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科目名フードビジネス
担当者天海 弘
開講期2023年度春学期
科目区分週間授業
履修開始年次3年
単位数2単位
授業の方法講義
授業題目食の変化とフードビジネス
授業の達成目標消費の多様化や市場の国際化が進むフードビジネスの世界を食品流通の視点を通して学ぶことを目的としている。フードビジネスは食品素材の生産から食料品の製造、流通、消費に至るフードシステムで構成されている。身近な食品を通じて、それらが製造されてから消費されるまでの仕組みとともに、役割についても説明できるようにすることを目標としている。
今年度の授業内容社会環境や生活環境の変化により、食生活そして食品消費の形態が大きく変わってきている。食の変化とフードビジネスについて解説し理解した上で、素材産業から2次加工産業、そして中食・外食産業などを食品流通の視点で学んだうえで、今後の課題について考えていく。
準備学修 予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について事前にTeamsに掲示する各回の講義資料を読み、疑問に思うことをあらかじめ整理しておく。講義終了後は、掲示資料や関連動画などを必要に応じて見直し、まとめなおして理解を深めておくこと。 合計60時間
自習に関する一般的な指示事項TVや新聞、インターネットなどからフードビジネスにかかわる出来事を収集し、概要と関連情報をメモして説明できるようにしておくこと。
 第1回ガイダンス
 第2回食生活の多様化と食品消費の変化
 第3回日本の食料供給
 第4回食品素材産業-小麦粉
 第5回食品素材産業-植物油
 第6回食品加工産業-小麦粉2次加工品
 第7回中食・外食産業
 第8回食品の輸出入
 第9回食品の供給とロス
 第10回食の安全と安心
 第11回新たな食品消費の潮流
 第12回食品を取り巻く課題
 第13回まとめ
授業の運営方法・パワーポイント等による講義や関連動画の視聴を行う。
・授業中に提示される課題(コメントシート等)の提出をもって出席とするが、未提出であったり不十分な内容の場合は欠席とする。
・印刷用資料は授業前日までにTeamsに掲示する。紙ベースの資料配布は行わないので、必要に応じてダウンロードや印刷しておくこと。
・初回授業前にポータルでTeamsのチームコードを連絡する。
・遠隔授業の実施に関してはTeamsによるリアルタイム授業を基本とする。具体的内容は「その他、履修生への注意事項」参照のこと。
課題 試験やレポート等に対するフィードバックの方法前回の授業で提出された課題(コメントシートなど)に基づき、特徴的な見解の紹介や典型的な誤解についての解説を授業の冒頭で行う。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
定期試験 50% 筆記試験
授業参加 50% 課題(コメントシート等)の提出
参考文献 日本の食文化史/石毛直道/2015年 岩波書店
三版 食品の消費と流通/日本フードスペシャリスト協会/2012年 建帛社
食の歴史/ジャック・アタリ/2020年 プレジデント社
フードテック革命/田中宏隆他/2020年 日経BP社
ゲノム編集食品が変える食の未来/松永和紀/2020年 ウェッジ社
関連ページ 製粉協会/http://www.seifunky.jp/
日本植物油協会/https://www.oil.or.jp/
日本パン工業会/https://www.pankougyokai.or.jp/
日本スーパーマーケット協会/http://www.super.or.jp/
食の安全と安心を科学する会/https://nposfss.com/
その他、履修生への注意事項 ・授業中の私語や居眠りは厳禁。
・授業にはノートパソコンなどの持参が望ましい。(課題作成・提出などのため)
・不具合が発生した場合は、運営方法を変更する可能性がある。
・進捗や状況によってはスケジュール・内容を調整する場合がある。
・機会があれば、外部講師による特別講義を企画する場合がある。
・遠隔授業の実施に関しては、Teamsを使用しリアルタイム授業とする。
 遠隔授業の際はTeamsにアクセスしチームに参加すること。
 出欠確認は課題(コメントシート等)の提出をもって出席とする。
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【マネジメント学部生活環境マネジメント学科】
実務経験の概要 企業における食品関連の研究・開発
実務経験と授業科目との関連性 企業での食品関連分野の経験を生かした講義により、フードビジネスへの理解を深める。