科目名 | フードデザイン | |
担当者 | 上杉 宰世 | |
開講期 | 2024年度春学期 | |
科目区分 | 週間授業 | |
履修開始年次 | 3年 | |
単位数 | 2単位 | |
授業の方法 | 講義 | |
授業題目 | フードコーディネートと食空間デザイン | |
授業の達成目標 | この授業では食の持つ精神的意義や美味しさに着目し、食にかかわる行事やイベントの企画、飲食店舗の開業など、グループで食空間のデザインや食事の内容などについて企画する。これらの作業を通して、食生活をデザインする基礎力や企画力、プレゼンテーション力を身につける。また、実生活で食環境問題を踏まえた食空間をデザインできるようになる。さらに健康な食生活を営むことができるようになる。 | |
今年度の授業内容 | 食べるという行動には、生命維持と健康保持の生理的意義があるが、一方で他者とのコミュニケーションを図ったり、心の安らぎを得たりする精神的意義もある。その中で、美味しさは重要なキーワードである。 安らぎや快適さ、美味しさ、さらに行事と食との関係など、食空間を創造するための基本知識と食を取り巻く環境問題を学ぶ。それらの知識をもとに、さまざまな課題(行事やイベントの企画、食空間のデザインなど)について企画し、プレゼンテーションを行う。 |
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準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | 事前学修:各回の授業テーマについて、ポータルの授業資料を読み、興味のある事象について調べる【2時間】。 事後学修:各回の授業テーマについて、授業終了後は事前学修ならびに授業内容に関して各自でまとめ、不明点や興味をひかれた点については文献等を調べて補完する【2時間】。 |
合計60時間 |
自習に関する一般的な指示事項 | 日常生活の中の食空間で得られる「安らぎ」や「もてなし」の所在を意識し、「なぜ安らぐのか、美味しいと感じるのか」、反対に「なぜ安らがないのか、美味しいと感じないのか」について、観察することを心がける。また、日常生活で環境破壊につながるような食の問題について、観察をする。 | |
第1回 | フードデザイン(フードコーディネート)について概観する。 | |
第2回 | 健康と食生活について学ぶ。 | |
第3回 | 美味しさについて学ぶ。 | |
第4回 | 食を取り巻く環境問題を考える。 | |
第5回 | テーブルコーディネートについて学ぶ。① メニュープランニング | |
第6回 | テーブルコーディネートについて学ぶ。② 食具と食器 | |
第7回 | メニュープランニングや食卓のサービス、マナーを学ぶ。 | |
第8回 | 食空間をデザインするための「6W3H」や食空間のコーディネートについて学ぶ。 | |
第9回 | フードイベントを企画する。 | |
第10回 | 企画したイベントのプレゼンテーション準備をする。 | |
第11回 | 企画したイベントのプレゼンテーションを行う。 | |
第12回 | 食空間をデザインする。 | |
第13回 | デザインした食空間のプレゼンテーション準備をする。 | |
第14回 | デザインした食空間のプレゼンテーションを行う。 | |
授業の運営方法 | 講義内容について、予習ができるようにポータルへ授業資料をアップする。 授業内で演習課題を提示する。 授業内で課題に取り組み、授業の次の日までにポータルにて提出をすること。 |
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課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | レポートの回収後、特徴的な見解の紹介や典型的な誤解について授業時間内にコメントする。 また、プレゼンテーションは発表後に講評する。 |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
小論文・レポート | 60% | 授業中に提示された課題への取り組み、提出状況 |
その他 | 30% | グループでのプレゼンテーション準備と発表 |
授業参加 | 10% | 授業の出席状況 |
テキスト | 授業資料をポータルにて配信します。 |
参考文献 | 適宜、紹介する。 |
その他、履修生への注意事項 | 「成績評価の方法」 課題提出、プレゼンテーション、出席状況によって成績の評価を行います。 「出席回数のカウント方法」 スマホ出席 食空間はもとより、生活空間における「やすらぎ」や「もてなし」について、日頃から実生活のさまざまなシーンで確認・観察するようにしましょう。 |
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【マネジメント学部生活環境マネジメント学科】 |