科目名 | NPO・NGO論 | |
担当者 | 松井 理恵 | |
開講期 | 2024年度秋学期 | |
科目区分 | 週間授業 | |
履修開始年次 | 3年 | |
単位数 | 2単位 | |
授業の方法 | 講義 | |
授業題目 | 現代社会におけるNPO・NGOの役割 | |
授業の達成目標 | NPO・NGOに関する基礎的知識を修得し、NPO・NGOと人びとの暮らしの関係を説明できるようになる。 現代社会においてNPO・NGOが果たす役割について説明できるようになる。 |
|
今年度の授業内容 | 近年、ボランティア活動や市民活動の中心的存在として社会的に認知されているNPOとNGOについての基礎的知識を修得する。NPO・NGOと人びとの暮らしを結びつけるところから、NPO・NGOの理解を深める。講義やグループワーク等を通じて、現代社会においてNPO・NGOがどのような役割を果たしているのか、受講生一人ひとりが考えていく授業である。 | |
準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | ・授業の最後に次回の授業範囲及び課題を示すので、予習し、疑問点等を整理したうえで、問題意識を持って授業に臨むこと。 ・授業の最初に、質疑応答や議論を通して前回の授業の復習をおこなう。したがって、受講生は講義終了後、レジュメや講義ノートを見直して自分なりにまとめ直して復習し、疑問や意見をまとめたうえで次回の授業に臨むこと。 |
合計60時間 |
自習に関する一般的な指示事項 | NPO・NGOに関連する国内外のニュースを各自でチェックして、情報収集をしておくこと。 | |
第1回 | イントロダクション—NPO・NGOに関する基礎知識 | |
第2回 | NPO・NGOの定義から | |
第3回 | Non-Profitというシステムの可能性 | |
第4回 | 社会運動の文脈から考えるNPO・NGO | |
第5回 | 社会運動—社会を映し出す鏡/社会をつくる原動力 | |
第6回 | 若者と社会運動ー東アジアにおける社会運動を事例として | |
第7回 | 社会的企業を通じた社会問題の解決 | |
第8回 | 社会におけるボランティアの位置づけ | |
第9回 | NPOの意義と役割、制度 | |
第10回 | NPOを立ち上げるための条件とは | |
第11回 | NPOが直面する困難と展望 | |
第12回 | グローバル化する社会から求められるNGO | |
第13回 | NGOの意義と役割、現状 | |
第14回 | 私たちの生活と世界の関係ーNPOとNGOの観点から | |
授業の運営方法 | ・講義形式を中心として、必要に応じてグループワークを取り入れる。 ・授業中の発言や提出された課題を用いて、教員と受講生による双方向型・参加型の授業をする。 |
|
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | ・課題提出後、特徴的な見解の紹介等の解説をおこない、授業内容の理解を共有する |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
定期試験 | 0% | 実施しない。 |
小論文・レポート | 55% | 学期末レポートによって評価する。 |
授業参加 | 45% | 授業中の発言および課題の発表、授業後に提出する課題等によって評価する。 |
テキスト | なし。 適宜、レジュメ等を配布する。 |
参考文献 | 大畑裕嗣ほか編、『社会運動の社会学』、有斐閣、2004年 田中優子ほか編、『そろそろ「社会運動」の話をしよう―他人ゴトから自分ゴトへ。社会を変えるための実践論』、明石書店、2014年 澤村明ほか、『はじめてのNPO論』、有斐閣、2017年 せんだい男女共同参画財団編、『よりよく生き延びる―3・11と男女共同参画センター』、新潮社、2017年 池田浩士、『ボランティアとファシズム―自発性と社会貢献の近現代史』、人文書院、2019年 富永京子、『みんなの「わがまま」入門』、左右社、2019年 |
その他、履修生への注意事項 | ・外部講師を招聘して、NPO・NGOの現状について理解を深める講義を1回予定している(調整中)。 ・授業中の私語は厳禁とする。 ・途中退席・遅刻は原則として認めない。 |
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【観光コミュニティ学部 観光デザイン学科】 カリキュラムマップ【観光コミュニティ学部 コミュニティデザイン学科】 |