科目名 | 展開ゼミナールIIA | |
担当者 | 丸岡 吉人 | |
開講期 | 2023年度春学期 | |
科目区分 | 週間授業 | |
履修開始年次 | 4年 | |
単位数 | 1単位 | |
授業の方法 | 演習 | |
授業題目 | 事業創造のマネジメントⅡA | |
授業の達成目標 | この演習の目的は、これまでの学びを総動員して、履修生が自らの関心に沿って、新しい知識の発見や事業の創造に挑戦し、論文や事業計画書としてアウトプットすることです。 陸の上でいくら練習しても、それだけでは泳げるようにはなりません。水に入って泳いでみなければ、泳げるかどうかはわからないままです。マネジメントも同じ。戦略、マーケティング、会計、HRM、法律‥‥を勉強しても、それだけではマネジメントはできません。アウトプットすることが大切です。 そこで本演習は、足の届くプールで泳げるようになり、大海に泳ぎ出します。具体的には、①自分自身の関心事とこれまでの学びの成果を確認し、②アウトプットのルールを理解し、③今までに世の中になかった知識や事業をアウトプットする、ことを目標とします。 どんなに小さなこと、ささやかなことでも構いません。「これまでに世の中になかったこと」を見つける喜びを体験しましょう。 |
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今年度の授業内容 | これまで世の中になかった知識や、今、世の中で必要とされている事業を生みだすために必要なことを学びます。具体的には次のとおりです。 (1)「問い」や「課題」を設定する。 (2)新しい知識や解決策を発見したり確認したりするための「一次情報」を収集する。 (3)論文や事業計画書の「要件」を理解する。 (4)期限までに論文や事業計画を完成させる「スケジュールを作り実行」する。 |
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準備学修 予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | <全履修者> 事前には、各回の授業前の提示される事前課題(論文や記事などの閲読や事業で取り上げる問題の予習など)を行います。 事後には、課題を理解したうえで、自分自身の事業計画や論文に反映します。 <発表者> 事前には、論文や事業計画の進捗状況の発表に指名された学生は、必要な準備を行います。 事後には、演習中の履修生や教員のコメントを検討し、事業計画や論文に必要な変更を加えます。 |
合計15時間 |
自習に関する一般的な指示事項 | 「新しい知識や事業」「これまでに世の中になかったこと」の種は普段の生活の中にあります。何もないところから突然、新しい何かが降ってくるわけではありません。生活の中で、あるいは、論文や記事を読んでいるときに、何かヒントをつかんだらメモを作り、それを育てていきましょう。 | |
第1回 | オリエンテーション 本演習の狙いと進め方 <発表と議論>私はどのようなテーマに取り組みたいか。私の関心事は何か。 |
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第2回 | 大学でのレポート・論文の書き方 (テキスト第1章) テキスト批評という練習法 (テキスト第2章) |
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第3回 | <発表と議論>私のテキスト批評/既存事業分析(1) | |
第4回 | <発表と議論>私のテキスト批評/既存事業分析(2) | |
第5回 | 論文の要件と構成 (テキスト第3章) |
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第6回 | テーマ・問題の設定、本文の組み立て方 (テキスト第4章) |
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第7回 | <発表と議論>私の論文/事業計画書の構成案(1) 「問い」と「方法」「(想定する)答え」「スケジュール」の改訂 論文/事業計画書の目次案 |
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第8回 | <発表と議論>私の論文/事業計画書の構成案(2) 「問い」と「方法」「(想定する)答え」「スケジュール」の改訂 論文/事業計画書の目次案 |
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第9回 | <発表と議論>私の論文/事業計画書の構成案(3) 「問い」と「方法」「(想定する)答え」「スケジュール」の改訂 論文/事業計画書の目次案 |
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第10回 | 一次情報の収集と分析 一次情報収集の方法のいろいろ 分析方法のいろいろ 主な方法の実際 |
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第11回 | <発表と議論>私の一次情報収集・分析計画(1) | |
第12回 | <発表と議論>私の一次情報収集・分析計画(2) | |
第13回 | <発表と議論>私の一次情報収集・分析計画(3) 春学期のまとめ |
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授業の運営方法 | 教員による講義とそれに対応した履修生による発表と議論を組み合わせて進めます。ただし、主役は皆さんひとりひとりです。 MS Teamsを使用して資料配布や議論を行います。したがって、対面授業に参加する場合も「PC/タブレット/スマートフォン」を持参してください。 ★履修生の理解度や関心領域やコロナ感染状況によって、予定を変更することがあります。 |
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課題 試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | 事前課題に対するフィードバックは、教室でのゼミの際に行なう。 ゼミ終了後のミニットペーパーに対するフィードバックは、次のゼミ内かTeamsのフィードバック機能を通じて行なう。 ゼミ内での発表に対するフィードバックは、その場で行なう。 |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
小論文・レポート | 50% | 期末までの進捗をレポートとして提出していただきます。 |
授業参加 | 50% | 各回の演習への貢献を評価します。 |
テキスト | 河野哲也(2018).レポート・論文の書き方入門(第4版) 慶應義塾大学出版会 1,000円+税 |
参考文献 | 水野由多加・妹尾俊之・伊吹勇亮 (編著)(2015). 広告コミュニケーション研究ハンドブック 有斐閣 安藤清志・村田光二・沼崎 誠 (編著) (2017).社会心理学研究入門 補訂新版 東京大学出版会 小熊英二(2022).基礎からわかる論文の書き方 講談社現代新書 |
関連ページ | 日本心理学会(編)(2022).執筆・投稿の手びき(2022年度版) 日本心理学会 (2023年2月15日閲覧) |
その他、履修生への注意事項 | 他のゼミ生に貢献するとともに、他のゼミ生から学んでください。 対面参加の学生も遠隔参加の学生も授業回ごとに、ミニットペーパーを提出していただきます。ミニットペーパーの提出によって出欠を判断します。対面参加週に当たる学生が遠隔で授業に参加した場合には、出席とします。 ★新型コロナ感染状況の変化やゼミ生の研究進捗などによって、授業日程や授業内容を変更することがあります。 ★新型コロナウイルス感染症拡大のために遠隔授業を行なう場合には、MS Teamsを通じてライブで授業を行います。 |
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【マネジメント学部 マネジメント学科】 |