科目名 | 展開ゼミナールIB | |
担当者 | 郷 香野子 | |
開講期 | 2023年度秋学期 | |
科目区分 | 週間授業 | |
履修開始年次 | 3年 | |
単位数 | 1単位 | |
授業の方法 | 演習 | |
授業題目 | マーケティングとイノベーションⅠB | |
授業の達成目標 | この授業では、「マーケティングとイノベーション」に関連した研究を通して「課題→仮説→検証」の一連の流れを身につけ、論理的に課題解決ができるようになることを目標とします。 具体的には以下を達成目標とします。 (1)研究テーマについて文献や事例研究から仮説を立てられるようになる。 (2)データの分析手法を理解し、適切な方法で仮説を検証できるようになる。 (3)仮説の検証結果をもとにマーケティング戦略がたてられるようになる。 |
|
今年度の授業内容 | 「マーケティングとイノベーション」に関連した各自の課題を「課題→仮説→検証」の一連の流れに沿って解決してもらいます。 (1)講義を通して、仮説の立て方、消費者実験の実施方法、データの処理方法、分析方法を学びます。 (2)実際に、「マーケティングとイノベーション」に関連した研究課題を自分で見つけ、先行研究を調べて仮説を設定します。 (3)(2)で設定した仮説に沿って消費者実験を設計し、適切な方法で検証を行います。 (4)最終的に「課題→仮説→検証」の一連の流れに沿って研究成果を発表してもらいます。 なお、遠隔授業となった場合はzoomによるリアルタイム授業を基本とします(IDは事前に通知します)。 |
|
準備学修 予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | 事前に配布する資料をよく読み、内容を理解しておいてください。授業後は内容を振り返り、知識を定着させください。 毎回の授業に備え、マーケティングとイノベーションに関する世の中の事例を調査しておき、事例はノートに記録しておいてください。 データ分析に必要なエクセルの基本的な操作方法(データの集計方法、グラフの作成方法)を身につけておいてください。 |
合計15時間 |
自習に関する一般的な指示事項 | 日頃からゼミ生同士で自主学習してください。消費者行動に基づいた実践的な内容を扱うため、消費者行動の基本的な考え方は書籍を読んで理解をしておいてください。また、データ分析にエクセルを用いますので、基本的な操作方法を身につけておいてください。 | |
第1回 | ガイダンス:先行研究の調べ方→仮説の設定方法→検証方法 | |
第2回 | ・消費者実験の方法(概論) | |
第3回 | ・消費者実験の方法(コンジョイント型) | |
第4回 | ・消費者実験の方法(二群の比較) | |
第5回 | ・仮説、分析計画発表1 | |
第6回 | ・仮説、分析計画発表2 | |
第7回 | ・消費者実験、調査票の作成(講義) | |
第8回 | ・消費者実験、調査票の作成(演習) | |
第9回 | ・データ分析基礎(データのコーディング方法) | |
第10回 | ・仮説の検証方法(t検定、カイ二乗検定) | |
第11回 | ・仮説の検証方法(回帰分析) | |
第12回 | ・分析計画:自分の研究についてどの仮説をどの方法で検証するか計画を立てる | |
第13回 | ・消費者実験発表1:研究成果を発表・ディスカッション | |
第14回 | ・消費者実験発表2:研究成果を発表・ディスカッション | |
第15回 | ・消費者実験発表3:研究成果を発表・ディスカッション | |
授業の運営方法 | 仮説の設定方法や検証方法は講義+演習形式で進めます。パソコンを持参し、問題を解きながら進めていきます。 個人研究では、各段階で発表をしてもらいます。 (1)各自で取り上げた研究テーマについて文献調査から仮説を設定し発表します。 (2)仮説に沿って消費者実験を行い、検証した結果を発表します。 |
|
課題 試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | 授業内で段階(仮説の設定、最終報告)に分けて発表を行い、課題を提出してもらいます。 発表の際に、ゼミ生、教員がコメントをします。 最終レポートではまずドラフト版を提出し、学生同士で相互にチェック・コメントを行います。また、教員も改善点をフィードバックしますので、これを反映して最終版を提出してもらいます。 その他、秋学期終了後に3・4年生合同で研究発表会を行い、学年を超えてゼミ学生同士で意見し合います。 |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
定期試験 | 0% | 実施しません。 |
小論文・レポート | 50% | 授業内で段階に分けて課題を提出してもらいます。最終的に、消費者実験レポートを提出してもらいます。 |
授業参加 | 50% | 授業時の報告や授業への参加度合いを評価対象にします。 |
その他 | 0% |
テキスト | 関連する資料は授業時に紹介します。 |
参考文献 | ・郷香野子(2021)『事例ベース意思決定(CBDT)によるマーケティング』, 千倉書房. ・田中洋・清水聰編(2006)『企業と消費者のコミュニケーション戦略』, 有斐閣アルマ. |
関連ページ | 教員が運営するゼミ紹介のページ http://gosemi.net/seminor_tenkai/ |
その他、履修生への注意事項 | *遠隔授業となった場合は、zoomでリアルタイムに実施します。IDは別途指示します。 遠隔授業の場合は、カメラオンで参加してもらいます。出欠確認は授業の最初に口頭で行います。 |
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【マネジメント学部 マネジメント学科】 |