科目名 | 庭園と都市環境 | |
担当者 | 村田 あが | |
開講期 | 2024年度秋学期 | |
科目区分 | 週間授業 | |
履修開始年次 | 3年 | |
単位数 | 2単位 | |
授業の方法 | 講義 | |
授業題目 | 国内外の様々な庭園と都市環境の知見を得る | |
授業の達成目標 | 国内外の庭園と都市環境の諸相に関する知見を理解し、説明できるようになることを目的とする。都市環境における緑・水環境の成り立ちや意義、現状や今後の姿について理解し、将来像をイメージできるようになることを目標とする。庭園の成り立ち、デザイン・コンセプト、鑑賞の方法などについて理解し、受講生各自が庭園や緑・水環境を評価できるようになることを目指す。 | |
今年度の授業内容 | 身近なまちの庭園や都市の緑と水の空間、京都の庭園、ヨーロッパやイスラム圏の庭園など、様々な庭園を解説する。それぞれの庭園の成り立ちやデザインコンセプト、作庭の思想や庭園文化、造園方法やメンテナンスに関する知識を学ぶ。それらを通して、受講生が身近な庭園を観察し評価する視点を身につけることができるよう指導する。 | |
準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | 事前にポータルに掲出する授業資料を読み、要点をまとめ、関連情報をあらかじめ整理しておく。講義終了後には、授業資料やノートを見直し、その回の概要をまとめ、理解を深めておくよう努めてほしい。 | 合計60時間 |
自習に関する一般的な指示事項 | 庭園に興味を持ち、身近な庭園に自ら出かける。身近な庭や通学路などの緑・水環境に目を配る。 | |
第1回 | 東京の都市の緑環境1.屋上緑化 | |
第2回 | 東京の都市の緑環境2.都市緑化 | |
第3回 | 東京の都市の緑環境3.住宅地の公園整備 | |
第4回 | 東京の庭園 旧古河庭園 | |
第5回 | 京都の庭園1.無鄰菴 | |
第6回 | 京都の庭園2.東福寺、重森三玲邸 | |
第7回 | イランの庭園 | |
第8回 | スペインの庭園1.アルハンブラとヘネラリーフェ、期末課題出題、研究倫理の解説 | |
第9回 | スペインの庭園2.コルドバとセビリア | |
第10回 | イタリアの庭園 | |
第11回 | イギリスの庭園1.風景式庭園 | |
第12回 | イギリスの庭園2.王宮の庭と郊外住宅の庭 | |
第13回 | フランスの庭園 | |
第14回 | ドイツの庭園 | |
授業の運営方法 | 講義形式で実施する。 | |
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | 授業終了後、全体的な講評や特徴的な見解の紹介、典型的な誤解についての解説をポータルに掲出する。 |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
定期試験 | 0% | 実施しない |
小論文・レポート | 100% | 期末レポートの提出を課す。 学術的な考察、正しい論文作法を重視し成績を評価する。 |
授業参加 | 0% | なし |
その他 | 0% | なし |
テキスト | 購入しなければならないテキストはない。毎回、ポータルに授業資料を掲出する。 |
参考文献 | ランドスケープの近代、三谷徹他、鹿島出版社、2010年、2,800円+税、ISBN 978-4-306-07281-7 庭園史をあるく—日本・ヨーロッパ編、武居二郎他監修、昭和堂、2009年、2,400円+税、ISBN 4-8122-9803-2 |
関連ページ | 授業で扱う庭園のHPなどを必要に応じて授業内で適宜紹介する。 |
その他、履修生への注意事項 | 1.ポータルによる授業資料の提示 授業資料の提示期間は、当該授業当日の1週間後の23:59までとする。 2.期末レポート提出に関する注意 期末レポートは、注、参考文献を含まず、本文のみで3,000字以上とする。 授業内容の理解度、学術的な考察、自分の意見、正しい論文作法(引用のしかた、文末注の付け方、参考文献の記載など)を重視し成績を評価する。 レポートが期限内にポータル経由で提出されないと、成績評価対象外となる。 |
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【マネジメント学部生活環境マネジメント学科】 |