科目名 | 住生活と環境 | |
担当者 | 赤松 瑞枝 | |
開講期 | 2024年度秋学期 | |
科目区分 | 週間授業 | |
履修開始年次 | 1年 | |
単位数 | 2単位 | |
授業の方法 | 講義 | |
授業題目 | 快適で持続可能な居住環境の整備理論と実践 | |
授業の達成目標 | 住まい手にとって快適で、なおかつ地球環境にもやさしい生活を送るためにはどうすればよいか、その理論や技術を踏まえて、身近な住環境を改良するための具体的かつ実践的な提案ができるようになる。 | |
今年度の授業内容 | まず住まいの役割と機能を理解し、衛生的な住まいを保つための生活財の管理手法について学習する。次に室内環境の構成要素とそれらを快適に保つ方法について理解する。さらに住まいの中で展開される生活行為が地球環境に与える影響について学ぶ。中でもゴミに着目し、国内外のゴミ収集とリサイクル方法、ゼロウェイストに関する取り組みの事例を把握する。最後に、生活行為とエネルギー消費の実態を把握してから、江戸時代の生活様式について学び、省エネルギーにつながる住まい方の工夫を理解する。総括として、これらの知識を踏まえ、地球環境を保護するために住生活の中でどのようなことに留意すべきか、自分の意見を記述する機会を設ける。 | |
準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | 講義前には、各回のテーマに関する新聞記事、雑誌記事等を各自で収集し、目を通しておく。 講義後には、学習内容を振り返り重要ポイントを整理したり、テーマに関する自分の考えをまとめたりする。 |
合計60時間 |
自習に関する一般的な指示事項 | 予習と復習に取り組むこと。 講義の達成目標を毎回設定し(復習クイズの正答率を上げる、ミニレポートの記述の精度を上げるなど)、達成できたかどうか、不足点を補うにはどうしたらよいか、検討すること。 |
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第1回 | ガイダンス | |
第2回 | 人間工学を踏まえた部屋の作り方 | |
第3回 | 整理・整頓しやすい収納スペース | |
第4回 | 住まいの光環境の整え方 | |
第5回 | 色彩心理を踏まえたカラーコーディネート | |
第6回 | 住まいの温熱環境の整え方 | |
第7回 | 住まいの空気環境の整え方 | |
第8回 | 生活行為と地球環境の関係 | |
第9回 | ゴミとそのリサイクル | |
第10回 | ゼロウェイスト その1.国内の取り組み | |
第11回 | ゼロウェイスト その2.海外の取り組み | |
第12回 | 生活行為とエネルギー消費の関係 | |
第13回 | 江戸時代の生活にみる省エネルギーの方法 | |
第14回 | 総括 | |
授業の運営方法 | まず、テーマに関する問題意識を共有するために、ショート動画を視聴する。 次に教員がプレゼンテーション資料を用いて、キーワードの定義、トラブル発生原因や被害の実態、関連法律制定の社会的背景や意義等を解説する。受講生は解説を聞きながら、重要と思われる内容を各自ノートテイキングする。 さらに、ポイントとなる項目について、受講生自身が調べたり、考えたりする時間を確保し、分かったことや意見をリアルタイムで共有する。 最後に、受講内容を整理したり、テーマに関するトラブルの実践的な解決方法を考えたりするために、ミニレポートを作成し提出する。 ミニレポートの受領によって出席とする。 最終講義(第14回)では総括レポートを作成する。 |
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課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | ミニレポートについては、回収した翌週の講義冒頭にて、全体的な講評を行う。 総括レポートについては、採点終了後、ポータルで講評する。 なお、いずれにおいても、受講生の同意が得られれば、模範解答を匿名にて紹介する。 |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
定期試験 | 0% | 実施しない |
小論文・レポート | 0% | 実施しない |
授業参加 | 60% | ミニレポートの合計点 |
その他 | 40% | 総括レポートの点数 |
テキスト | 指定しない |
参考文献 | 図設 やさしい建築環境/辻原万規彦監修/学芸出版社/2009年/2800円(税別) 978-4-7615-2476-0 |
関連ページ | 適宜紹介する |
その他、履修生への注意事項 | 講義中、皆さんに調べていただいたことや考えていただいたことをクラス内で共有しますが、その時はリアルタイムで回答結果を表示できるオンライン上のアンケートサービスを使用します。 毎回講義前にアクセスするためのURLをポータルで掲示します(無料で利用できます)。 インターネットに接続可能なノートパソコンやタブレット端末等を持参して受講してください。 解説に使用するプレゼンテーション資料は講義中にのみ提示しますので、各自筆記用具とノート類を持参し、ノートテイキングを行ってください。公欠者には別途対応します。 ミニレポートを作成する用紙(B6サイズ、10行、横書き)及び総括レポートを作成する用紙(A3サイズ、横書き)は教員が配布します。直筆で書き込んでください。総括レポート作成時には、自ら作成したノートのみ参照可能とします。電子機器類の使用は不可です。 詳細はガイダンスにて説明しますので、受講希望者は必ず第1回講義に出席してください。 |
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【マネジメント学部生活環境マネジメント学科】 |