科目名 | 基礎ゼミナール(観光) | |
担当者 | 小関 孝子 | |
開講期 | 2024年度春学期 | |
科目区分 | 週間授業 | |
履修開始年次 | 2年 | |
単位数 | 2単位 | |
授業の方法 | 演習 | |
授業題目 | 都市とにぎわいの社会史Ⅰ《基礎編》 | |
授業の達成目標 | 自らの眼で現場を調査し、課題を発見する力を身につけます。学外でのフィールド調査を学問的な「問い」に結びつけるためには、事前調査→フィールド調査→振り返り考察する、というプロセスが不可欠です。この演習では、フィールド調査から何を持ち帰り、考察し、何を疑問に感じるのか?という、「問い」につなげるプロセスを体得することを目指します。論文作成などの学術活動に際して必要な研究倫理を身につける。 | |
今年度の授業内容 | 基礎ゼミナールでは「調査方法を理解する」ということを学修のねらいとして設定します。自分が関心のあるテーマをレポートや論文にまとめるには調べる作業が重要なのですが、調べ方には基本的なルールがあります。基礎ゼミナールを通じて調査方法の基本を理解してもらいます。 前半は、テキストや具体的な調査事例をもとに「調べ方」についての基本を学びます。後半は、各自が学外実習を予定している施設や地域について調査し、発表してもらいます。施設と地域の関係性についてプレゼンした後で、メンバー全員でディスカッションをおこないます。学外実習での経験を学問的な問いに結びつけるためにも、事前調査は不可欠です。①事前調査、②学外実習、③実習を振り返り考察する、というプロセスを経て、はじめて学外実習が有意義なものになります。なお、学外実習終了後には、ゼミメンバー全員による報告会を開催します。 学外実習は、特定の地域に赴き自分の目と足で調査をする「フィールド調査」を予定しています。本年度は宿泊を伴う「熱海」での研修を予定しています。 |
|
準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | テキストを熟読し、レジュメを作成すること。授業後はディスカッションの内容を整理しておくこと。期末レポート(書評)執筆の準備をすすること。 | 合計15時間 |
自習に関する一般的な指示事項 | テキストおよび授業紹介する文献を授業までに読んでおくこと。読んでいることを前提に授業が進んでいきます。 | |
第1回 | 都市とにぎわいの社会史とは、テキスト解説 | |
第2回 | 質的調査、量的調査、文献調査、フィールドワーク | |
第3回 | 銀座研究概論、書評の書き方 | |
第4回 | 文献講読 第1章(2人) | |
第5回 | 文献講読 第2章(2人) | |
第6回 | 文献講読 第3章(2人) | |
第7回 | 文献講読 第4章(2人) | |
第8回 | 文献講読 第5章(3人) | |
第9回 | 文献講読 第6章(3人) | |
第10回 | 文献講読 第7章(2人) | |
第11回 | 文献講読 あとがきにかえて(2人) | |
第12回 | 熱海研究 調査計画① 事前レクチャー ※外部講師招聘 | |
第13回 | 熱海研究 調査計画② 宿泊先選び | |
第14回 | 熱海研究 調査計画③ 旅程表作成 | |
授業の運営方法 | 対面による演習形式です。履修生の発言の場、資料共有の場としてTeamsを併用します。 | |
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | Teamsの課題フィードバック機能を使用します。 |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
授業参加 | 50% | 授業内での発表内容ならびにディスカッションでの発言頻度で評価します。 |
小論文・レポート | 50% | 期末レポート(書評)で評価します。 |
テキスト | 小関孝子『夜の銀座史―明治・大正・昭和を生きた女給たち』ミネルヴァ書房、2023年。 |
参考文献 | 授業内で適宜紹介する。 |
その他、履修生への注意事項 | 【授業の実施方法】 対面による演習形式です。 ※外部講師招聘を予定しています。 ※時間割以外のゼミ活動であっても、学生は積極的かつ主体的な参加が要求されます。 ※学外実習(宿泊を伴う場合もあります)では、別途費用が掛かることがあります。 |
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【観光コミュニティ学部 観光デザイン学科】 |