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科目名衣服文化論
担当者中西 希和
開講期2023年度春学期
科目区分週間授業
履修開始年次3年
単位数2単位
授業の方法講義
授業題目衣服の流行から文化や社会を理解する
授業の達成目標・現在のファッションが持つ文化・社会的な意味を理解している
・ファッションを表面的な現象としてではなく、様々な側面から考察する視点を持つことができる
今年度の授業内容衣服の流行は、それぞれの時代の政治や経済、社会的な現象、人々の意識やライフスタイルと深く関係しています。授業ではファッションの歴史と文化を概説しながら、現代のファッションがどのように生まれてきたのか、社会とどのように関わってきたのか探り、ファッションが持つ文化・社会的な意味を学んでいきます。
準備学修 予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間についてシラバスを読み、この授業で習得するべき内容を理解しておく。
各回の授業内容に関連する用語等を事前に調べ、授業後は配布プリントやノートを整理し、理解を深めておく。
合計60時間
自習に関する一般的な指示事項関連のある展覧会へ行ったり、映画鑑賞等をして、いろいろな国や時代のファッションを見るようにしてください。
 第1回ガイダンス、衣服の役割・形態、流行の特性
 第2回華やかになるファッション(中世~17世紀)
 第3回ロココ文化とファッション
 第4回市民社会とファッション(ダンディズム、クリノリン、オートクチュール)
 第5回子ども服の歴史
 第6回ファッションと異国趣味(ジャポニスム、ポール・ポワレ、バレエ・リュス)
 第7回新しい女性のファッション(ガブリエル・シャネル)
 第8回ファッションとアート(キュビスム、スキャパレリ、サンローラン)
 第9回スポーツとファッション(スポーツの流行、水着の変遷)
 第10回戦後のファッション業界(ディオール、バレンシアガ、ジバンシィ)
 第11回反抗のファッション(ミニ・スカート、パンク、ジーンズ)
 第12回日本人女性の服装 (和装から洋装へ、女子学校制服)
 第13回日本人デザイナーの活躍(高田賢三、森英恵、三宅一生、川久保玲、山本耀司)
 第14回ファッションとジェンダー、今後の課題
 第15回授業の振り返りとまとめ
授業の運営方法講義形式で行います。図像資料を紹介しながら授業を行うため、パワーポイント、映像を使用します。
遠隔授業の実施に関しては、ポータルから授業資料、課題を配信します。課題の提出をもって出席確認、評価とします。
課題 試験やレポート等に対するフィードバックの方法授業内にテストを実施し、解説と授業の振り返りを行います。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
定期試験 0% 実施しない
授業参加 40% 積極的な授業態度
小論文・レポート 30% リアクションペーパー等の提出
その他 30% テスト
テキスト 必要に応じ、プリントを配布します。
参考文献 授業の中で随時、紹介します。
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【マネジメント学部生活環境マネジメント学科】