[戻る]
科目名宿泊産業論
担当者小関 孝子
開講期2024年度春学期
科目区分週間授業
履修開始年次1年
単位数2単位
授業の方法講義
授業題目観光と宿泊ビジネスの関係をひも解く
授業の達成目標一般的なホテルと旅館の違いや共通点を理解したうえで、現在多様な宿泊施設が登場している背景を観光の動向と関連付けて説明することができる。
今年度の授業内容この授業では、国内外の宿泊施設に関わる基礎的な知識を幅広く学びます。各国において多様な宿泊形態が出現した社会的背景や宿泊産業の現況と将来像に関わる知識を身につけ、観光デザイン能力を高めることを目的とします。また、宿泊という行為と、宿泊施設という不動産、その施設がある地域、という要素を分解してイメージできることを目指します。具体的には、まず代表的なシティホテルをモデルケースとして扱い、実務的知識を修得します。次いで、リゾートホテルや和風旅館、ペンション、民宿、オーベルジュなど、多様な種類の宿泊施設と関連する料飲、宴会ビジネスの経営やマーケティングについて理解し、応用力を高めます。
準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について授業で紹介する具体的なホテル・旅館について調べ、ノートに情報を加えてください。本授業ではノートテイキングが極めて重要です。自分だけのノートが出来上がっていく過程を大切にしてください。毎回授業後に①授業内容の要点、②授業を受けて考えたこと、の2点をポータルに記入してください。 合計60時間
自習に関する一般的な指示事項授業内課題の「首都圏ホテル立地調べ」を応用し、他の地域や他の項目を加えていきましょう。ホテル関するオリジナルデータベースの作成をしてください。
第1回観光と宿泊
第2回「泊まる」を学ぶ
第3回首都圏の主なホテルとその立地
第4回ホテルと旅館:法律、定義、サービスの違い
第5回ホテル・旅館以外の宿泊業
第6回宿泊業の歴史1 ホテルの歴史
第7回ホテルの婚礼部門とブライダル業界
第8回ブライダル業界の動向と仕事内容
第9回宿泊業の歴史2 旅館の歴史
第10回事例研究:箱根の多様な宿泊施設
第11回ホテルの種類とグローバルチェーン
第12回ホテルの仕事:ホテル業界が求める人材とは
第13回映画で考えるホテルの仕事と組織
第14回ホテルビジネスの基礎用語、情報収集のしかた
授業の運営方法パワーポイントを使った対面による講義形式です。
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法毎回授業の冒頭に、前週の授業コメントへのフィードバック、講評を行います。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
授業参加 70% 授業後のコメントと課題の提出頻度および内容で評価します。
その他 30% 「首都圏ホテル立地調べ」を授業期間内に提出してもらいます
テキスト 特になし
参考文献 徳江順一郎編著『宿泊産業論 ―ホテルと旅館の事業展開―』創成社、2020
その他、履修生への注意事項 【出欠の取り方】
授業終了後にコメントをポータルに提出することをもって出席とします。

【授業の実施方法】
対面授業です。授業内容にあわせて、Teamsを併用します。

※外部講師招聘を予定しています。
※ノートテイキングを徹底しましょう。

卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【観光コミュニティ学部 観光デザイン学科】
実務経験の概要 企業マーケティング担当者
実務経験と授業科目との関連性 商業施設開発および商品開発について、マーケティング実務経験者の視点から論じることができる。