科目名 | 旅行産業論 | |
担当者 | 篠原 靖 | |
開講期 | 2024年度春学期 | |
科目区分 | 週間授業 | |
履修開始年次 | 3年 | |
単位数 | 2単位 | |
授業の方法 | 講義 | |
授業題目 | 旅行産業論 |
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授業の達成目標 | (1)コロナウイールスの世界的感染拡大は各国の観光案業に大打撃を与えました。正しく世界の観光産業は大きな変革期を迎えています。こうした環境下での日本の観光産業の立て直しと未来型の旅行産業の在り方や課題を学びます。 (2)最新の旅行情報システムに関するプログラム(オンライン予約や決済、旅行情報の提供等)の紹介や次世代に向けたIAを導入した未来形情報システム開発に関しての 期待と課題を共有し10年後の旅行業のあるべき姿を学びます。 (3)アフタ―コロナのインバウンド市場(外国人観光客市場)に関し政府が推進する新観光立国戦略プログラムや旅行業各社の先進的なビジネスモデルを学びます。 (4)旧来の「総合型旅行会社」と新たに業界に参入しOTA(Online Travel Agent)インターネット上だけで取引を行う旅行会社の双方の強みと弱み、更には異業種との提携を行う新たな旅行業の付加価値創造を学びます。 (5)政府の重要課題である地方創生では定住人口から交流人口への変革が求められています。地方経済と観光の関係を理解して旅行会社が取り組む地域振興にたな旅行産業の市場拡大の手法を学びます。 |
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今年度の授業内容 | 世界の観光客から訪れたい国、NO1の日本であるが、魅力的な観光コンテンツの豊富さと相俟って、大切になるのは様々な観光地における新たな地域資源の磨き上げや再編集など受け入れ態勢の整備、更には若年層の労働力不足、周辺地域との連携不足など様々な課題を抱えている。本授業においてはこれらの課題に対し前向きにチャレンジし、日々努力をされている旅行産業の最新の動きや各種政策の考え方や観光産業が抱える現場の課題を共有し、次なる観光立国の構築に向けての意味を理解する。 | |
準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | 詳しい運営方についてはポータルサイトの授業連絡にて指示いたします。コロナ禍の環境ではありますが、本来皆さんが本教科の履修により学習すべきポンイントが十分に理解できる様、様々な工夫を凝らし授業を進めて行きます。準備学修(予習・復習等)の具体的な内容及びそれに必要な時間について準備学修 授業内で解説する観光産業界における様々な課題に関して必要に知識を得るための課題図書を設定します。合計15時間程度 |
合計60時間 |
自習に関する一般的な指示事項 | 1、詳しい運営方についてはポータルサイトの授業連絡にて指示いたします。こまめにチェックをお願いします。 2、教材として適宜課題図書を指定します。 3、ポータルサイトの課題管理機能を利用し資料配布や課題の提出を行います。 4、受講生の希望があれば個別に遠隔で質門に答えます。 |
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第1回 | ガイダンス :コロナ感染症により大きな変革期を迎えている日本の観光。今後の旅行マーケットや政府が考える次世代の日本の観光戦略の概要を解説し半年間の授業計画を明示します。 | |
第2回 | 旅行産業の成り立ちと歴史を学ぶ | |
第3回 | 旅行産業の分類とそれぞれの事業の役割を学ぶ | |
第4回 | 観光庁連携:課題解決型授業 (政府の具体的なインバウンド戦略) | |
第5回 | 日本の観光戦略の理解(日本経済の屋台骨としての観光産業と観光による地域活性化) | |
第6回 | 企業連携:課題解決型授業:大手旅行会社のアフターコロナの企業戦略(旅行産業の課題と将来を考える) | |
第7回 | 企業連携:課題解決型授業:旅行マーケティングの観点(対象ターゲットの選定・ポジショニング)旅行商品プランの評価ポイント(独自性・社会的価値・経済的価値・実現可能性) |
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第8回 | 中間総括講義 | |
第9回 | 旧来の「総合型旅行会社」とOTA(Online Travel Agent)について | |
第10回 | 旅行産業における情報システム(消費者動向と業界の情報システム)第10回 | |
第11回 | 旅行産業における情報システム(消費者動向と業界の情報システム)旅行産業における情報システム(消費者動向と業界の情報システム) | |
第12回 | 国民の旅行離れとインバウンド市場の現状と課題 | |
第13回 | 企業連携:課題解決型授業:学んだ旅行産業の課題を解決するための課題提案を実習します。 | |
第14回 | 総括講義:学びの振り返り | |
授業の運営方法 | 外部ゲスト講師の招聘を含め受講生の皆さんが楽しく旅行産業の楽しさや課題を理解できるように授業を進めていきます。課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法 | |
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | 課題 ①毎回の授業終了時には質問などの時間を確保し授業の理解度を深める体制を確立しています。 ②講座会期中に2~3回の小レポートの提出を求めます。提出はポータルの課題提出機能を利用します。 ③授業時間以外で受講生からの個別の指導の希望があればZOOMの遠隔機能で出来る限り対応します。 |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
定期試験 | 40% | 講座全体の理解度を評価します。 |
小論文・レポート | 20% | 理解を深めるための小レポートの作成で評価します。 |
授業参加 | 30% | 出席を重んじます。 |
その他 | 10% | 理解を深めるための小レポートの作成で評価します。 |
テキスト | 授業テーマに即したテキストをその都度紹介します。 |
参考文献 | 自治問題に即した文献を適宜紹介します。 |
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