[戻る]
科目名生活環境マネジメント学演習IIB
担当者宮崎　正浩
開講期2023年度秋学期
科目区分週間授業
履修開始年次4年
単位数1単位
授業の方法演習
授業題目企業と環境ⅡB
授業の達成目標気候変動や生物多様性の危機など地球環境の悪化により、人類は危機に直面しています。このような中で現代の企業は、環境への負荷を減らし、環境保全にプラスの影響を与えることが期待されています。最近では、企業が環境と経済が両立する活動に取り組むことによって競争力を高めるという考え方も主流になりつつあります。
本演習では、生活環境マネジメント学演習ⅡAの成果を踏まえ、企業と環境との関係について学び、企業が環境保全と両立する活動に取り組む際の課題の解決策を考察し、提案することを目的とします。
本演習では、グループ討議・個人研究・小論文作成を行うことによって、論理的に考える力、チームワーク力、プレゼンテーション力、文章力を身に付けることを目標とします。
今年度の授業内容本演習では、グループ討議と個人研究を行います。
グループ討議では、環境と企業との関係に関する文献を輪読し、その内容についてグループ討議します。
個人研究では、受講生が生活環境マネジメント学演習ⅡAでの研究成果を踏まえて更に研究し、授業で発表し、その結果を基に小論文を作成します。
準備学修　予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について個人研究テーマに関係する文献や情報を探し、収集し、必要な調査を行ってください。また、調査を基に研究テーマを設定し、研究し、その結果をゼミで発表するためのパワポの作成など準備をしてください。また、研究成果を小論文として作成し、提出します。 合計15時間
自習に関する一般的な指示事項個人の研究テーマに関係する情報を収集し、必要な調査を行ってください。また、その研究成果の発表のための準備と論文作成を行ってください。
　第1回イントロダクション
　第2回小論文作成と研究倫理
　第3回個人研究テーマの発表（1）
　第4回個人研究テーマの発表（2）
　第5回輪読・グループ討議(1)（食品業）
　第6回輪読・グループ討議(2)（アパレル業）
　第7回輪読・グループ討議(3)（エレクトロニクス業）
　第8回個人研究の中間発表（1）
　第9回個人研究の中間発表（2）
　第10回輪読・グループ討議(4)（小売業）
　第11回輪読・グループ討議(5)（プラスチック問題）
　第12回小論文仮提出
　第13回個人研究の最終発表（1）
　第14回個人研究の最終発表（2）
　第15回まとめ
授業の運営方法グループ討議と各受講者による研究発表を行います。
グループ討議では教員が用意するテキストを用いて輪読し、グループ討議を行います。
受講生は、個人研究テーマについて、生活環境マネジメント学演習ⅡAでの研究成果を踏まえ、更に研究を深め、その成果を2回発表するとともに、小論文を作成します。
小論文は仮提出し、教員のコメントを踏まえて修正します。
遠隔授業の実施はTeamsによるリアルタイム授業とします。具体的には「その他、履修生への注意事項」を参照してください。
課題　試験やレポート等に対するフィードバックの方法各受講者による研究発表に対しコメントします。
仮提出される小論文に対しコメントします。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
定期試験 0% なし
小論文・レポート 60% 小論文の内容で評価します。
授業参加 40% 授業での発表や討議への参加の程度で評価します。
その他 0% なし
テキスト 教員が授業の中で配布します。
参考文献 宮崎正浩（2016）「持続可能性経営～ESGと企業業績との関係を考える～」現代図書
関連ページ なし
その他、履修生への注意事項 やむを得ず欠席する場合は事前にメールで連絡すること。
遠隔授業となった場合には、授業時間にTeamsを使ったリアルタイム授業を行います。ポータルの授業資料にTeamsのコードを掲示します。出欠は授業開始時に氏名を呼んで確認します。成績評価における授業参加は、毎回提出するグループ討議の概要を書いたコメントシートの内容で評価します。
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【マネジメント学部生活環境マネジメント学科】
実務経験の概要 国家公務員
実務経験と授業科目との関連性 国家公務員の実務経験を踏まえ、受講生の研究と小論作成に対し助言します。