科目名 | 生活環境マネジメント学演習IIA | |
担当者 | 安藤 生大 | |
開講期 | 2024年度春学期 | |
科目区分 | 週間授業 | |
履修開始年次 | 4年 | |
単位数 | 1単位 | |
授業の方法 | 演習 | |
授業題目 | 持続可能な社会の形式と環境政策ⅡA |
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授業の達成目標 | 現代の私たちの生活はモノがあふれ、経済的には豊かで便利な状況となっています。しかし、そのような資本主義に根差した企業活動が製品を大量に生産し、消費者は製品を大量に消費をすることで、多くの環境問題の原因を作っています。このため、環境負荷の少ない持続可能な社会を形式するために、特に個人が取り組むべき課題を見出し、改善していく努力が求められています。 本演習では、3年間の学びの集大成として、卒論のまとめを意識して、持続可能な社会の形式と環境政策との関係について学び、特に個人ができる環境配慮行動に焦点を当ててその課題を見出し、解決策を提案することを目的とします。授業では、卒論の作成に向けた個人研究を中心に、学生の主体性を重視して、論理的に考える力、チームワーク力、プレゼンテーション力を身に付けることを目標とします。論文作成などの学術活動に際して必要な研究倫理を身につける。 |
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今年度の授業内容 | 3年次までで学修した学問的な基礎を踏まえてより専敵な知識や技能を身に付けるために、担当教員の指導のもとに学問研究を進めます。演習ⅡAでは卒業研究の80%の完成を目指して、ディスカッション、テキストや論文等の輪読などを行い、情報収集力・話題提供力・批判的思考力等を身に付けようにします。 春学期期間中に、小石川植物園等の自然観察を行います。適宜、学外の専門家を招いての授業を行ったり、学外の環境イベント等への参加を促します。 |
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準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | 予習として、エコ検定のテキストの興味ある事項についての関連箇所を読み込み、内容を理解しておいてください。受講者の研究対象について、関連論文をしっかり読んで、発表用の資料を作成します。 復習としては、授業内で行うエコ検定の問題を解き直したり、テキストを読み返したりして、一般的な環境についての学びを深めると同時に、自らの研究テーマについて、深く情報収集、考察、まとめを行います。卒論の作成については、教員から指摘された箇所や、他の受講生の発表を聴いて良いと感じた点を踏まえて、逐次修正、改良を行うようにしてください。 |
合計15時間 |
自習に関する一般的な指示事項 | 各自で研究テーマに関連する文献や各種記事を常に注意して見つけ出し、精読し、その要点をまとめ、自分の意見を考えるようにしてください。復習及び読書を習慣づけるようにしてください。授業で学んだことを参考に、考えたことや感じたことを文章で書く練習をこまめに行うようにしてください。 | |
第1回 | イントロダクション:授業の進め方、スケジュールの確認、提出物の確認など。 | |
第2回 | 卒論作成についての留意点:卒論の書式等の確認をします。 |
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第3回 | 研究テーマの確認:卒業研究の完成に向けて、自らの研究テーマを再確認します。 |
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第4回 | 研究テーマの発表:卒業研究の進捗、計画、全体概要等をまとめて発表します。 | |
第5回 | 輪読・グループ討議(1):各自の研究テーマに関連した文献の発表(2名程度) | |
第6回 | 輪読・グループ討議(2):各自の研究テーマに関連した文献の発表(2名程度) | |
第7回 | 輪読・グループ討議(3):各自の研究テーマに関連した文献を発表(2名程度) | |
第8回 | 研究の中間発表:ここまで研究した内容についてのまとめと発表 | |
第9回 | 小石川植物園での春の自然観察 | |
第10回 | 輪読・グループ討議(4):各自の研究テーマに関連した文献の発表(2名程度) | |
第11回 | 輪読・グループ討議(5):各自の研究テーマに関連した文献の発表(2名程度) | |
第12回 | 輪読・グループ討議(6):各自の研究テーマに関連した文献の発表(2名程度) | |
第13回 | 春学期のまとめとして、卒論骨格を提出していただきます。 | |
第14回 | 研究成果の最終発表:春学期で研究した内容を発表します。 | |
授業の運営方法 | 最初の20分間で、エコ検定の問題(5問)を出し、解答の解説を行います。次の10分間で衣、食、住、環境に関する英文を読みます。続いて行う輪読とグループ討議は、受講者によるパワポを使った口頭発表を中心とします。自らが発表した内容を基に、卒論としてまとめます。学生間や教員との意見の交換の機会は、適宜設けます。 遠隔授業の実施はTeamsによるリアルタイム授業とします。具体的には「その他、履修生への注意事項」を参照してください。 |
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課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | 各受講生の口頭発表に対し、教員と学生からコメントします。作成した卒論(中間段階)に対しては教員からのコメントを付けてフィードバックします。 |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
定期試験 | 0% | 実施しない |
小論文・レポート | 60% | 卒論の進捗内容で評価します。 |
授業参加 | 40% | 授業への参加と、発表内容によって評価します。 |
その他 | 0% |
テキスト | 問題演習、英文講読、輪読で使用するプリントは、授業内で配布します。 |
参考文献 | 『改訂9版 環境社会検定試験eco検定公式テキスト』、東京商工会議所編著、2023年2月10日、ISBN-13 : 978-4-8005-9069-5 |
関連ページ | 適宜紹介します。 |
その他、履修生への注意事項 |
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卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【マネジメント学部生活環境マネジメント学科】 |