科目名 | 基礎ゼミナール(観光) | |
担当者 | 磯貝 政弘 | |
開講期 | 2024年度春学期 | |
科目区分 | 週間授業 | |
履修開始年次 | 2年 | |
単位数 | 2単位 | |
授業の方法 | 演習 | |
授業題目 | 情報社会と観光デザイン | |
授業の達成目標 | 基礎ゼミナールは、1年次に履修した基礎的な科目の学習をふまえ、研究の基礎的知識と方法論を学び、学外実習を体験し、後期課程の演習につなげる科目です。 本ゼミナールは、次の5点を目標に進めていきます。 (1)現在の「観光」の意義を歴史的、社会的な文脈のなかでしっかりと理解し、「観光デザイナー」としての基本的教養を身につけること=観光デザイナーとしての基礎体力(=知力)づくり。 (2)観光デザイナーとしての情報処理能力(素材を評価する能力、素材の編集能力、商品の魅力を表現する能力、メディア対応能力および市場動向を分析・予測する能力など)のトレーニング。 (3)観光デザイナーとして事業を遂行するための基礎的なマネジメント能力の養成。 (4)自分の力で常に考える姿勢を身につけ、考えたことを自分の言葉で簡潔に伝えられるプレゼンテーション能力の養成。 (5)論理的な文章表現が出来る力の養成。論文作成などの学術活動に際して必要な研究倫理を身につける。 |
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今年度の授業内容 | 前半は指定するテキストを使い、読解力と自分で考える力を養います。そのうえで、観光行動の原点に関する考察を行います。また、情報メディアの発達、消費社会化の進展と観光地の生成、発展という近代における観光の大衆化の歴史をスイス、ハワイなどの事例を通して理解し、観光における「情報」の重要性と観光デザインとは何かについての基礎的な学習をします。 後半は、学外実習にむけた準備期間とします。実習先の選定、実習先について調査を行います。また、社会常識、礼儀、マナーも身につけられるようにします。 |
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準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | レポート等課題回収後、特徴的な見解の紹介や典型的な誤解について解説する。 | 合計15時間 |
自習に関する一般的な指示事項 | 面白そうな図書を随時紹介しますので、時間の許す限り、読書に励んでください。 学外実習先では「跡見」の学生としての礼儀・マナーをわきまえ(受けた指導を思い出して)行動して下さい。 |
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第1回 | イントロダクション(自己紹介、ゼミの進め方、指定図書の紹介など) | |
第2回 | 指定テキスト輪読(1) | |
第3回 | 指定テキスト輪読(2) | |
第4回 | 指定テキスト読後の小研究発表(1) | |
第5回 | 指定テキスト輪読後の小研究発表(2) | |
第6回 | ホームページ研究(1)日本政府観光局 | |
第7回 | ホームページ研究(2)在日各国観光局 | |
第8回 | ホームページ研究(3)デスティネーション別専門サイト | |
第9回 | 学外実習準備(1)学外実習先の紹介 | |
第10回 | 学外実習準備(2)履歴書などの書き方 | |
第11回 | 学外実習準備(3)社会人としてのマナー | |
第12回 | 学外実習準備(4)学外実習先研究 | |
第13回 | 学外実習準備(5)学外実習レポートの書き方 | |
第14回 | 学外実習準備(6)実習成果発表の練習 | |
授業の運営方法 | 観光における情報の役割とマーケティングの考え方を、テキスト購読などで学びます。また、夏休みに実施する予定の学外実習の準備とその成果発表のための準備も行います。 | |
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | 課題(試験やレポート)回収後、特徴的な見解の紹介や典型的な誤解について解説する。 |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
定期試験 | 0% | 実施しない |
小論文・レポート | 20% | 随時出題する小論文・レポート |
授業参加 | 80% | 授業参加(課題提出や発表、学外実習など) |
その他 | 0% | 実施しない |
テキスト | 随時プリントを配布。 |
参考文献 | 『私の東京地図』/小林信彦著/ちくま文庫/2017年/本体720円 『みなかみ紀行』/若山牧水著/岩波文庫/2002年/本体640円 |
その他、履修生への注意事項 | 授業での発表、レポート提出、学外実習(必修)の全体を評価するので、積極的な心構えで授業に臨んでください。 |
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【観光コミュニティ学部 観光デザイン学科】 |