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科目名展開ゼミナールIB
担当者曽田 修司
開講期2023年度秋学期
科目区分週間授業
履修開始年次3年
単位数1単位
授業の方法演習
授業題目芸術文化経営
授業の達成目標本ゼミナールでは、舞台芸術を中心に、美術、映画、ポピュラー音楽まで含めて、広義のアートに関わる活動が社会の中でどのように成り立っているのかを観察し、その理由を考察する。特に、一般の消費財のマーケティングとは異なるアート特有のマーケティングについて、ゼミ生がその特徴を説明できるようになることを目標とする。
今年度の授業内容パフォーミング・アーツを始めとする文化領域におけるマーケティングの特徴を学び、企画(商品開発)や価格設定のあり方、およびチケッティング、プロモーションのあり方についての研究を通して、文化とアートのマーケティングについて理解を深める。
準備学修 予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間についてゼミに参加する学生は、毎回の授業の前に、net-TAMのキャリアバンクの情報更新を調べ、アーツ・マネジメント分野における活動の現状や今後の可能性について情報収集を積極的に行ってください。
また、新聞やネットニュースで、毎週のアート・イベントに関する情報源を調べて活用するようにしてください。
合計15時間
自習に関する一般的な指示事項アーツ・マネジメント総合情報サイト「net-TAM」をなるべく多くの機会に参照して、自らの関心に合うトピックを見つけるとともに、アーツ・マネジメントに関する基礎知識を増やしていくこと。
 第1回イントロダクション 課題図書の提示と解説
 第2回文化産業のマーケティングを学ぶ(1)テーマパーク
 第3回文化産業のマーケティングを学ぶ(2)宝塚歌劇団
 第4回文化産業のマーケティングを学ぶ(3)劇団四季
 第5回文化産業のマーケティングを学ぶ(4)ミュージカル
 第6回文化産業のマーケティングを学ぶ(5)博物館・美術館
 第7回テーマ研究 マーケティング(1)
 第8回テーマ研究 マーケティング(2)

 第9回テーマ研究 文化政策

 第10回テーマ研究 メセナと文化支援
 第11回発表とグループ・ディスカッション
 第12回テーマ発表(1)
 第13回テーマ発表(2)
授業の運営方法・このゼミは、担当教員による講義とゼミ生による自主研究によって構成し、ゼミ生はその研究成果をゼミ内で発表する。

遠隔授業の実施に関しては、Microsoft Teamsによるリアルタイム授業を基本とする(チームコードは事前に通知する)。具体的な内容は「その他、履修生への注意事項」を参照のこと。
課題 試験やレポート等に対するフィードバックの方法毎回の授業終了時に、その日の授業全体の作業に関する講評を行う。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
授業参加 50% Teamsへの毎回の質問や感想書き込み
その他 50% ゼミ内のプレゼンテーション
テキスト F・コルベール、P・ラヴァナス著、曽田修司、中尾知彦訳/文化とアートのマーケティング/美学出版/2021/3080円/ 978-4902078671
参考文献 小林真理他/アーツ・マネジメント概論 三訂版/水曜社/2009年/3150円/978-4880652191
平田オリザ/演劇入門/講談社現代新書/1998年/799円/978-4061494220
有馬哲夫/ディズニーランドの秘密/新潮新書/2011年/814円/978-4106104282
柴 那典/ヒットの崩壊/講談社現代新書/2016年/864円 978-4062883993
森下信雄/元・宝塚総支配人が語る「タカラヅカ」の経営戦略 (oneテーマ21) /KADOKAWA/2015年/978-4041021880
想田和弘/演劇 vs. 映画/岩波書店/2012年/2052円/4000222880
宮本 直美/ミュージカルの歴史-なぜ突然歌いだすのか /中公新書/2022年/978-4121027023
小菅 正夫 (著), 岩野 俊郎 (著), 島 泰三 (編集)/戦う動物園―旭山動物園と到津の森公園の物語/中公新書)/ 2006年/978-4121018557
 

関連ページ {文化庁、https://www.bunka.go.jp/}
{net-TAM(ウェブ版トヨタ・アートマネジメント講座)、 https://www.nettam.jp/}
{公益財団法人セゾン文化財団、https://www.saison.or.jp/}
{musicman-NET、 https://www.musicman.co.jp/}
{一般財団法人地域創造、https://www.jafra.or.jp/}
{企業メセナ協議会 、https://www.mecenat.or.jp/ja/}
{緊急舞台芸術アーカイブ+デジタルシアター化 支援事業(EPAD)、https://epad.terrada.co.jp/}
その他、履修生への注意事項 演劇やコンサート、映画、展覧会等に積極的に出かけていき、見聞を広めること。

遠隔授業については、Microsoft Teamsを使用し、リアルタイムで行います。初回授業の前に履修生宛にTeamsのコードを伝えるので、遠隔授業の日はTeamsにアクセスし、コード入力をしてチームに参加すること。

遠隔授業日は、Microsoft Teamsの課題機能を使って授業に関するアンケートに答えてもらうことで出席とする。
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【マネジメント学部 マネジメント学科】