科目名 | 観光交通論 | |
担当者 | 曽山 毅 | |
開講期 | 2024年度春学期 | |
科目区分 | 週間授業 | |
履修開始年次 | 1年 | |
単位数 | 2単位 | |
授業の方法 | 講義 | |
授業題目 | 観光と交通の相互関係とその歴史的展開 | |
授業の達成目標 | ①観光交通と一般交通の共通点と相違点を説明できる。②近代交通が観光事業の発展にどのように寄与したかを説明できる。③現代観光において交通機関が果たす役割について各交通機関ごとにその特性をとらえながら説明できる。④観光政策と交通政策の関係について説明できる。 | |
今年度の授業内容 | 人の移動をともなう観光において、移動手段となる交通機関全般に関してその歴史と現状を理解し、観光について学ぶうえで必須となる基礎知識の習得を目指す。具体的には①鉄道②船舶・クルーズ③バス・自家用車・レンタカー④遊覧船・山岳交通機関⑤航空などのさまざまな観光交通手段の発達の歴史、技術、経営について概観する。また観光政策と交通政策の関係についても考えてみたい。 | |
準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | 授業で必要な予習・復習を指示する。 | 合計60時間 |
自習に関する一般的な指示事項 | 毎回、課題や予習事項を提示する。 | |
第1回 | 近代観光と交通(ガイダンス) | |
第2回 | 日本における鉄道の発達 明治の近代化における鉄道の役割を考える。東海道線の開通と5大私鉄についてもふれる。 |
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第3回 | 鉄道の確立(イギリス) イギリスで確立した鉄道技術について考える。レールとレールゲージについてもふれる。 |
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第4回 | トマス・クックと鉄道、旅行 近代旅行業を確立したトマス・クックの功績について考える |
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第5回 | 鉄道と参詣 鉄道とくに電車と参詣の関係について考える。 |
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第6回 | 私鉄経営と沿線開発 日本に特徴的な私鉄の沿線経営について旅客輸送の創出という視点から考える。 |
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第7回 | 船舶輸送と観光① 船舶による近代旅客輸送と観光 |
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第8回 | 船舶輸送と観光② クルーズについて。 |
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第9回 | 遊覧船、山岳交通機関と観光 |
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第10回 | 自動車交通の発達と観光 | |
第11回 | 航空と観光① 航空の歴史と旅客輸送。視聴覚教材の鑑賞と討議 |
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第12回 | 航空と観光② 日本における航空の歴史と観光。 |
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第13回 | 航空と観光③ 航空と観光開発(沖縄、北海道)。 |
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第14回 | これまでの授業の総括、テストの実施 | |
授業の運営方法 | パワーポイントを使用した講義形式で行います。 | |
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | ポータルを使用して行います。 |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
授業参加 | 60% | 毎時間実施する理解度を測るクイズ。 |
その他 | 40% | 最終回のテスト |
テキスト | とくになし。 |
参考文献 | 授業中に適宜指示します。 |
その他、履修生への注意事項 | |
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【観光コミュニティ学部 観光デザイン学科】 |