科目名 | グローバルツーリズム | |
担当者 | 守屋 邦彦 | |
開講期 | 2024年度春学期 | |
科目区分 | 週間授業 | |
履修開始年次 | 3年 | |
単位数 | 2単位 | |
授業の方法 | 講義 | |
授業題目 | グローバルツーリズム/国際観光政策論 | |
授業の達成目標 | 日本の観光政策、観光地づくりの概要を理解した上で各国・地域の観光政策を学び、国際的な視点から、観光政策の意義や国・地域の状況による差異などを理解し、説明出来るようになる。 | |
今年度の授業内容 | まず、日本がどのような国際観光政策に取組んできたかの変遷を学ぶとともに、日本人の海外旅行や訪日外国人旅行者の状況、世界の観光の状況について学びます。 その上で、世界の観光政策、また世界の観光地がどのような状況となっているのかを学びます。その中で、常に先駆的な政策を展開しているハワイについて深掘りしていきます。 そして、国際的な視点で見た日本の観光地の状況と、世界の観光地との比較の中で、どのようなことに取組んでいくべきかを考えていきます。 |
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準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | 海外の主な国・地域(アメリカ・カナダ/イギリス・フランス・イタリア/オーストラリア・ニュージーランド/韓国・台湾・タイ・シンガポールなど)について、地理的な知識や観光の概況などを事前に学習しておくこと。 | 合計60時間 |
自習に関する一般的な指示事項 | 海外における観光振興の取組みに関して、インターネットからの情報だけでなく雑誌や記事に積極的に目を通し、日本との違いなどについて自分なりにまとめておくこと。 | |
第1回 | 講義概要の説明 本講義の狙いや各回の講義概要について概説する。 |
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第2回 | 日本の国際観光政策 日本がこれまでにどのような国際観光に関する政策を展開してきたのか、その変遷を学ぶ。 |
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第3回 | 日本人の海外旅行の動向 日本人の海外旅行市場の変遷や海外旅行の特性などについて学ぶ。 |
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第4回 | 訪日外国人旅行の動向(1) 日本を訪れる外国人旅行市場(主にアジア)の変遷や特性などについて学ぶ。 |
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第5回 | 訪日外国人旅行の動向(2) 日本を訪れる外国人旅行市場(主に欧米豪)の変遷や特性などについて学ぶ。 |
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第6回 | 世界の観光動向 世界的な観光の動向、新型コロナウイルス感染拡大からの回復の状況などについて学ぶ。 |
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第7回 | 世界の観光政策(1) 主にヨーロッパの観光政策について、新型コロナウイルス感染拡大後の現状について学ぶ。 |
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第8回 | 世界の観光政策(2) 主にアジアの観光政策について、新型コロナウイルス感染拡大後の現状について学ぶ。 |
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第9回 | 世界の観光政策(3) 世界有数の観光地であるハワイの観光政策について、その変遷を学ぶ。 |
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第10回 | 世界の観光政策(4) 世界有数の観光地であるハワイの観光政策について、新型コロナウイルス感染拡大後の現状について学ぶ。 |
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第11回 | 世界の主要な観光地(1) 主にアメリカ、ヨーロッパの観光地について学ぶ。 |
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第12回 | 世界の主要な観光地(2) 主にアジア、オセアニアの観光地について学ぶ。 |
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第13回 | 世界に誇れる日本の観光地 温泉観光地や歴史観光地、世界遺産や国立公園について学ぶ。 |
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第14回 | 総括講義 これまでの講義を振り返りながら、世界の観光地と日本の観光地の状況を比較し、日本の観光地において必要となる取組みについて学ぶ。 |
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授業の運営方法 | 本講義は全14回オンライン授業となります。実施は、Microsoft Teamsによるリアルタイム授業を基本とします(チームコードは事前に通知する)。具体的な内容は「その他、履修生への注意事項」を参照のこと。 海外の観光地については、実際に訪れた観光地を中心にビジュアルや体験を交えて講義を行うことで、具体的にイメージできるようにしていきます。また、日本の観光地と比較していくことで、国際的な視点から観光政策を考えられるようにしていきます。 なお、学生の理解度及び講義の進捗状況等により講義内容・順番は変更することがあります。 |
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課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | 各回の最後に提出を求めるコメントシートでの記載内容に対して、次回講義の最初に講評を行う。 |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
定期試験 | 0% | 実施しない |
小論文・レポート | 65% | 期末のレポートにより、本講座で学んだ知識についての理解度を確認・評価 |
授業参加 | 35% | 各回講義後に提出を求めるコメントシートの提出状況と内容により評価 |
その他 | 0% | 実施しない |
テキスト | 適宜、資料を配布する。 |
参考文献 | 観光白書 https://www.mlit.go.jp/statistics/fi le000008.html 『美しき日本-旅の風光』(公財)日本交通公社監修/JTBパブリッシング/2014年 |
関連ページ | 観光庁 https://www.mlit.go.jp/kankocho/index.htm 日本政府観光局(JNTO) https://www.jnto.go.jp/jpn/ |
その他、履修生への注意事項 | 本講義は遠隔(オンライン、Microsoft Teams利用)形式でリアルタイムで行います。初回授業の前に履修生宛にTeamsのコードを伝えるので、授業の日にTeamsにアクセスし、コード入力をしてチームに参加してください。 授業終了後にTeams「課題」によりコメントシートを配布しますので、同シートを〆切までに提出することで出席とします。 遠隔授業ではありますが、私語やその他の学生の迷惑になる言動は退室を命じる場合があります。 |
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【観光コミュニティ学部 観光デザイン学科】 |