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科目名地球環境と経営
担当者宮崎 正浩
開講期2023年度秋学期
科目区分週間授業
履修開始年次3年
単位数2単位
授業の方法講義
授業題目地球環境と両立する企業経営
授業の達成目標現代の多くのグルーバル企業は、地球環境や世界各国の社会に対して大きな影響を与えています。このため、企業は、地球環境や世界各国の社会への負の影響を減らし、SDGsに代表される持続可能な発展目標に貢献する経営(持続可能な経営)を実施することが期待されています。本授業の目的は、持続可能な経営の基本枠組みを理解し、国内外の企業の現状と課題を学び、その解決策を考え、記述することによって、「考える力」及び「文章力」を身に付けることです。
本授業では、企業の持続可能な経営を実現するための課題に対する具体的な解決策を考え、それを小論文にまとめる能力を身に付けることを目標とします。
今年度の授業内容本授業では、まずは持続可能な経営の基本理念である「企業の社会的責任」(CSR)と「共通価値の創造」(CSV)を理解したうえで、持続可能な経営の重要課題である、気候変動、生物多様性保全、人権(ジェンダーを含む)、バリューチェーン、ESG投資、統合報告、パーパス経営について学び、次に事例として、食品、アパレル、エレクトロニクス、小売業の持続可能性を検討します。最後に全体のまとめを行い、期末に小論文を提出します。
準備学修 予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について各回の授業の前日に掲示する授業資料(パワポ)を見て、疑問点をまとめておくこと。
各回の授業で出す課題について、各自考え、解答又は意見をポータルのアンケート機能から提出してください。また、期末の小論文課題については、対象となる企業の事例を調査し、執筆の準備すること。
合計60時間
自習に関する一般的な指示事項専門用語については、授業では簡単に説明しますが、自らネット等で意味や使い方を調べて理解できるようにしてください。

 第1回イントロダクション
 第2回企業の社会的責任(CSR)と共通価値の創造(CSV)
 第3回気候変動と経営
 第4回生物多様性と経営

 第5回人権(ジェンダーを含む)と経営

 第6回バリューチェーンの管理

 第7回ガバナンス
 第8回ESG投資

 第9回統合報告
 第10回パーパス経営
 第11回事例(食品)
 第12回事例(アパレル)
 第13回事例(エレクトロニクス)
 第14回事例(小売)
 第15回まとめ
授業の運営方法毎回の授業では、担当教員が授業資料(パワポ)を使って講義します。授業中に授業内容の理解を確認するためのクイズを2,3問出し、その場で回答します。
毎回の授業の最後に教員が課題を出します。受講生は課題について考え、その解答を後日ポータルのアンケート機能から提出します。
また、受講生は、毎回の授業に関する質問点をポータルのアンケート機能で提出します。。
遠隔授業の実施はTeamsによるリアルタイム授業とします(チームコードは事前に授業資料に掲示します)。具体的には「その他、履修生への注意事項」を参照してください。
課題 試験やレポート等に対するフィードバックの方法毎回の授業で出す課題に対しては、次回に開設します。
授業に対する質問への回答は次回授業までに文書でポータルに掲示します。
期末に提出する小論文に対し、後日ポータルの課題提出でフィードバックします。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
小論文・レポート 60% 期末小論文の内容で評価します
その他 10% 毎回の授業中のクイズへの正答率
授業参加 30% 毎回の授業の課題への解答率
定期試験 0% 実施しない
テキスト 授業資料(パワポ)を配付します(前日までにポータルの授業資料に掲示します)。
参考文献 宮崎正浩(2016)「持続可能性経営~ESGと企業業績との関係を考える~」現代図書
関連ページ なし
その他、履修生への注意事項 講義中は私語厳禁。
授業に対する質問を歓迎します。毎回の授業に関する質問はポータルのアンケートで提出してください。その他の質問や連絡事項はポータルのQ&Aで出してください。
遠隔授業となった場合には、リアルタイムでTeamsを使ったリアルタイム授業を行います。ポータルの授業資料にてTeamsのコードを掲示します(授業の出欠確認はポータルの出欠機能(スマホ入力)を用います)。
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【マネジメント学部生活環境マネジメント学科】
実務経験の概要 国家公務員
実務経験と授業科目との関連性 国家公務員としての環境保全と企業活動に関する行政経験を基に講義します。