科目名 | ファッション商品企画 | |
担当者 | 深町 浩祥 | |
開講期 | 2024年度秋学期 | |
科目区分 | 週間授業 | |
履修開始年次 | 3年 | |
単位数 | 2単位 | |
授業の方法 | 講義 | |
授業題目 | ファッションマーチャンダイジング(Fashion Merchandising) | |
授業の達成目標 | デザイン、製品開発、仕入、マーケティング、広報、輸出入、営業販売、小売管理など、ファッション業界に関するあらゆることを総合的にプランニングするファッションマーチャンダイジングについて学ぶことで、世界のトレンドを形作るファッションビジネスの基本的な知識や思考方法を説明でき、商品企画を立案できるようになることを目標とする。また、ファッション業界での評価が高いファッションビジネス能力検定などの資格試験に必要な基礎知識を得ることができる。 | |
今年度の授業内容 | 前半は商品企画にもとめられる要素とマーチャンダイザー(MD)の職能について概観し、消費者を理解するための基本的な行動原理とその分析手法を学ぶ。後半は、業態別のMD、メタバースにおけるMDとヴィジュアルマーチャンダイジング(VMD)、販売チャネルグローバル化、プロモーションの手法について理解を深める。 | |
準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | 事前に公開される各回の授業資料を予習し、授業後には重要なポイントを確認しておくこと。 | 合計60時間 |
自習に関する一般的な指示事項 | ファッションマーチャンダイジングの理解には、総合的な知識と経験が求められるので、専攻科目の自習だけでなく、一般科目についても広く学ぶ意識をもつこと。 | |
第1回 | ガイダンス | |
第2回 | デザインシンキング | |
第3回 | 商品企画のためのリサーチ | |
第4回 | データサイエンス(SNS)と商品企画 | |
第5回 | メディアデザインと商品企画 | |
第6回 | 予算計画と商品企画 | |
第7回 | MD演習① | |
第8回 | 外部講師による講義(予定) | |
第9回 | 現代アート・舞台芸術・音楽と商品企画 | |
第10回 | サイバー・フィジカルシステムと商品企画 | |
第11回 | メタバース(アニメ・ゲーム他)と商品企画 | |
第12回 | MD事例分析(美容・健康) | |
第13回 | VMDと店舗計画(AR/VR) | |
第14回 | MD演習② | |
授業の運営方法 | 基本的に講義形式で授業を行う。具体的な内容は「その他、履修生への注意事項」を参照のこと。英語で授業を行う場合がある。 | |
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | レポート回収後、特徴的な見解の紹介や典型的な誤解についての解説を行う。 |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
定期試験 | 0% | 実施しない。 |
小論文・レポート | 60% | 期末課題 |
授業参加 | 10% | 積極的な発言等 |
その他 | 30% | リアクションペーパー等 |
テキスト | 適宜指示する。 |
参考文献 | 深町浩祥編著『世界へひらくJAPAN FASHION ──本当のクール・ジャパンをつくる人たち』フィルムアート社、 2011 深町浩祥訳『ファッションデザイン 101のアイデア 』フィルムアート社 、2011 尾原容子著『グローバリゼーションとデジタル革命から読み解く Fashion Business 創造する未来』繊研新聞社、2016 鷲田清一著『ひとはなぜ服を着るのか』筑摩書房、2012 富島公彦著『ユナイテッドアローズ日本一お客様に喜ばれる販売員の話』講談社、2015 久保茂樹著『役に立つアパレル業務の教科書』文芸社、2016 Annette B. Weiner,Cloth and Human Experience (Smithsonian Series in Ethnographic Inquiry)、1991 International Textiles,Magazine Textile Report,Magazine |
関連ページ | Fashion Week TOKYO(https://rakutenfashionweektokyo.com/jp/sp/index/) Japan Creation(http://www.japancreation.com/index2.html) Premium Textile Japan(http://www.ptjapan.com/index2.html) ヴィクトリア・アンド・アルバート(V&A)博物館 (http://www.vam.ac.uk/) Premium Textile Japan(http://www.ptjapan.com/) Premiere Vision Paris(http://www.premierevision.com/) 繊研plus(http://www.senken.co.jp/) |
その他、履修生への注意事項 | 授業資料:配布はTeamsもしくはポータル機能の利用をします。 出席管理:ポータルの出席コードを利用します。 授業運営:状況により内容・方法に変更が生じる場合があります。 *ファッション関連の実務家を外部講師として招聘する予定。 分野横断的な基礎知識が求められるため、美学・美術史、法学、会計学、デザイン、情報学、心理学、都市論などを履修していることが望ましい。 |
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【マネジメント学部生活環境マネジメント学科】 |
実務経験の概要 | ファッション企画会社ディレクター。現代アートキュレーター・アドミニストレター。 |
実務経験と授業科目との関連性 | 美学・芸術学、美術史、デザイン史、文化史、心理学、データサイエンス、法学、会計学、ビジネスプラクティスなど、ファッション商品企画を行うために必要な分野横断的な理論と実践内容を習得する。 |