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科目名基礎ゼミナール(観光)
担当者河村 英和
開講期2024年度春学期
科目区分週間授業
履修開始年次2年
単位数2単位
授業の方法演習
授業題目和の空間と洋の空間
授業の達成目標バブル期は西洋かぶれ・西洋の物まねをした商業施設が数多く派生した。今なおそれらは進化し続ける一方、2010年代より、和の伝統を重視したデザインを施した施設や古民家や昭和レトロ建築のリノベーション再生事例も増えている。過去と現状を比較しながら、建築とインテリアの観点から、本物と偽物を見極め、日本の商業施設のデザインの理想的な在り方を考える。論文作成などの学術活動に際して必要な研究倫理を身につける。
今年度の授業内容日本において、西洋の物まね建築が顕著な施設に、邸宅型ウェディング施設やチャペルがある。それについての是非を考えながら、西洋建築史の基礎知識も習得する。
準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間についてたくさん英語+第2外国語にふれて、情報源が日本語だけにならないようにしてください。ネット検索するときは、日本語だけではなく欧文でも検索をかけてみてください。毎日5分でよいです。授業の前後で授業にでてきた気になったトピックをアルファベットで検索してください。 合計15時間
自習に関する一般的な指示事項情報源は必ず一次ソース(例えば、ネット情報では、対象施設のオフィシャルサイトは必須)をまず含めることを肝に銘じること。
第1回東京ディズニーシーの「メディテレーニアンハーバー」(イタリア建築・町並みを模倣したエリア)について語り合いましょう(討論)
第2回西洋のモノマネをしている国内のホテルについて
第3回和を意識しているデザインのホテルについて
第4回西洋建築を真似た日本のウェディング施設について(テキスト輪読)
第5回西洋建築を真似た日本のウェディング施設について(テキスト輪読)
第6回西洋建築を真似た日本のウェディング施設について(テキスト輪読)
第7回西洋建築を真似た日本のウェディング施設について(テキスト輪読)
第8回西洋建築を真似た日本のウェディング施設について(テキスト輪読)
第9回悪趣味・キッチュ・バッドテイストについて(討論)
第10回本物と偽物について(討論)
第11回各自の課題(レポートのテーマ)の決定
第12回各自発表
第13回各自発表
第14回各自発表(または校外見学)
授業の運営方法テキスト輪読や討論を通じ、各自の調査テーマをを紹介・発表する。時間が許せば、そのなかから、大学から適度な距離にある場所で、受講者の投票で選ばれたスポットを皆で見学にいく。発表内容はレポートとして後日必ず提出すること。
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法期末レポートとは別途、授業のテーマに即した宿題(小課題)を時折出します。みなさんの回答をもとに、次回の授業で紹介・解説・コメントをします。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
定期試験 0% 実施しない
小論文・レポート 30% レポートの提出(提出がない場合は採点対象にならず、不合格判定となるので注意)
授業参加 70% 態度、輪読の明瞭さ、討論の熱意、テーマ設定のアイディア、課題の発表内容とプレゼン力など総合的に評価。
その他 0% 欠席時の証明書等の提出連絡は不要です。事務手続きの時間は読書や散歩など有意義な時間に使いましょう。
テキスト 五十嵐太郎『結婚式教会の誕生』春秋社、2007年( ISBN-13 : ‎ 978-4393332696)
参考文献 五十嵐太郎『結婚式教会の誕生』春秋社、2007年( ISBN-13 : ‎ 978-4393332696)
関連ページ 中川理『偽装するニッポン―公共施設のディズニーランダゼイション』彰国社、1996年( ISBN-13‏ : ‎ 978-4395004355)
その他、履修生への注意事項 輪読・討論などの受講態度が優れていても、発表とレポート提出の双方を行っていないと不合格判定になるので注意。

※出席管理や課題の発表・回収、資料配布は、Teams上で行います。大学から配布されているMicrosoft365のアカウントを取り、Teams(無料版ではなくて大学版)をインストールしておいてください。

評価は出席と課題(小レポート)の内容によって総合的に判断します。

※質問や問い合わせはポータルを使用せず、直接メールkawamura@atomi.ac.jp またはTeamsの一般投稿欄の書き込みでお願いします。
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【観光コミュニティ学部 観光デザイン学科】