科目名 | 観光デザイン入門 | |||
担当者 | 篠原 靖 | |||
開講期 | 2024年度春学期 | |||
科目区分 | 週間授業 | |||
履修開始年次 | 1年 | |||
単位数 | 2単位 | |||
授業の方法 | 講義 | |||
授業題目 | 観光デザイン入門 | |||
授業の達成目標 | 2,観光とコミュニティの活性化に取り組むことができる能力を開発する。 3,学識や技能を修得し、観光を実践的にデザインする能力を開発する。 4,観光に関連する各業界が抱える問題を発見し、解決する能力を育成する。 5、観光事業を円滑に推進するマネジメント能力育成する。 (1)これから大学で観光を学ぶ上での基礎知識をわかりやすく解説し,観光の楽しさや奥の深さを理解します (2)日本の経済成長と観光の関係を学びアフターコロナ時代の新たな観光役割と最新の政策を学びます。 (3)観光まちづくりの観光による地域活性化の関係性を全国各地の先進事例を明示し地方部における観光による地方活性化を学びます。 (4)日本の観光戦略とインバウンド戦略(外国人観光客誘客戦略)を学びます。 (5)観光人材に必要となる力( 情報収集力、企画立案力、発想力、構想力、プレゼンテーション能力、マネジメント能力等)を育成します。 |
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今年度の授業内容 | 観光デザインとは単に観光をアレンジすると言う事では無く、全国各地に眠る地域の文化・歴史・食・しきたり等を変化に富む日本の四季の中で編集し日本の素晴らしい魅力を世界に発信していく事を指します。また観光による地域活性化とは何か?日本の観光立国推進の国家戦略の背景を解説し、地域経済や雇用を活性化できる観光の経済効果を分かり易く学びます。全14コマのカリキュラムはこれらを立体的に学べるように設計されています。 | |||
準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | 毎回の授業終了後に受講した学びのポンインをコメントペーパーに記載し提出していただきます。 授業内で解説する観光における様々な課題に関して必要な知識を得るための課題図書を適宜設定します。 合計15時間程度 |
合計60時間 | ||
自習に関する一般的な指示事項 | 1、ポータルサイトの授業連絡にて指示いたします。こまめにチェックをお願いします。 2、教材として適宜課題図書を指定します。 3、ポータルサイトの課題管理機能を利用し資料配布や課題の提出を行います。 4、受講生の好奇心を刺激し、自ら考え疑問を抱いてください。どの様な質問にも対応します。 5,担当教員の豊富な実務経験と様々な知見をベースに実務家教員ならではの最新の観光動向を捉えた実践的な講義を行います。 |
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第1回 | ガイダンス:これから観光を学ぶ皆さんへ「観光をデザインする」とは何か? | |||
第2回 | 日本経済の現状と観光の位置づけ(日本は観光立国を目指しているのか?) | |||
第3回 | 観光の経済効果、生産波及効果と他産業との関係性について | |||
第4回 | 従来の日本の観光政策の反省と持続可能な観光の在り方(環境を考慮したオーバーツーリズム対策) | |||
第5回 | 地方創生と観光の関係 地域の魅力を活かした観光まちづくりへ(地域における観光デザイン力) | |||
第6回 | 地域の魅力を活かした観光まちづくりへ(地域における観光デザイン力) *北海道の観光デザイン | |||
第7回 | 地域の魅力を活かした観光まちづくりへ(地域における観光デザイン力) *東北地方の観光デザイン | |||
第8回 | 地域の魅力を活かした観光まちづくり(地域における観光デザイン力)*首都東京の観光デザイン | |||
第9回 | 地域の魅力を活かした観光まちづくりへ(地域における観光デザイン力) *北陸・中部・関西の観光デザイン | |||
第10回 | 地域の魅力を活かした観光まちづくりへ(地域における観光デザイン力) *中国・四国 ・九州・沖縄地方の観光デザイン | |||
第11回 | 世界各国の先進的観光デザイン ユニバーサルツーリズム・都市計画と観光 | |||
第12回 | 旅行業各社の観光デザ戦略を学ぶ(旅行と地域活性化) |
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第13回 | 総括講義 観光立国の推進と日本の観光デザインのあるべき姿について (観光立国推進のために) | |||
第14回 | 総括講義 総括レポートの作成に関する解説 | |||
授業の運営方法 | 詳しい運営方についてはポータルサイトの授業連絡にて指示いたします。こまめにチェックをお願いします。 | |||
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | ①毎回の授業終了時には質問などの時間を確保し授業の理解度を深める体制を確立しています。 ②講座会期中に2~3回の小レポートの提出を求めます。提出はポータルの課題提出機能を利用します。 ③授業時間以外で受講生からの個別の指導の希望があればZOOMの遠隔機能で出来る限り対応します。成績評価の方法 ※次の評価基準・割合に基づき評価されます。 |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
定期試験 | 40% | 講座全体の理解度を課題作成により評価します。 |
小論文・レポート | 20% | 理解を深めるためのコメントペーパーや中間レポートで評価します。 |
授業参加 | 30% | 出席を重んじます。 |
その他 | 10% | 出席を重んじます。 |
テキスト | 授業時に適宜指示します。 |
参考文献 | 授業時に適宜指示します。 |
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その他、履修生への注意事項 | 本科目は卒業要件になる1年生の必修授業です。4年間観光を学ぶ上での全ての基礎となる授業です。しっかり学んでください。 |
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【観光コミュニティ学部 観光デザイン学科】 |
実務経験の概要 | 担当教員は30年間旅行業界で活躍し豊富な実務経験を有しております。現在は内閣官房や観光庁等、政府の様々な観光事業計画を策定しています。他の授業で学んだ理論を実務の舞台で活用出来る様に理論と実学の融合を目指した実践型の楽しい授業運営を目指します。 |
実務経験と授業科目との関連性 | 観光デザイン入門は観光を学ぶ上でのすべての基礎になる重要な科目です。担当教員の篠原は観光産業で30年以上の勤務を経験し,旅行産業のマーケティング・企画・広報・人事・教育など様ざな分野第1線で活躍し多くの成果を出して来ました。本授業では豊富な経験と知見ベースに実務家教員ならではの分かり易くより具体的な講義を行います。 |