科目名 | 観光とミナト |
担当者 | 鶴田 雅昭 |
開講期 | 2024年度秋学期 |
科目区分 | 週間授業 |
履修開始年次 | 3年 |
単位数 | 2単位 |
授業の方法 | 講義 |
授業題目 | 港の役割と港湾都市における観光資源の活用 |
授業の達成目標 | ミナトは諸外国との貿易の場であるとともに、異文化交流の場所としても栄えた。こうしたミナトの発展により、港湾都市から大都市や地方の中核都市へと発展したところが数多くある。そこではた海外の文化交流や、物流の拠点として機能したなかで、歴史遺産が数多く生まれ、これを観光資源として多くの観光客を集めている。この講義では、ミナト港湾としての歴史と、そこでの歴史遺産について理解し、歴史遺産の観光資源化を説明できることを目的としている。 |
今年度の授業内容 | わが国において港湾都市を代表する横浜、神戸、長崎、函館を事例として、今では歴史遺産となった居留地や租界と呼ばれる海外文化や食文化などを考察し、その観光資源としての利用について検討し、最後に空港について見ていく。 |
準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | シラバスに基づく授業への事前学習および、授業後の復習は十分に行うこと。 |
合計60時間 |
自習に関する一般的な指示事項 | 新聞を読むこと。 |
第1回 | ガイダンス(授業に関する諸注意等)および、港湾施設と空港その役割の違い |
第2回 | 首都東京と港湾都市横浜 |
第3回 | 港湾都市横浜の歴史遺産とその観光資源化 |
第4回 | 神戸港の開港とその役割 |
第5回 | 港湾都市神戸の歴史遺産とその観光資源化 |
第6回 | 長崎の歴史と港 |
第7回 | 港湾都市長崎の歴史遺産とその観光資源化 |
第8回 | 函館の歴史と港 |
第9回 | 港湾都市 函館の歴史遺産とその観光資源化 |
第10回 | 北海道の開拓と小樽港 |
第11回 | 軍港都市における食のツーリズム |
第12回 | 歴史的港湾都市と観光(外国の事例Ⅰ) |
第13回 | 日本の国際空港(羽田・成田・関空・中部) |
第14回 | 総括(コロナ後の航空産業) |
授業の運営方法 | 講義方式により、質疑応答を交えて実施する。 |
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | 授業内で数回のレポートを課す。 |