科目名 | 生活環境マネジメント学演習IB | |
担当者 | 赤松 瑞枝 | |
開講期 | 2024年度秋学期 | |
科目区分 | 週間授業 | |
履修開始年次 | 3年 | |
単位数 | 1単位 | |
授業の方法 | 演習 | |
授業題目 | 住生活と環境マネジメントⅠB | |
授業の達成目標 | 住生活に関わる様々な課題について、受講生各自の視点から問題点を抽出し、考察。独自性を持ち、且つ具体的な解決策を導き出してまとめることが出来るようになることを目標とする。本演習では、プレゼンテーション力を磨くと共に、各自が提案した解決案の妥当性を検証する力を身につける。論文作成などの学術活動に際して必要な研究倫理を身につける。 | |
今年度の授業内容 | 本ゼミでは、「フェーズフリー」を分析・考察のテーマとする。世界でも有数の災害大国である我が国では、防災意識は高まりつつあるが、新型コロナウィルス発生に伴い、避難のあり方や防災への備え方が見直されている。フェーズフリーとは身のまわりにあるモノやサービスを、日常時、非常時共に役立てるという考え方であり、近年注目されつつある。 そこでまず、災害への備え方や避難のあり方に関する近年の実態や問題点について、文献研究によって多角的に調査する。併せてフェーズフリーが提唱されるようになった背景や該当するモノやサービスについても把握する。。次に首都直下型地震が発生した場合に文京区にどのような被害がもたらされるか、また区内避難所ではどのような問題が起こり得るかについて、各自が調査し、解決すべき問題点を抽出する。最後に、それらの課題をフェーズフリーの考え方をもとに解決するためにどうしたら良いか、グループディスカッションによって考察し、対策案をまとめる。 以上の課題に対する取り組み過程や提案は、ゼミのInstagram、Twitterによって発信する。 |
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準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | 事前に指示された内容について調査、検証し、その結果をパワーポイントにまとめる。 事後は、ゼミ生からの質問内容や教員からの講評を踏まえて自分の発表内容を改良する。 |
合計15時間 |
自習に関する一般的な指示事項 | 研究を左右するのは適切な情報収集力と考察力である。日頃から住宅や住生活に関連し、さらに自らが興味や関心を抱く情報を収集、整理して読み込んでおくこと。また、自らの住宅や住生活に目を向け、不便に感じる点はどこか、解決するにはどうしたらよいか、を考える訓練を重ねること。 | |
第1回 | ガイダンス | |
第2回 | 震災や避難に関する文献研究(1) | |
第3回 | 震災や避難に関する文献研究(2) | |
第4回 | フェーズフリーに関する調査 | |
第5回 | 問題点の抽出と精査(1) | |
第6回 | 問題点の抽出と精査(2) | |
第7回 | 実態調査の計画 | |
第8回 | 調査の実施と結果の集計(1) | |
第9回 | 調査の実施と結果の集計(2) | |
第10回 | 調査結果の考察と課題解決の方向性検討(1) | |
第11回 | 調査結果の考察と課題解決の方向性検討(2) | |
第12回 | 解決案の作成(1) | |
第13回 | 解決案の作成(2) | |
第14回 | まとめ | |
授業の運営方法 | 演習とディスカッションを織り交ぜて行う。 解決案はフェーズフリーに関する啓発資料を作成することによって表現する。 詳細はガイダンスにて解説する。 |
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課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | 各回の発表内容に対して、教員が講評を行う。 |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
定期試験 | 0% | 実施しない |
小論文・レポート | 0% | 実施しない |
授業参加 | 80% | 積極的・協力的な参加態度によって評価する |
その他 | 20% | 小レポート |
テキスト | 特になし。 |
参考文献 | 西野弘章「避難所に行かない防災の教科書 」扶桑社 2020年 1760円 ISBN-13 : 978-4594085575 |
関連ページ | 適宜紹介する |
その他、履修生への注意事項 | 成果物を文京区防災課主催の「防災フェスタ」に出展する予定です。 |
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【マネジメント学部生活環境マネジメント学科】 |