科目名 | 食と健康 | |
担当者 | 上杉 宰世 | |
開講期 | 2024年度春学期 | |
科目区分 | 週間授業 | |
履修開始年次 | 3年 | |
単位数 | 2単位 | |
授業の方法 | 講義 | |
授業題目 | 食と健康のリテラシーを身につける | |
授業の達成目標 | 私たちは一生の間に8万回も食事をし、飲料水を含めると100万トンを超える飲食物を体内へ取り込んでエネルギーや栄養素を摂取している。しかし、食物はただ食べればよいというわけではない。健康を維持増進するためにはどのような食事をして、良好な栄養状態を保つべきであろうか。それには、摂取された栄養素や食品成分が生体にどのように作用(機能)して健康状態に影響を与えるのかを理解する必要がある。この授業ではいつ、何を、どれだけ、どのように食べれば良いのか、ライフステージに応じた栄養素の摂取方法について学び、各自が健康的な食習慣を実践できるようになることを目標とする。 | |
今年度の授業内容 | 食品の機能性(栄養機能、嗜好機能、生体調節機能)を解説した後、女性のライフステージの特徴を理解した上で、各ステージに求められる食生活について学ぶ。食と健康のリテラシーを身につけ、各自が望ましい食生活を実現するための方法を考える。 | |
準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | ・前日までに配布した授業資料に目を通しておく。【2時間】 ・授業終了後、不明点は自分なりに調べ、担当教員に確認する。【2時間】 |
合計60時間 |
自習に関する一般的な指示事項 | 日常の食事内容を記録して、どのようにすればより健康的な食生活となるか、改善を試みる。 この記録は期末レポートとして提出する。 |
|
第1回 | 授業の概要と進め方 | |
第2回 | 食品の3つの機能ー栄養的機能・嗜好的機能・生体調整機能 | |
第3回 | 食生活指針 | |
第4回 | 食事バランスガイド | |
第5回 | 食事に含まれる栄養成分(エネルギー産生栄養素) | |
第6回 | 食事に含まれる栄養成分(ミネラル) | |
第7回 | 食事に含まれる栄養成分(ビタミン・機能性成分) | |
第8回 | 生体リズムと食事 | |
第9回 | 女性のライフステージと栄養−成熟期 | |
第10回 | 女性のライフステージと栄養−妊娠・授乳期 | |
第11回 | 女性のライフステージと栄養−子育て期 | |
第12回 | 女性のライフステージと栄養−更年期以降 | |
第13回 | 生活習慣病と健康 | |
第14回 | 食と健康情報のリテラシー | |
授業の運営方法 | ポータルに掲載した授業資料を用いて講義を進める。 授業後に演習した課題をリアクションペーパーまたはミニレポートとして授業の次の日までに提出する。 期末には1日分の食事を記録し分析したレポートを提出する。 |
|
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | 授業内演習や課題に対して、全体的な講評を次回の授業にて行う。 |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
小論文・レポート | 40% | 自己の食生活の記録を分析した上で、改善策を考える期末レポート |
授業参加 | 10% | 授業の参加度 |
その他 | 50% | 授業内演習課題への取り組みと提出状況 |
参考文献 | 『食事と健康の科学』 稲山 貴代、 大森 玲子 (編),建帛社;(2017/4/1) 『女性と健康 -大人の女性になるための健康知識-』 徳野 裕子 齋藤 麗子,布施 晴美 (著) ,東京教学社 (2018/4/1) |
その他、履修生への注意事項 | 「成績評価の方法」 授業への出席状況、授業毎のリアクションペーパーまたは小レポートへの取り組みと提出状況、期末レポートにて評価します。 「出席回数のカウント方法」 スマホ出席(ネットワーク不良等によりアクセスできなかった場合は当日の授業中に申し出てください。それ以降は修正しません) また、就職活動に関わる遅刻欠席は考慮しません。 |
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【マネジメント学部生活環境マネジメント学科】 |