科目名 | 食の安全 | |
担当者 | 上杉 宰世 | |
開講期 | 2023年度秋学期 | |
科目区分 | 週間授業 | |
履修開始年次 | 3年 | |
単位数 | 2単位 | |
授業の方法 | 講義 | |
授業題目 | 食品の安全性とリスク | |
授業の達成目標 | 近年、日本では食の安全性について不安を募らせる事例が後を絶たず、個人においてもそれに対応する知識が必要とされてきている。食品に含まれる栄養素はいずれも化学物質であり、食品汚染の原因となるのもまた、化学物質である。この授業では、食品の安全性を脅かすさまざまな化学物質や微生物の人体への影響を学ぶことで、食の安全に関するリテラシーを身につけ、自分の食生活のリスクについて説明できるようになることを目標とする。 | |
今年度の授業内容 | リスクを正しく把握した上で、しっかりしたリスクマネジメントをすることにより、食品の安全性は担保することができる。安全性が担保されたものを不必要に警戒する必要がないことを、各リスク要因に関する講義から理解し、正しい食品選択ができるようにする。 | |
準備学修 予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | 前日までに配信した授業資料に目を通しておく。 授業終了後、不明点は自分なりに調べ、担当教員に確認する。 |
合計60時間 |
自習に関する一般的な指示事項 | 食の安全に関わるニュースや記事に注目し、事実を具体的に調べたうえで、自分の意見をコメントできるようにしておく。 | |
第1回 | 授業の概要と進め方 | |
第2回 | 食品のリスク~安全と安心の違い~ | |
第3回 | 食品と微生物 | |
第4回 | 食中毒ー細菌性食中毒 | |
第5回 | 食中毒ー自然毒 | |
第6回 | 食品添加物 | |
第7回 | 環境汚染と食品汚染 | |
第8回 | 食品の安全基準 | |
第9回 | 農薬と動物用医薬品 | |
第10回 | 食物アレルギー | |
第11回 | 遺伝子組み換え食品・ゲノム編集食品 | |
第12回 | 特定保健用食品・機能性食品 | |
第13回 | ジェンダー・フードタブーと食料安全保障 | |
第14回 | 健康食品とリテラシー | |
第15回 | まとめと期末レポートの説明 | |
授業の運営方法 | 配布資料とパワーポイントを用いて講義を行う。 授業後にリアクションペーパーをMS Teams課題タブから提出する |
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課題 試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | 授業内演習や課題に対して、全体的な講評を次回の授業にて行う。 |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
定期試験 | 0% | 実施しない |
小論文・レポート | 50% | 期末レポート |
授業参加 | 50% | リアクションペーパー提出とその内容 |
参考文献 | 誤解だらけの「食の安全」 (日経プレミアシリーズ) 2014/7/9 有路 昌彦 (著) 食品添加物はなぜ嫌われるのか: 食品情報を「正しく」読み解くリテラシー (DOJIN選書) 2020/6/1 畝山智香子 (著) |
その他、履修生への注意事項 | <遠隔授業の実施方法> ・履修生には、初回授業の前にポータルからTeams のチームコードを伝えるので、初回授業までに Teams からコード入力をしてチームに参加しておきましょう。 ・授業後にMS-Teams課題タブからリアクションペーパーを提出することで"出席点"を加点します。 |
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【マネジメント学部生活環境マネジメント学科】 |