科目名 | 観光コミュニティデザイン実践 | |
担当者 | 篠崎 健司 | |
開講期 | 2023年度秋学期 | |
科目区分 | 週間授業 | |
履修開始年次 | 3年 | |
単位数 | 2単位 | |
授業の方法 | 実習 | |
授業題目 | 観光コミュニティデザイン実践 〜都市にいながらでも可能な地域と連携した観光・コミュニティづくりを経験〜 | |
授業の達成目標 | 地域情報を首都圏、特に東京で発信し、地域内外の多様な人々が関わりあうきっかけや仕組みづくりを担っている全国のアンテナショップを取り上げます。 自治体アンテナショップでは、地域の文化や物産、観光情報に加え、最近では移住情報などをSNS等で広く発信しています。 この授業では、具体的にその実態を学び、全国の自治体がアンテナショップを設置する目的とその目的達成のためあり方、また実際の取組み状況について、個々の自治体アンテナショップを調査、分析して、評価や改善点等を提案できるようになることを目指します。 |
|
今年度の授業内容 | 講義や本などから学んでいるだけでは、実際に地域や人々がどのように計画し、運営しているのかを実感することはできません。本授業では、観光やコミュニティデザインが地域の課題をどのように解決することができるのかを複数の具体的な事例をもとに解説します。それに基づいて実際にその現場に赴いて、調査したり、事業に関わったりすることにより身をもって、体験していきます。このため講義のほか、授業後や、土曜日の午後と日曜日を中心に、都内の自治体アンテナショップの視察・調査などで、45時間程度の学外実習を行います。具体的にアンテナショップに伺って、地域情報の発信のあり方や戦略を学ぶとともに、アンテナショップの評価・分析を行い、その改善点等について、アンテナショップを管理運営する自治体の東京事務所などで提案(プレゼンテーション)を行うことを予定しています。 | |
準備学修 予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | アンテナショップ巡りやスタッフへのヒアリング、またその内容の整理などは、授業内ではできませんので、その準備と実施を行って下さい。 また、企画や運営についても学外での活動となり、その準備や実施、実施後の振り返りなどを行って下さい。 |
合計7.5時間 |
自習に関する一般的な指示事項 | 日ごろから観光デザインやコミュニティデザインに関心を持ち、様々な機会を通して全国各地域の取組についてテレビや新聞のほか、インターネット等を活用して情報を収集して下さい。また、機会があれば観光地の取り組みや地元の地域活動に関わって下さい。 | |
第1回 | ガイダンス 本授業で学んで欲しい内容と、講義の全体像について | |
第2回 | 自治体アンテナショップの現状と課題 | |
第3回 | 物販・飲食機能の実態と特性 | |
第4回 | 観光、歴史・文化等の地域情報発信の実態と特性 | |
第5回 | 移住・定住情報発信や相談事業等の実態と特性 | |
第6回 | 自治体アンテナショップの総合的な情報発信の実態と特性(マスメディアからSNSへ) | |
第7回 | 調査対象(個別自治体アンテナショップ)の選定と調査手法 | |
第8回 | 調査対象に対する調査結果のとりまとめ作業 | |
第9回 | 調査対象に対する調査結果のとりまとめ結果発表(中間報告) | |
第10回 | 調査対象の課題の抽出 | |
第11回 | 課題に対する改善策の考察 | |
第12回 | 改善策の具体化とブラッシュアップ | |
第13回 | 提案書の作成① | |
第14回 | 提案書の作成②(相互評価) | |
第15回 | 提案(プレゼンテーション) | |
授業の運営方法 | できる限り、地域や観光が展開している現場として都内のアンテナショップを事例に、地域振興や活性化の取り組みを実感できるように学外実習を行いながら授業を行います。 | |
課題 試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | 主に授業内において、講評を行います。また必要に応じてポータルを通じてフィードバックを行います。 |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
定期試験 | 0% | 実施しない |
小論文・レポート | 50% | 提案書内容 |
授業参加 | 50% | 調査・分析や提案書作成を積極的に行っているか |
その他 | 0% | - |
テキスト | 特に指定しません。必要に応じて授業中に資料等の配布を行います。 |
参考文献 | 「地域ブランド戦略ハンドブック」(二村宏志/著) ぎょうせい |
関連ページ | 特になし |
その他、履修生への注意事項 | 原則として対面授業で行うことを想定していますが、遠隔授業となった場合も、オンラインを含む実習の機会を持ちますので、リアルタイム形式で行います。 土曜日、日曜日にも出席、参加が必要な時間があります。その際、校外指導・校外見学とする場合があります。 あわせて提案書作成やプレゼンテーションのための時間も確保してください。 また、学外での実習については交通費が発生します。 |
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【観光コミュニティ学部 観光デザイン学科】 カリキュラムマップ【観光コミュニティ学部 コミュニティデザイン学科】 |