鉄道
第3回社寺参詣と観光②成田山参詣をめぐる鉄道企業間競争
第4回回遊列車の流行①さまざまな回遊列車
第5回回遊列車の流行②国有鉄道と回遊列車
第6回温泉観光地と鉄道①草津温泉と草軽交通
第7回温泉観光地と鉄道②箱根の観光開発と鉄道
第8回リゾートと鉄道①湘南の開発と鉄道
第9回リゾートと鉄道②避暑地軽井沢と鉄道
第10回私鉄経営と観光開発 小林一三と私鉄経営
第11回日帰りの「行楽」武蔵野鉄道の開業と沿線行楽地
第12回外客誘致と鉄道
第13回第二次大戦後の観光と鉄道
第14回授業全体の総括とテスト
授業の運営方法指定された教科書にもとづいて講義形式で授業を行います。なお、履修者は余裕をもって教科書を購入しておいてください。
授業では講義のあと、教科書該当部分を読解し提出シート(クイズ形式+任意感想・質問欄)を毎回提出していただきます。
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法ポータルでフィードバックします。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
その他 40% 最終テスト
授業参加 60% 毎回課題(クイズの解答)を提出。
テキスト 老川慶喜『鉄道と観光の近現代史』河出書房新社、2017年、1600円+税
参考文献 授業中に適宜指示します。
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【観光コミュニティ学部 観光デザイン学科】