科目名 | 衣服文化論 | |
担当者 | 中西 希和 | |
開講期 | 2024年度春学期 | |
科目区分 | 週間授業 | |
履修開始年次 | 3年 | |
単位数 | 2単位 | |
授業の方法 | 講義 | |
授業題目 | 衣服の流行から文化や社会を理解する | |
授業の達成目標 | ・現在のファッションが持つ文化・社会的な意味を理解している ・ファッションを表面的な現象としてではなく、様々な側面から考察する視点を持つことができる |
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今年度の授業内容 | 衣服の流行は、それぞれの時代の政治や経済、社会的な現象、人々の意識やライフスタイルと深く関係しています。授業ではファッションの歴史と文化を概説しながら、現代のファッションがどのように生まれてきたのか、社会とどのように関わってきたのか探り、ファッションが持つ文化・社会的な意味を学んでいきます。 | |
準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | シラバスを読み、この授業で習得するべき内容を理解しておく。 各回の授業内容に関連する用語等を事前に調べ、授業後は配布プリントやノートを整理し、理解を深めておく。 |
合計60時間 |
自習に関する一般的な指示事項 | 関連のある展覧会へ行ったり、映画鑑賞等をして、いろいろな国や時代のファッションを見るようにしてください。 | |
第1回 | ガイダンス、衣服の役割・形態、流行の特性 | |
第2回 | 華やかになるファッション(中世〜17世紀) | |
第3回 | ロココ文化とファッション | |
第4回 | 市民社会とファッション(ダンディズム、クリノリン、オートクチュール) | |
第5回 | 子ども服の歴史 | |
第6回 | ファッションと異国趣味(ジャポニスム、ポール・ポワレ、バレエ・リュス) | |
第7回 | 新しい女性のファッション(ガブリエル・シャネル) | |
第8回 | ファッションとアート(キュビスム、スキャパレリ、サンローラン) | |
第9回 | スポーツとファッション(スポーツの流行、水着の変遷) | |
第10回 | 戦後のファッション業界(ディオール、バレンシアガ、ジバンシィ) | |
第11回 | 反抗のファッション(ミニ・スカート、パンク、ジーンズ) | |
第12回 | 日本人女性の服装 (和装から洋装へ、女子学校制服) | |
第13回 | 日本人デザイナーの活躍(高田賢三、森英恵、三宅一生、川久保玲、山本耀司) ファッションとジェンダー、今後の課題 |
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第14回 | 授業の振り返りとまとめ | |
授業の運営方法 | 講義形式で行います。図像資料を紹介しながら授業を行うため、パワーポイント、映像を使用します。 | |
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | 授業内にテストを実施し、解説と授業の振り返りを行います。 |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
定期試験 | 0% | 実施しない |
授業参加 | 40% | 積極的な授業態度 |
小論文・レポート | 30% | リアクションペーパー等の提出 |
その他 | 30% | テスト |
テキスト | 必要に応じ、プリントを配布します。 |
参考文献 | 能澤慧子編著『早引き ファッション・アパレル用語辞典』,ナツメ社 授業の中で随時、紹介します。 |
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【マネジメント学部生活環境マネジメント学科】 |