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科目名食と健康
担当者上杉 宰世
開講期2023年度秋学期
科目区分週間授業
履修開始年次3年
単位数2単位
授業の方法講義
授業題目食と健康のリテラシーを身につける
授業の達成目標私たちは一生の間に8万回も食事をし、飲料水を含めると100万トンを超える飲食物を体内へ取り込んでエネルギーや栄養素を摂取している。しかし、食物はただ食べればよいというわけではない。健康を維持増進するためにはどのような食事をして、良好な栄養状態を保つべきであろうか。それには、摂取された栄養素や食品成分が生体にどのように作用(機能)して健康状態に影響を与えるのかを理解する必要がある。この授業ではいつ、何を、どれだけ、どのように食べれば良いのか、ライフステージに応じた栄養素の摂取方法について学び、各自が健康的な食習慣を実践できるようになることを目標とする。
今年度の授業内容食品の機能性(栄養機能、嗜好機能、生体調節機能)を解説した後、女性のライフステージの特徴を理解した上で、各ステージに求められる食生活について学ぶ。食と健康のリテラシーを身につけ、各自が望ましい食生活を実現するための方法を考える。
準備学修 予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について・前日までに配布した授業資料に目を通しておく
・授業終了後、不明点は自分なりに調べ、担当教員に確認する。
合計60時間
自習に関する一般的な指示事項日常の食事内容を記録して、どのようにすればより健康的な食生活となるか、改善を試みる。
この記録は期末レポートとして提出する。
 第1回授業の概要と進め方
 第2回食品の3つの機能ー栄養的機能・嗜好的機能・生体調整機能
 第3回食生活指針
 第4回食事バランスガイド
 第5回食事に含まれる栄養成分(エネルギー産生栄養素)
 第6回食事に含まれる栄養成分(ビタミン・ミネラル)
 第7回食事に含まれる栄養成分(機能性成分その他)
 第8回生体リズムと食事
 第9回女性のライフステージと栄養-成熟期
 第10回女性のライフステージと栄養-妊娠・授乳期
 第11回女性のライフステージと栄養-子育て期
 第12回女性のライフステージと栄養-更年期以降
 第13回生活習慣病
 第14回食と健康情報のリテラシー
 第15回総まとめと期末レポートの説明
授業の運営方法配布プリントを用いて講義を行う。動画を視聴し、ミニレポートを提出することもある。 
期末には1週間の食事を記録、分析したレポートを提出する。

なお、遠隔授業に実施に関してはリアルタイム中継で行う。具体的内容は「その他、履修生への注意事項」を参照のこと。
課題 試験やレポート等に対するフィードバックの方法授業内演習や課題に対して、全体的な講評を次回の授業にて行う。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
定期試験 0% 実施しない
小論文・レポート 70% 自己の食生活の記録を分析した上で、改善策を考える期末レポート
授業参加 30% 授業内に提出するコメントシートやミニレポート、授業の参加度
その他 0%
参考文献 『食事と健康の科学』 
稲山 貴代、 大森 玲子 (編),建帛社;(2017/4/1)

『女性と健康 -大人の女性になるための健康知識-』
徳野 裕子 齋藤 麗子,布施 晴美 (著) ,東京教学社 (2018/4/1)
その他、履修生への注意事項 <遠隔授業の実施方法>
・履修生には、初回授業の前にポータルからTeams のチームコードを伝えるので、初回授業までに Teams からコード入力をしてチームに参加しておきましょう。
・授業後にMS-Teams課題タブからリアクションペーパーを提出することで"出席点"を加点します。
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【マネジメント学部生活環境マネジメント学科】