科目名 | 環境経済学 | |
担当者 | 宮崎 正浩 | |
開講期 | 2024年度秋学期 | |
科目区分 | 週間授業 | |
履修開始年次 | 3年 | |
単位数 | 2単位 | |
授業の方法 | 講義 | |
授業題目 | 経済学の視点から環境問題を考える | |
授業の達成目標 | 今日、大気汚染や水質汚濁などの公害問題のような地域的な環境問題から、地球温暖化など地球規模で発生する環境問題まで、様々な環境問題が存在します。 本講義の目的は、このような環境問題がどのようなメカニズムで発生するのか、そしてそれらの環境問題を解決するためにはどうすればよいのかという点について、経済学の視点から明らかにすることです。 本授業の目標は、様々な環境問題の原因を経済学の視点から説明し、その解決について自分の意見を述べられるようになることを目標とします。 |
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今年度の授業内容 | 本授業では、まずは環境経済学の基本理念である「経済と環境」と「外部性と市場の失敗」を学んだうえで、具体的な環境問題である、汚染、地球温暖化、エネルギー、廃棄物、枯渇資源、再生可能資源、生物多様性を取り上げ、経済学の視点からの原因と解決策について学びます。最後に、市場価値が存在しない環境価値の評価方法と企業の環境配慮についての課題を検討します。 本授業では、経済学の基礎知識がなくても理解できるようわかりやすく説明します。 |
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準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | 各回の授業の前日に掲示する授業資料(パワポ)を見て、疑問点をまとめておくこと。 毎回の授業で出す課題に対する解答を作成し、提出すること。 |
合計60時間 |
自習に関する一般的な指示事項 | ニュースなどで環境問題に関する記事を見つけたときには、その原因や解決策などを考えてみてください。 |
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第1回 | イントロダクション | |
第2回 | 経済と環境 | |
第3回 | 外部性と市場の失敗 | |
第4回 | 汚染 | |
第5回 | 地球温暖化1(現状) | |
第6回 | 地球温暖化2(対策) | |
第7回 | エネルギー | |
第8回 | 廃棄物 | |
第9回 | 枯渇資源 | |
第10回 | 再生可能資源 | |
第11回 | 生物多様性 | |
第12回 | 環境価値評価 | |
第13回 | 企業と環境配慮 | |
第14回 | まとめ | |
授業の運営方法 | 毎回の授業はパワポを使って講義します。パワポは、ポータルの授業資料に原則として前日に掲示しますので、事前に見てください。 授業中に理解度を確認するためのクイズを出します。 毎回の授業の最後に課題を出します。受講生はポータルのアンケート機能で後日解答を提出します。また、同時に授業に対する質問を提出します。 期末に小論文を提出します。 |
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課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | 毎回の課題については次の回でコメントします。また、授業内容に対する質問へは次の回に回答します。 |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
小論文・レポート | 60% | 小論文の内容で評価します |
授業参加 | 30% | 毎回の授業の最後に出す課題に対する解答率 |
授業参加 | 10% | 毎回の授業中に出すクイズへの正答率 |
定期試験 | 0% | 実施しない |
テキスト | なし |
参考文献 | 環境経済学の第1歩/大沼あゆみ・柘植隆宏/2021年/有斐閣/2000円(税別)/ ISBN-13 : 978-4641150898 |
関連ページ | なし |
その他、履修生への注意事項 | 授業の出欠確認はポータルの出欠機能(スマホ入力)を用います。 授業内容についての質問を歓迎します。 |
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【マネジメント学部生活環境マネジメント学科】 |
実務経験の概要 | 国家公務員 |
実務経験と授業科目との関連性 | 環境政策に関する行政経験を踏まえて講義します。 |