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科目名観光財務論
担当者松澤 孝紀
開講期2024年度春学期
科目区分週間授業
履修開始年次3年
単位数2単位
授業の方法講義
授業題目(観光産業)企業における財務活動・金融活動と企業価値
授業の達成目標ホスピタリティ産業(とりわけ観光業)の行動を「数字」の面からとらえるための経営指標、財務活動や金融活動の基礎を説明できるようにする。
今年度の授業内容企業を評価するには、評価を行う者の理解の共通化のために経営の結果を「数値化」する必要がある。ホスピタリティ産業に焦点を当て、どのような経営指標を用い評価しているのか、またどのような財務状況にあるのか、どのような金融活動を行っているのかを確認する。
準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間についてシラバスに従い、予習部分に目を通しておくこと。
また、毎回課題が課されるので(復習)、期限内に提出すること。
合計60時間
自習に関する一般的な指示事項跡見ポータルにおいて事前に配布資料を掲載するので確認すること。
企業は「生き物」です。常に様々な活動を行っているため、新聞、雑誌などの経済関連の記事に目を通すこと。 
なお、企業の投資活動の基礎については、その理解を深めるために「経営財務論」とともに履修することを薦める。
第1回ガイダンス ホスピタリティ産業の位置づけ
予習:テキスト第1章
復習:課題を行う
第2回会計とファイナンスの基礎1 会計とファイナンス
予習:テキスト第2〜3章
復習:課題を行う
第3回会計とファイナンスの基礎2 ファイナンス、宿泊産業1 フレームワーク
予習:テキスト第3〜5章
復習:課題を行う
第4回宿泊産業2 レベニューマネジメント
予習:テキスト第6〜8章
復習:課題を行う
第5回宿泊産業3 原価計算
予習:テキスト第9〜10章
復習:課題を行う
第6回宿泊産業4 経営指標
予習:テキスト第11〜12章
復習:課題を行う
第7回ホスピタリティ産業(宿泊産業以外)の例
復習:課題を行う
第8回キャッシュフローと現在価値
予習:テキスト第13章
復習:課題を行う
第9回投資の意思決定
予習:テキスト第14章
復習:課題を行う
第10回リスクと資本コスト
予習:テキスト第15章
復習:課題を行う
第11回企業価値
予習:テキスト第15章
復習:課題を行う
第12回ファイナンス政策と資金調達
予習:テキスト第16〜17章
復習:課題を行う
第13回観光産業の財務
予習:各自興味のある観光関連企業の財務内容を確認しておく
復習:課題を行う
第14回総括と展望、復習
復習:試験に向けて今まで学習したポイントをまとめる
授業の運営方法講義形式で行う。ただし、理解度把握のためほぼ毎回練習問題を課すとともに適宜レポートも課す。練習問題やレポートは授業参加評価点も兼ねる(やみくもに提出すればよいというわけではないことに注意)。
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法次々回講義時に配布資料内に解説と解答を掲載する(ただし、履修聴講期間内の講義については、履修確定後に行う)。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
定期試験 60% 素点の絶対評価
小論文・レポート 15% 提出度合いと提出物の内容
授業参加 25% 理解度チェック
その他 0%
テキスト 数字でとらえるホスピタリティ 会計&ファイナンス 長谷川惠一・吉岡勉著 徳江順一郎編 産業能率大学出版部 2014年4月 ¥2,000+税 ISBN978-4-382-05707-4
参考文献 入門 コーポレートファイナンス 島義夫 日本評論社 2010年 ¥2,800+税 ISBN978-4-535-55629-4
ホスピタリティ産業の戦略と会計—サービス管理のシステム情報戦略— 吉村文雄 森山書店 2013年6月 ¥2,300+税 ISBN978-4-8394-2133-5
関連ページ 日本証券業協会
https://www.jsda.or.jp/index.html/
総務省統計局
https://www.stat.go.jp/
証券統計ポータルサイト
https://www.shouken-toukei.jp/ 
国土交通省
https://www.mlit.go.jp/
観光庁
https://www.mlit.go.jp/kankocho/
政府統計の総合窓口
https://www.e-stat.go.jp/
その他、履修生への注意事項 講義受講時の注意点
講義中の私語は慎んでください。
計算問題を解くことがあるため、√(平方根)付きの電卓をご用意ください。 

提出物の注意点
提出物の回収は跡見ポータルを利用します(場合によって講義内提出もあるが、その場合事前に通知する)。
提出には期限を設けます。
提出物には1行目に必ず学籍番号と氏名、講義日(講義回数)を明記してください。
数式などがある回答は、ワードの「数式エディタ」機能を利用したり、メモ用紙にボールペンなどで明瞭に記載し、写真:スクリーン・ショットあるいはプリンタのスキャン機能を利用しスキャンの後、ワード等に張り付けてください(写真は内容がきちんと確認できる水準で願います)。
提出期限を過ぎた提出物は、跡見ポータル各講義のQ&Aに添付して提出することを認めます。その場合は「何回目の提出物」なのかをきちんと明記してください(ただし成績評価の公平性を維持するため、減点にて評価します。また解説済みのものは評価対象外となります)。

教員への連絡など
受講生が多いため(4大学で講義を担当しております)、メールを用いた質問には以下のルールを設けます。
跡見学園女子大学所定のメールアカウントをご利用ください。
メールの件名には「各科目の名称と学籍番号氏名」を記入してください。
メールにはすぐに返信があるとは限らないことをご考慮ください。
メール内容は簡潔に願います(内容が記載されていないメールは無条件で破棄しますー添付ファイル等の確認も致しません)。
メールアドレスは以下のものとなります。
matsuzawa.takatoshi@kaishi-pu.ac.jp

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最大限に注意していただくことは、「提出するという行為を評価」するわけではありません。「提出物の内容を評価」いたします。この方針につきましては「変更の余地」はありません。
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【観光コミュニティ学部 観光デザイン学科】