科目名 | 環境法学 | |
担当者 | 宮崎 正浩 | |
開講期 | 2024年度春学期 | |
科目区分 | 週間授業 | |
履修開始年次 | 3年 | |
単位数 | 2単位 | |
授業の方法 | 講義 | |
授業題目 | 環境に関する法律 | |
授業の達成目標 | 人間の様々な活動が環境汚染を通じて人々や自然に対し負の影響を与えています。このような環境問題を解決する手段として、法的強制力のある環境法は極めて重要です。 本授業の目的は、環境汚染を防止し、健全な環境を実現するために制定されている環境法を理解し、具体的な法的解決策を考えることです。 本授業の目標は、環境問題の様々な事例について、環境法による解決策を考え、それを論理的に説明できるようになることです。 |
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今年度の授業内容 | 授業では、最初に、環境法の歴史を概観し、その事例として水俣病を取り上げ、なぜ環境法が必要なのかを理解します。その後、環境法の基本的枠組みとして、基本原則や行政手法などの理論を学びます。次に具体的な環境問題として、大気汚染、水質汚濁、廃棄物処理、循環型社会形成、自然保護、気候変動、原子力発電、環境アセスメントに関する法律の現状と課題を検討し、最後に訴訟による環境問題の解決方法について学びます。 本授業では、法律や環境問題の基礎知識がなくても理解できるよう、平易な言葉を用いて説明します。 |
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準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | 毎回の授業の前日にポータルに掲示する授業資料(パワポ)を見て、概要を理解し、疑問点を整理しておいてください。 授業内容を理解し、課題解決力を身に付けるため、毎回の授業の最後に教員から課題を出します。その課題について解答をポータルのアンケート機能を用いて後日提出します。 |
合計60時間 |
自習に関する一般的な指示事項 | ニュースなどで環境問題に関する記事を見つけたときには、その原因や解決策などを考えてみてください。 |
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第1回 | イントロダクション | |
第2回 | 環境法の歴史 | |
第3回 | 事例(水俣病) | |
第4回 | 環境法の基本原則 | |
第5回 | 環境行政の手法 | |
第6回 | 大気汚染・水質汚濁の防止 | |
第7回 | 廃棄物処理 | |
第8回 | 循環型社会形成 | |
第9回 | 自然保護 | |
第10回 | 気候変動 | |
第11回 | 原子力発電 | |
第12回 | 環境アセスメント | |
第13回 | 訴訟 | |
第14回 | まとめ | |
授業の運営方法 | 毎回の授業はパワポを使って講義します。パワポは、ポータルの授業資料に原則として前日に掲示しますので、事前に見てください。 授業中に理解度を確認するためのクイズを出します。 毎回の授業の最後に課題を出します。受講生はポータルのアンケート機能で後日解答を提出します。また、同時に授業に対する質問を提出します。 定期試験はありません。期末に小論文課題を出します。 |
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課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | 毎回の課題については次の回でコメントします。また、授業内容に対する質問へは次の回に回答します。 期末小論文については、後日ポータルからフィードバックします。 |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
小論文・レポート | 60% | 期末に提出する小論文の内容で評価 |
授業参加 | 30% | 毎回の授業で出す課題への解答率 |
その他 | 10% | 毎回の授業で出すクイズへの正答率 |
定期試験 | 0% | 実施しません |
テキスト | なし |
参考文献 | 考えながら学ぶ環境法/畠山武道/三省堂/2013年/1800円+税 978-4-385-32245-2 環境法第4版/大塚直/有斐閣/2020年/4800円 978-4-641-13790-5 |
関連ページ | なし |
その他、履修生への注意事項 | 授業の出欠確認はポータルの出欠機能(スマホ入力)を用います。 授業内容についての質問を歓迎します。 |
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【マネジメント学部生活環境マネジメント学科】 |
実務経験の概要 | 国家公務員 |
実務経験と授業科目との関連性 | 環境政策に関する行政経験を踏まえて講義します。 |