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科目名祭りと文化
担当者鈴木 明子
開講期2024年度秋学期
科目区分週間授業
履修開始年次3年
単位数2単位
授業の方法講義
授業題目祭りに親しみ、活用を考える
授業の達成目標祭りの起源や歴史的変遷、観光との関連などについて理解し、説明できる。
祭りを地域や個人のアイデンティティ構築のために重要なものとして認識し、自分の意見を述べることができる。
学生自身が地域社会の一員として観光デザインの観点から、祭りを活用した具体的な提案をおこなえるよう育成する。


今年度の授業内容観光の目的が多様化したことにより、国内外で行われている祭りに参加すること自体が、主目的となっている観光もある。
本授業では、主に日本の祭りを中心に、祭りの観光資源としての可能性や、伝統文化の保存・継承方法、さらにはそれらを活用した今日の新たなイベントにみられる地域振興の動きなどについても捉えていく。
準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について授業で取り上げるテーマを事前に明示するので、あらかじめ辞書や参考文献等で予習し、予備知識を持って授業に出席すること。
授業終了後は、配布プリントや講義ノートを整理し、自分なりの理解を深めておくこと。
分からない部分について、質問できるように心がけること。
合計60時間
自習に関する一般的な指示事項紹介した参考文献は読むこと。レポートでは祭りについてのフィールドワークを課す予定なので、自分の住んでいる地域の情報に気をつけること。
様々な地域の祭りと地域再生に関するニュースなどにも気をつけること。
第1回ガイダンス(みなさんにとっての「マツリ」とは)
第2回「マツリ」とは?祭りの定義
第3回フィールドワークについて(レポートを作成するために)
第4回祭りを知るための基礎知識(暦について)
第5回年中行事の中の祭り

第6回日本でお祭り騒ぎ化している海外の行事
ハロウィン・クリスマス・バレンタイン・・・
第7回中間のまとめ(祭りの伝統と創造)
第8回祇園祭
第9回三社祭
第10回酉の市
第11回収穫祭と秋の祭り
第12回祭りの無形文化遺産化:観光との連携
第13回祭りの観光利用
第14回祭りの継承
授業の運営方法授業計画は以上の通りですが、時事に応じて変更する可能性があります。
講義形式で授業を行いますが、ときに映像資料を活用します。必要に応じて資料を配付します。
ガイダンス時に詳細を述べるので必ず出席すること。
当科目では、ポータルのQAでの報告には原則対応しないため注意すること。
忌引、実習、就活、インターン参加等による欠席、その他欠席報告や質問等は、授業時のアンケートで受け付ける。
事前報告の場合、実際に欠席となるか不明であるため、欠席後の報告を原則とすること。

対面授業実施予定であるが、社会情勢等の変化により遠隔授業実施の場合は、Microsoft Teams等によるリアルタイム授業を基本とする。
「その他、履修生への注意事項」を参照のこと。
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法授業内課題については、課題実施後の授業時間内に可能な限り講評を行う。
質問に関しては、原則授業終了時に対面で受け付ける。
授業時間内にポータルのアンケート機能において寄せられた質問や感想については、次回授業時にフィードバックを行う。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
小論文・レポート 70% 期末レポート
その他 30% 感想・リアクションペーパー他
定期試験 0% 実施しない
テキスト テキストはとくに指定しない。必要に応じて資料やレジュメを配付する。
参考文献 柳田国男『日本の祭』角川ソフィア文庫他、各社刊
田中宣一『年中行事の研究』桜楓社 1992年   福原敏男『祭礼文化史の研究』法政大学出版局 1995年  


その他、履修生への注意事項 私語厳禁。もうすぐ社会に出て行く大人として当然のマナーを守ること。

出席について
対面授業の場合、ポータルのスマホ出欠機能を原則として利用し、遅刻の確認としてのみ出席カードを併用する。 
3分の1以上欠席した場合は、多欠により、単位を認めないため注意すること。
やむを得ない欠席については欠席後に申告すること。

遠隔授業実施時の対応について
教材の配信と課題の回収はポータルを利用して行う。
Teams等大学指定の会議ツールを用いて、リアルタイムで授業を行う。
遠隔授業の出席確認は、ポータルのアンケート機能を用い、課題提出を併用して出席とする。
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【観光コミュニティ学部 観光デザイン学科】