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科目名ファッションビジネス
担当者深町 浩祥
開講期2023年度春学期
科目区分週間授業
履修開始年次3年
単位数2単位
授業の方法講義
授業題目ファッションビジネス
授業の達成目標一般にファッションビジネスというとアパレル産業がイメージされるが、現在では、デザイン商品を取り扱う多くの産業がファッションビジネスと考えられている。この授業では、高度に洗練された消費者のニーズに対してどのように商品を企画し、提供していくことが求められているのか、事例をもとに各種の業態の特徴を説明できるようになり、実践的なビジネスの計画を立案できるようになることを目標とする。また、ファッション業界で評価が高いファッションビジネス能力検定などの資格試験に必要な基礎知識を得る。
今年度の授業内容ファッションビジネスの基本構造を把握した後、現在の消費者ニーズの変化や最新の技術革新によってファッションビジネスがどのように変化しているか、どのようなビジネス戦略が実施されているか、事例をもとに理解を深める。
準備学修 予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について事前に公開される各回の授業資料を予習し、授業後には重要なポイントを確認しておくこと。 合計60時間
自習に関する一般的な指示事項ファッションビジネスの専門書だけでなく、専門雑誌(ファッション販売)や業界紙(繊研新聞、WWDなど)に注目し、最新情報を意識すること。
 第1回ガイダンス
 第2回ファッションビジネスの基本構造
 第3回ファッションビジネスの成立過程と拡張
 第4回ファッションビジネスとブランディング
 第5回ファッションビジネス・アパレル流通演習
 第6回ライフスタイル産業(住環境)としてのファッションビジネス
 第7回ライフスタイル産業(食環境)としてのファッションビジネス
 第8回ファッションビジネス演習①生産管理
 第9回ファッションビジネス演習②流通・販売
 第10回ファッションビジネス事例研究①グローバル企業
 第11回ファッションビジネス事例研究②プライベート企業
 第12回ファッションビジネスにおけるデータサイエンス・AIの活用
 第13回ファッションビジネスと法
 第14回ファッションビジネスと社会学
 第15回ファッションビジネスとサブカルチャー
授業の運営方法適宜テーマに沿って演習・ディスカッションを行う。基本的に、事例をもとにした資料を用いてパワーポイントによるプレゼンテーション形式で講義を実施する。英語で授業を行う場合がある。
遠隔授業の実施に関しては、Microsoft Teamsによるリアルタイム授業を基本とする(チームコードは事前に通知する)。具体的な内容は「その他、履修生への注意事項」を参照のこと。



課題 試験やレポート等に対するフィードバックの方法レポート回収後、特徴的な見解の紹介や典型的な誤解についての解説を行う。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
定期試験 0% 実施しない
小論文・レポート 70% 期末レポート
授業参加 10% 積極的な発言等
その他 20% リアクションペーパー等
テキスト 適宜指示する
参考文献 深町浩祥編著『世界へひらくJAPAN FASHION ──本当のクール・ジャパンをつくる人たち』フィルムアート社、 2011
深町浩祥訳『ファッションデザイン 101のアイデア 』フィルムアート社 、2011
尾原容子著『グローバリゼーションとデジタル革命から読み解く Fashion Business 創造する未来』繊研新聞社、2016
富島公彦著『ユナイテッドアローズ日本一お客様に喜ばれる販売員の話』講談社、2015
久保茂樹著『役に立つアパレル業務の教科書』文芸社、2016
日経デジタルマーケティング『オムニチャネル&O2Oの教科書』日経BP社、2016
鷲田清一著『ひとはなぜ服を着るのか』筑摩書房、2012
ダニエル・ピンク著、大前研一訳『ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代』三笠書房 、2006



関連ページ J繊研plus(http://www.senken.co.jp/)
Japan Fashion Week(http://www.japancreation.com/index2.html)
Premium Textile Japan(http://www.ptjapan.com/index2.html)
Premiere Vision Paris(http://www.premierevision.com/)
Pitti Immagine Filati(http://www.pittimmagine.com/corporate/fairs/filati/news.html)
その他、履修生への注意事項 遠隔授業の実施方法:Microsoft Teamsを利用したリアルタイム授業とします。初回授業までに、チームコードをポータルより通知するので、チーム参加できるように準備しておいてください。
運営方法:授業資料の配布、ポータル機能の利用を基本とします。
出席管理:ポータルのリアクション機能を利用します。
授業運営:状況により内容に変更が生じる場合があります。
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【マネジメント学部生活環境マネジメント学科】
実務経験の概要 ファッション企画会社ディレクター。現代アートキュレーター・アドミニストレター。
実務経験と授業科目との関連性 美学・芸術学、美術史、デザイン実践、文化史、産業史、法学、会計学、ビジネスプラクティスなど、ファッションビジネスを理解するために必要な分野横断的な理論と実践内容。