科目名 | 航空産業論 | |
担当者 | 鶴田 雅昭 | |
開講期 | 2024年度春学期 | |
科目区分 | 週間授業 | |
履修開始年次 | 3年 | |
単位数 | 2単位 | |
授業の方法 | 講義 | |
授業題目 | 航空規制緩和と大競争時代の航空会社経営 | |
授業の達成目標 | 規制緩和・自由化の進展に伴って航空会社の経営環境がどの様に変化し、そのなかでどの様な課題が新たに生じ、それに航空各社が如何に取り組んでいるかを理解することによって、航空会社の業務に関する基礎的な知識の修得を目的とする。 | |
今年度の授業内容 | この授業は、観光の主要産業である航空産業にについて、その成り立ちと仕組み、規制産業から規制緩和・自由化への流れにおける業界構造の変化、コロナを踏まえた将来の問題などを理解し、航空面での観光デザイン能力を高めることを目的とする。 具体的には①国内外の航空輸送の枠組みや制度の変化、②航空産業の市場の動向、③航空会社の経営環境変化とその対応、④航空政策や空港政策に関する経済理論と実務知識を修得する。規制緩和の産物としての格安航空会社(LCC)の経営についても事例研究を行う。 |
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準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | シラバスをもとに事前の学習や授業後の復習を十分に行ってください。 | 合計60時間 |
自習に関する一般的な指示事項 | 航空会社に関する新聞記事は必ず読むこと。 | |
第1回 | ガイダンス(授業に関する諸注意等) | |
第2回 | 航空産業の歴史 | |
第3回 | シカゴ体制とIATA | |
第4回 | 米国・欧州の航空規制緩和 | |
第5回 | 日本の航空規制緩和と業界の再編 | |
第6回 | 航空会社とアライアンス | |
第7回 | LCCとレガシーキャリア | |
第8回 | 航空会社のCRS戦略 | |
第9回 | 航空会社のCSとブランド戦略 | |
第10回 | プライシングとレベニュー・マネジメント | |
第11回 | FFPとデータペンスマーケティング | |
第12回 | 日本の空港政策 | |
第13回 | 授業内試験 | |
第14回 | コロナ後の航空産業 | |
授業の運営方法 | 講義方式を中心に、質疑応答を交えながら行います。 | |
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | 課題提出を含む授業参加と授業内で実施する試験を持って評価する。 |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
授業参加 | 20% | 課題レポートその他 |
その他 | 80% | 授業内試験 |
テキスト | 使用しない。 |
参考文献 | スティーヴン ・ショー 『航空の経営とマーケティング』成山堂、2009年12月、2,800円 塩谷さやか『新規航空会社事業成立の研究』中央経済社、2008年3月、3,400円 |
関連ページ | スターアライアンス(http://www.staralliance.com/ja/) 日本航空(http://www.jal.com/ja/) |
その他、履修生への注意事項 | 授業は教室での座学を基本としています。教室では遅刻・授業中の私語や飲食は厳禁です。特に飲食は発見し次第、退出を命じることがあります。携帯はマナーモードにしておくこと。受講時の飲食は厳禁とします。 |
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【観光コミュニティ学部 観光デザイン学科】 |