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科目名食の安全
担当者上杉 宰世
開講期2024年度秋学期
科目区分週間授業
履修開始年次3年
単位数2単位
授業の方法講義
授業題目食品の安全性とリスク
授業の達成目標近年、日本では食の安全性について不安を募らせる事例が後を絶たず、個人においてもそれに対応する知識が必要とされてきている。食品に含まれる栄養素はいずれも化学物質であり、食品汚染の原因となるのもまた、化学物質である。この授業では、食品の安全性を脅かすさまざまな化学物質や微生物の人体への影響を学ぶことで、食の安全に関するリテラシーを身につけ、自分の食生活のリスクについて説明できるようになることを目標とする。
今年度の授業内容リスクを正しく把握した上で、しっかりしたリスクマネジメントをすることにより、食品の安全性は担保することができる。安全性が担保されたものを不必要に警戒する必要がないことを、各リスク要因に関する講義から理解し、正しい食品選択ができるようにする。
準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について各回の授業テーマについて、ポータルで配信された授業資料を読み、興味ある事象やキーワードについて調べる。【2時間】
授業中に提示された課題について、不明点や興味をひかれた点について文献等を調べて補完する。【2時間】
合計60時間
自習に関する一般的な指示事項食の安全に関わるニュースや記事に注目し、事実を具体的に調べたうえで、自分の意見をコメントできるようにしておく。
第1回授業の概要と進め方
第2回食品のリスク〜安全と安心の違い〜
第3回食品と微生物
第4回食中毒ー総論
第5回食中毒ー細菌性食中毒
第6回食中毒ーウィルス、自然毒、寄生虫
第7回食品中の汚染物質
第8回食物アレルギー
第9回食品添加物と安全性評価
第10回有機栽培と動物用医薬品
第11回遺伝子組み換え食品・ゲノム編集食品
第12回食品衛生管理とHACCP
第13回食品表示制度ー保健機能食品
第14回ジェンダー・フードタブーと健康食品
授業の運営方法ポータルに掲載した授業資料を用いて講義を進める。
授業内で演習した課題をリアクションペーーパーまたは小レポートとして授業の次の日までに提出する。
期末には講義の内容についてさらに深く調べ、総合的に考察したレポートを提出する。

課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法授業内演習や課題に対して、全体的な講評を次回の授業にて行う。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
小論文・レポート 30% 期末レポート
授業参加 10% 授業への参加度
授業参加 60% 授業内演習課題への取り組みと提出・内容
参考文献 誤解だらけの「食の安全」 (日経プレミアシリーズ) 2014/7/9 有路 昌彦 (著)

食品添加物はなぜ嫌われるのか: 食品情報を「正しく」読み解くリテラシー (DOJIN選書)
2020/6/1 畝山智香子 (著)
その他、履修生への注意事項 「成績評価の方法」
授業への出席状況、授業毎のリアクションペーパーまたは小レポートへの取り組みと提出状況、期末レポートにて評価します。
「出席回数のカウント方法」
スマホ出席(ネットワーク不良等によりアクセスできなかった場合は当日の授業中に申し出てください。それ以降は修正しません)
また、就職活動に関わる遅刻欠席は考慮しません。
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【マネジメント学部生活環境マネジメント学科】