| 科目名 | 資源・リサイクル論 | |
| 担当者 | 安藤 生大 | |
| 開講期 | 2023年度秋学期 | |
| 科目区分 | 週間授業 | |
| 履修開始年次 | 3年 | |
| 単位数 | 2単位 | |
| 授業の方法 | 講義 | |
| 授業題目 | 私たちの社会の“持続可能性”について、資源・リサイクルの観点から理解することが本講義のテーマです。 | |
| 授業の達成目標 | １．「循環型社会」の概要を説明できるようになる。 ２．「ライフサイクルアセスメント（LCA）」の手法や事例を説明できるようになる。 ３．「生活に必要な資源」を説明できるようになる。 ４．「各種のリサイクル方法」を説明できるようになる。 ５．「再生可能資源」とそれを利用した地域循環共生圏について、説明できるようになる。 |
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| 今年度の授業内容 | 資本主義社会は多くのエネルギーを使用し、大量生産、大量消費、大量廃棄というライフスタイルを定着させてきました。現在は、エネルギーと資源の大量消費による地球温暖化問題への関心が高まっています。本講義では、暮らしに身近なリサイクルにまつわる問題から、地球規模のエネルギー・環境問題までを取り上げ、現状の把握と解決への道筋について理解を深めることを目指します。 | |
| 準備学修 予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | 各回の授業の最後に、次回の授業内容のキーワードを示します。学生は、それについて図書やWebサイト等で調べておくこと（予習1時間）。 各回の授業で示した専門用語などは、参考図書やWebサイト等でその意味を確認し、必要に応じて授業内で配布したプリント等にまとめてください（復習1時間）。 |
合計60時間 |
| 自習に関する一般的な指示事項 | 授業中に扱った様々な専門用語についは、参考図書やインターネット等を利用して、その都度調べ、配布したプリント等に意味・内容を記入しておくようにしましょう。また、ニュース等で気になる記事や心に残った記事を切り抜く等、情報収集するように心がけましょう。 | |
| 第1回 | イントロダクション－循環型社会についての解説と、課題１（リサイクル施設、ごみ処理施設等の見学レポート）の説明 | |
| 第2回 | ライフサイクルアセスメント（LCA）その１－LCAの必要性、LCAの実施方法についての解説 | |
| 第3回 | ライフサイクルアセスメント（LCA）その２－LCAの事例（キャベツ、風力発電）についての解説と、課題２（LCA事例をまとめたレポート）の説明 | |
| 第4回 | 生活に必要な資源１：化石燃料のでき方、賦存量、ピークオイル説の解説 | |
| 第5回 | 生活に必要な資源２：金属資源のでき方、賦存量、利用法の解説 | |
| 第6回 | 生活に必要な資源３：バイオマス資源のでき方、賦存量、利用法の解説 | |
| 第7回 | リサイクル１：プラスチックのリサイクル手法とリサイクル製品についての解説 | |
| 第8回 | リサイクル２：サーマルリサイクル（スーパーごみ発電、RDFなど）についての解説 | |
| 第9回 | リサイクル３：紙のリサイクルとその利用についての解説 | |
| 第10回 | リサイクル４：環境配慮設計と環境ラベルについての解説 | |
| 第11回 | 再生可能資源１：再生可能エネルギーの種類と原理、その利用についての解説 | |
| 第12回 | 再生可能資源２：大規模な洋上風力発電の導入事例についての解説 | |
| 第13回 | 再生可能資源３：地域循環共生圏についての解説 | |
| 授業の運営方法 |
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| 課題 試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | o 毎回の確認テストは、問題の解説を行い、知識の定着を図ります。 o この授業では、以下の２つの課題を予定します。レポートとして提出してください。それぞれのレポートには、コメントを付けてフィードバックします。 課題１：リサイクル施設、ごみ処理施設等の見学レポートの作成 課題２：LCA事例をまとめたレポート |
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| 評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
| 定期試験 | 50% | 各回の確認テストから出題します。 |
| 小論文・レポート | 30% | 課題１：施設見学レポート（15点）、課題２：LCA事例レポート（15点） |
| 授業参加 | 10% | グループディスカッションにおいて、積極的・協力的な授業態度によって評価する。 |
| その他 | 10% | 毎回の確認テスト |
| テキスト | 『改訂９版 環境社会検定試験eco検定公式テキスト』、東京商工会議所編著、2023年1月29日、ISBN-13 : 978-4-8005-9069-5 |
| 参考文献 | １：『環境科学概論』山下栄次、阪本博、若村国夫、野上祐作、坂本尚史、安藤生大、大学教育出版、2013年10月、ISBNコード978-4-86429-235-1 |
| 関連ページ | １： p.224-p.262 |
| その他、履修生への注意事項 | 授業中の私語は厳禁です。受講態度の悪い学生には教室からの退室を命じ、原則として単位を与えません。グループディスカッションには積極的に参加してください。 環境に関する学外のイベントへの参加や、施設見学を行う可能性があります。 遠隔授業の実施方法：Zoomを使いリアルタイムで行います。URLは毎回、事前にポータルの掲示を通じて連絡します。 |
| 卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【マネジメント学部生活環境マネジメント学科】 |