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科目名展開ゼミナールIA
担当者櫻川 幸恵
開講期2024年度春学期
科目区分週間授業
履修開始年次3年
単位数1単位
授業の方法演習
授業題目金融
授業の達成目標このゼミでは、金融に関する基礎的な理論の習得と、現代の金融が抱える課題と将来への展望を議論できる力を身に付けることを目標とします。またグループのメンバーと協力し合って物事を行うことや、他者に理解してもらいやすいプレゼンテーションができるようになることを目標とします。論文作成などの学術活動に際して必要な研究倫理を身につける。
今年度の授業内容最初に文献の探し方や読み方、データの基礎的内容について学習します。次に、金融の基礎的な内容を報告しディスカッションします。並行して、ほぼ毎回の授業において、記事報告を行ってもらいます。
準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について文献・資料を読み、報告者は報告用の資料を作成します。グループでの発表の場合は、グループメンバーとの発表内容の打ち合わせ等を含みます。報告が当たっていない者は、文献・資料を読み、質問事項を準備して授業に臨んでください。
また、復習として、授業の内容の振り返りを行ってください。
合計15時間
自習に関する一般的な指示事項ゼミは学生による報告とディスカッションで成り立っています。文献を読むこと、資料の準備をすることなどは、ゼミの時間を有意義なものにするために必ず必要なことです。しっかりと取り組んでください。また、社会・経済・金融の出来事にアンテナをはり、自身の研究テーマを見つけ出すよう心掛けてください。
第1回ガイダンス
第2回金融リテラシーについて
第3回研究に関するレクチャー
第4回統計データの基礎知識と分析
第5回統計データによる分析と発表
第6回文献報告とディスカッション:決済
第7回文献報告とディスカッション:金融の基礎と意義
第8回文献報告とディスカッション:取引の阻害要因
第9回文献報告とディスカッション:銀行
第10回文献報告とディスカッション:市場
第11回文献報告とディスカッション:価格
第12回文献報告とディスカッション:投資信託と保険
第13回資産運用に関する理解
第14回総括
授業の運営方法演習方式で行います。

課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法各回の発表内容に対して、教員が講評を行います。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
定期試験 0% 実施しません
小論文・レポート 0% 実施しません
授業参加 50% 積極的・協力的参加
その他 50% 報告資料および発表内容
テキスト 指定しません
参考文献 田中茉莉子『金融論への招待』新生社、2022
内田浩史『金融』有斐閣、2016
山岡 浩巳監修, 山岡浩巳・加藤 出・長内 智著『デジタル化する世界と金融―北欧のIT政策とポストコロナの日本への教訓』金融財政事情研究会、2020
嘉治佐保子・中妻照雄・福原正大編『フィンテックの経済学-先端技術の理論と実践-』慶應義塾大学出版会、2019
大和総研『FinTechと金融の未来』日経BP社、2018
大野昭・岡本陽介・小林悠彌『地域金融機関の総合サービス化戦略 金融×非金融で地域のハブに』金融財政事情研究会、2023
小林昌樹『調べる技術 国会図書館秘伝のレファレンス・チップス』皓星社、2022
森永康平『経済指標 読み方がわかる事典』日本実業出版社、2022
江崎貴裕『分析者のためのデータ解釈学入門』ソシム株式会社、2020
柏木吉基『問題解決ができる!武器としてのデータ活用術』翔泳社、2019
小熊英二『基礎からわかる 論文の書き方』講談社現代新書2660、2022
※そのほか、適宜、紹介します。
関連ページ 研究倫理に関する関連ページ
・科学技術振興機構「参考文献の役割と書き方」 URL: https://jipsti.jst.go.jp/sisit/pdf/SIST_booklet2011.pdf
・東北大学「学習・研究倫理教材 Part1 あなたならどうする?第2版」 URL: http://www.bureau.tohoku.ac.jp/kenkyo/fb/anatanaradousuru.pdf
その他、履修生への注意事項 ゼミは上記スケジュールを基本に進めますが、ゼミ生の理解度や興味関心の方向性によって、修正することがあります。
外部講師を招いて講演を行っていただいたり、校外見学に行く可能性があります。

ゼミは、ゼミ生皆で作り上げるものです。したがって、事前連絡をしないで欠席することはしないでください。
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【マネジメント学部 マネジメント学科】