| 科目名 | 資源・リサイクル論 | |
| 担当者 | 安藤 生大 | |
| 開講期 | 2024年度秋学期 | |
| 科目区分 | 週間授業 | |
| 履修開始年次 | 3年 | |
| 単位数 | 2単位 | |
| 授業の方法 | 講義 | |
| 授業題目 | 私たちの社会の“持続性”について、資源・リサイクルの観点から理解することが本講義のテーマです。 | |
| 授業の達成目標 | １．「循環型社会」の目標や法体系、制度を説明できるようになる。 ２．「生活に必要な資源」を説明できるようになる。 ３．「各種のリサイクル方法」を説明できるようになる。 ４．「ライフサイクルアセスメント（LCA）」の手法や事例を説明できるようになる。 ５．「地域循環共生圏」について、説明できるようになる。 |
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| 今年度の授業内容 | 資本主義社会は多くのエネルギーを使用し、大量生産、大量消費、大量廃棄というライフスタイルを定着させてきました。現在は、エネルギーと資源の大量消費による地球温暖化問題への関心が高まっています。本講義では、暮らしに身近な資源やリサイクルにまつわる問題を中心に、地球規模のエネルギー・環境問題も取り上げ、環境問題の現状の把握と解決への道筋について理解を深めることを目指します。 | |
| 準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | 各回の授業の最後に、次回の授業内容のキーワードを示します。学生の皆さんは、それについて図書やWebサイト等で調べておいて下さい（予習1時間）。 各回の授業で示した専門用語などは、参考図書やWebサイト等でその意味を確認し、必要に応じて授業内で配布したプリント等にまとめてください（復習1時間）。 |
合計60時間 |
| 自習に関する一般的な指示事項 | 授業中に扱った様々な専門用語についは、参考図書やインターネット等を利用して、その都度調べ、配布したプリント等に意味・内容を記入しておくようにしましょう。また、ニュース等で気になる記事や心に残った記事を切り抜く等、情報収集するように心がけましょう。 | |
| 第1回 | イントロダクション－循環型社会についての解説と、SDGｓについて | |
| 第2回 | 生活に必要な資源１：化石燃料のでき方、石油、石炭、天然ガス | |
| 第3回 | 生活に必要な資源２：原子力、バイオマス | |
| 第4回 | 生活に必要な資源３：廃棄物の利用＿ごみ発電など | |
| 第5回 | 生活に必要な資源４：金属資源のでき方、特に鉄についての解説 | |
| 第6回 | リサイクル１：様々なプラスチックの特徴や用途の解説とリサイクルの方法及び問題点の紹介 | |
| 第7回 | リサイクル２：サーマルリサイクルとごみのLCA | |
| 第8回 | リサイクル３：紙のリサイクルの現状と課題 | |
| 第9回 | リサイクル４：製紙廃棄物（PS）の発生と処理方法の紹介 | |
| 第10回 | 環境配慮設計と環境ラベルについての解説 | |
| 第11回 | ライフサイクルアセスメント（LCA）１－LCAの必要性、LCAの実施方法についての解説 | |
| 第12回 | ライフサイクルアセスメント（LCA）２－LCAの事例（キャベツ、米）についての解説 | |
| 第13回 | ライフサイクルアセスメント（LCA）３－LCAの事例（風力発電）についての解説 | |
| 第14回 | 地域循環共生圏についての解説 | |
| 授業の運営方法 |
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| 課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | 毎回のエコ検定の問題解説を通じて、幅広い環境問題を網羅的に解説し、知識の定着を図ります。 この授業では、以下の２つの課題を予定します。レポートとして提出してください。それぞれのレポートには、コメントを付けてフィードバックします。 課題１：授業で解説した循環型社会に関する英文のまとめレポート 課題２：自らのゴミ分析：一定期間のゴミの排出状況の調査と削減に向けての考察 |
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| 評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
| 定期試験 | 50% | 各回の授業内容と解説したエコ検定の問題を参考に出題します。 |
| 小論文・レポート | 30% | 英文のまとめレポート（15点）、課題２：自らのゴミ分析結果をまとめたレポート（15点） |
| 授業参加 | 20% | グループディスカッションにおいて、積極的・協力的な授業態度によって評価します。 |
| テキスト | 『改訂９版 環境社会検定試験eco検定公式テキスト』、東京商工会議所編著、2023年2月10日、ISBN-13 : 978-4-8005-9069-5 |
| 参考文献 | 『環境科学概論』山下栄次、阪本博、若村国夫、野上祐作、坂本尚史、安藤生大、大学教育出版、2013年10月、ISBNコード978-4-86429-235-1 |
| 関連ページ |
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| その他、履修生への注意事項 | 授業中の私語は厳禁です。受講態度の悪い学生には教室からの退室を命じ、原則として単位を与えません。グループディスカッションには積極的に参加してください。 環境に関する学外のイベントへの参加や、施設見学を行う可能性があります。 また、学外の専門家をお招きして、講演していただく可能性があります。 遠隔授業となった場合には、授業時間にTeamsを使ったリアルタイム授業を行います。ポータルの授業資料にてTeamsのコードを掲示します。 |
| 卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【マネジメント学部生活環境マネジメント学科】 |