科目名 | 健康管理論 | |
担当者 | 柳澤 功 | |
開講期 | 2023年度秋学期 | |
科目区分 | 週間授業 | |
履修開始年次 | 3年 | |
単位数 | 2単位 | |
授業の方法 | 講義 | |
授業題目 | 女性のヘルスケア | |
授業の達成目標 | 女性が、仕事やパートナーとの生活、さらには子育てなども含めた様々なライフスタイルにおいて、性差による不利を受けることなく、個々が思い描くような社会との接し方を実現できたり、自分らしく生きることを叶えたい。そのためには、まず必要不可欠な女性として健康保持に関するリテラシーを身に付けることが大切である。授業を通して、健康的なライフスタイルとはいかなるものか、女性のWell-being を考察し意見発表できるようになる。また、これから出くわすいろいろなライフイベントに対して、個々に合った備えが出来ることも、当授業の目標となる。 | |
今年度の授業内容 | “ヒトはなぜ病気になるのか?” この背景を人類進化や現代人のライフスタイルの問題から解説する。さらに、最新の医学的知見やビジネスモデルなどを紹介し、今、起きている事象と解決しようとしているアクションを合わせて確認することで、自分にとって何が必要で、自分が取るべき行動が明確になる。各自のライフスタイルに直結させる授業を届ける。 |
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準備学修 予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | ・授業資料は原則、前日に学修ポータルサイトに掲出する。各自で授業前にダウンロードした授業資料に目を通し、疑問点などをあらかじめ整理しておくこと。 ・授業後は授業資料および自身が残した講義ノート等を再読し、授業内で登場したが意味が判らない用語などを調べ理解すること。 ・基本、復習に重きを置いておくこと。 |
合計60時間 |
自習に関する一般的な指示事項 | 日頃から、健康問題や生命倫理問題についてのニュース等に関心を持ち、自らのこととして考える習慣を身につけておくこと。 | |
第1回 | ガイダンス | |
第2回 | 女性のライフサイクルと健康問題 | |
第3回 | プレコンセプションケア | |
第4回 | フレイル・サルコペニア | |
第5回 | 妊娠・出産と医療 | |
第6回 | 女性特有の病気について1(月経困難症、子宮内膜症) | |
第7回 | 女性特有の病気について2(乳がん、子宮がん) | |
第8回 | 中間まとめ(前回までの復習と追加事例の紹介) | |
第9回 | 女性特有の病気について3(頭痛、睡眠障害) | |
第10回 | 女性特有の病気について4(冷え性、便秘) | |
第11回 | 女性特有の病気について5(更年期障害) | |
第12回 | 現代生活と病気、治療へのアプローチ1(10代・20代向け) | |
第13回 | 現代生活と病気、治療へのアプローチ2(学生の将来に備えて) | |
第14回 | メンタルヘルス | |
第15回 | まとめ(全回の復習、並びに最新事例・トピックスを追加紹介) | |
授業の運営方法 | ・パワーポイント等による講義や関連動画の視聴を授業で行う。 ・授業に関する課題(リアクションペーパーとして)を提出する。 ・出欠確認はポータルのスマホ出席で行う。 ・対面授業: 原則、対面授業とする。パワーポイントや参考画像などを教室スクリーンに映写しつつ、口頭で説明を進める。投影にない部分も口頭で補足するため、受講生は各自でノートを作成すること。受講後は学修ポータルサイトを通じてリアクションペーパーを当日中に提出すること。 ・遠隔授業: 遠隔にしなければならない事情が発生した場合は、Teamsを活用した遠隔授業を「リアルタイム方式」で行う。詳細は「その他、履修生への注意事項」を参照すること。また、受講後に学修ポータルサイトを通じてリアクションペーパーを当日中に必ず提出すること。 ・対面授業の回・遠隔授業の回ともに、学修ポータルサイトを通じて授業資料を受講生に事前に配布する。授業資料には授業内容スライド、参考図版・参考資料、参考動画URL、参考文献などをまとめているので、必要に応じて受講時は手元で参照できるように備えること。 |
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課題 試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | ・リアクションペーパーの内容について次の回の授業の冒頭で一部紹介する。またリアクションペーパーで示された授業内容に関する疑問点などについても再説明を行う。 |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
授業参加 | 50% | 課題提出(リアクションペーパー) |
小論文・レポート | 50% | 最終課題 |
定期試験 | 0% | 実施しない |
テキスト | なし |
参考文献 | 授業内、もしくは授業資料にて随時案内する。 |
関連ページ | なし |
その他、履修生への注意事項 | ・対面授業にはノートパソコンなどを持参すること。(リアクションペーパー作成&提出のため) ・課題(リアクションペーパー)が未提出の場合や記載内容が不十分な場合は欠席扱いとする。 ・外部講師による特別講義を企画する場合がある。 (・想定外の出来事や、通常通りの授業運営が出来ないような不具合が発生した場合は、運営方法を変更する可能性がある。) (・進捗や状況によってはスケジュール・内容を調整する場合がある。) ①出欠の取り方について ・学修ポータルサイトを通じたリアクションペーパーの提出をもって授業出席とする。提出期間は当日中を原則とする。なお、スマホ出席でも授業への参加状況を確認する。授業に出席せず、リアクションペーパーさえ出せばいいという意味ではないので、注意すること。 ②授業の実施方法に関する注意 ・対面授業時は、他の受講生に対する妨害行為となるので教室内での私語は慎むこと。 ・遠隔授業時は、Microsoft Teamsを利用した「リアルタイム方式」で実施する。当該授業の前に履修生宛てにTeamsのコードを伝えるので事前に「健康管理論」のチームに参加すること。授業当日は各自でTeamsにアクセスし、授業に参加すること。(※なお、授業後に授業動画をアップロードする。) ③成績評価方法 ・出席(=リアクションペーパーの提出回数)が50点(初回授業時に伝える評価対象回数以上の提出で加点) ・最終課題が50点(最終課題は、最終授業で提示する課題に対して、1000文字以上のレポート提出とする予定) 合計100点満点で評価。60点が単位獲得の最低ライン。 |
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【マネジメント学部生活環境マネジメント学科】 |
実務経験の概要 | 企業営業担当者<兼企業内新規事業提案実行者>(@女性ヘルスケア関連企業) |
実務経験と授業科目との関連性 | 医学・科学に関する実務経験と最新知見により、科学的根拠に基づくヘルスケアリテラシーの向上、並びに女性を取り巻く社会的課題の把握に寄与する。 |