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科目名展開ゼミナールIIB
担当者山田 秀樹
開講期2024年度秋学期
科目区分週間授業
履修開始年次4年
単位数1単位
授業の方法演習
授業題目社会と公共マネジメント
授業の達成目標このゼミでは、現代日本が抱えている様々のホットな政治・経済・社会問題を取り上げて問題の所在や解決策を模索し、マネジメント学部の学生として求められる知識と考え方を身につけ、説明できることを目的とします。ゼミでの学習を通じ、新聞・雑誌・テレビなどから発信されるニュースに対する興味を高め、これを理解する能力を養い、就職活動、さらにはその後の社会人として求められる高いレベルの知識・思考力を習得することを目指します。これらの学習の成果として、授業で採り上げた時事問題に関しては、そのポイントを説明できるようになることを達成目標にします。各人の関心に応じ、幅広い分野を対象としますが、特に経済に関する領域には重点を置きたいと思います。論文作成などの学術活動に際して必要な研究倫理を身につける。
今年度の授業内容具体的には、次のような方法で学習します。
1.現在進行中の重要な時事問題の学習
時事問題を扱ったテキストなどを活用し、その時々に注目を浴びている事柄を取り上げ、調べて発表したり、理解度を確認します。たとえば、欧米ポピュリズムの変容、辺野古移設問題、働き方改革、外国人労働者の急増などがテーマになります。
2.基礎的な経済学の考え方の習得
ロジカルであり合理的な考え方を身に付けることで、収集した事実関係・知識を結び付け、発展的な調査を行い、ポイントを抑えたプレゼンをすることが可能となります。そのために、経済学ないし経済政策に関するテキストを読み込んで、自らのバックボーンを形成することができれば、自信につながります。これらのことを達成するためには、受け身の姿勢ではなく、何事にも興味をもって究めてやろうという積極性が期待されます。
このような方針で臨みますが、各人からの前向きな提案は歓迎し、弾力的に対応する用意があります。
準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について事前に授業資料を読み、質問や意見を整理しておくこと。授業後は、教員や他のゼミ生から提示された指摘を踏まえ、自分の見解について振り返ること。 合計15時間
自習に関する一般的な指示事項日頃から、新聞、雑誌、テレビなどのニュースに関心を持ってフォローしてください。
第1回時事問題のプレゼン及び意見交換(台湾情勢)
第2回時事問題のプレゼン及び意見交換(2023年度予算)
第3回時事問題のプレゼン及び意見交換(袴田事件の再審開始)
第4回時事問題のプレゼン及び意見交換(日銀の金融緩和政策)
第5回時事問題のプレゼン及び意見交換(日本の原子力発電所)
第6回時事問題のプレゼン及び意見交換(日韓関係の改善)
第7回時事問題のプレゼン及び意見交換(ブロックチェーン)
第8回時事問題のプレゼン及び意見交換(物価高)
第9回時事問題のプレゼン及び意見交換(改正入管法)
第10回時事問題のプレゼン及び意見交換(パリ協定)
第11回時事問題のプレゼン及び意見交換(SDGs)
第12回時事問題のプレゼン及び意見交換(日本の領土問題)
第13回時事問題のプレゼン及び意見交換(辺野古基地新設問題)
第14回時事問題のプレゼン及び意見交換(子どもの貧困)
授業の運営方法事前に決められたテーマについて、自分の考え方を整理し、それに基づきディスカッションに臨みます。必要に応じて理解を深めるため、教員が適宜解説を行います。
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法各回のテーマに関するゼミ生の質問や意見に対して、教員がコメントします。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
定期試験 0% 実施しない
小論文・レポート 50% テーマごとに自分の考えを整理して提出
授業参加 50% 積極的な質問や議論への参加
その他 0% 特になし
テキスト 図解まるわかり時事用語2024→2025年版(新星出版社)ISBN978-4-405-02768-8
その他、履修生への注意事項 ゼミ生は授業日の前々日までにその日のテーマに関する質問・意見をポータルの「課題提出」機能を利用して提出します。
指名されたゼミ生は、割り当てられたテーマについてプレゼンを行いますので、事前にそのための準備が必要になります。
事前に提出された文書は、教員が授業日までにポータルの「授業資料」機能を使いゼミ生に提示します。この資料を使い、ゼミ生は授業に臨みます。

成績評価においては、学生便覧に示されているように、授業回数の2/3以上の出席を前提とし、この前提を満たす受講生を対象に、上記の成績評価の方法に従って成績評価を行います。
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【マネジメント学部 マネジメント学科】
実務経験の概要 公務員
実務経験と授業科目との関連性 長年の公務経験で培われた考え方を学びます。