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科目名広報マネジメント
担当者佐々木 康浩
開講期2023年度秋学期
科目区分週間授業
履修開始年次3年
単位数2単位
授業の方法講義
授業題目広報・パブリックリレーションズ論
授業の達成目標この講座の⽬的は、履修者が広報・パブリックリレーションズの理論と実際とを⾝につけることです。
具体的には、講義終了時に履修者が、①広報・パブリックリレーションズの鍵概念と重要ツール、思考⽅法を理解している、②履修後に⾃ら広報・パブリックリレーションズについてさらに進んで学習できるようにその⽅法を理解している、ことが⽬標です。
今年度の授業内容20世紀初頭に登場したパブリックリレーションズ(PR、あるいは、広報)は、組織が社会との良好な関係を構築し維持する活動です。
ただし、その概念や実際は、世の中でよく理解されていません。
そこで、本講座では、パブリックリレーションズの概念、理論、機能他を体系的に学ぶとともに、適宜、実務やデジタルメディア登場後の変化などのトピックスを取り上げます。
準備学修 予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について事前に教科書の関連個所を通読し、不明点をあらかじめ整理しておきましょう。
講義終了後は、講義ノートを自分なりにまとめなおして理解を深め、すみやかにリアクションペーパーを提出します。
合計60時間
自習に関する一般的な指示事項テレビや新聞で取り上げられる企業の広報活動に関⼼を持ち、企業の立場に立って「何が狙いなのか」「他社との違いは何か」など、⾃らの考えを整理し書きとめておきましょう。
就職先として考えている特定の業界などに着目すると、就活にも役立ちます。
授業内で参考⽂献や関連資料を明⽰しますので、積極的に読み進めることで、広報・PR活動の在り方について提⾔できるようなスキルを⾝につけてください。
 第1回ガイダンス:広報・PRとは
 第2回ステークホルダーと組織の社会的責任
 第3回組織のレピュテーション(評判)
 第4回組織と広報・PR
 第5回広報・PRの戦略立案・実行・評価
 第6回メディアとメディア・リレーションズ
 第7回マーケティングPR
 第8回インターネットと広報・PR
 第9回インベスター・リレーションズ(IR)
 第10回インターナル・リレーションズ
 第11回社会貢献と広報・PR
 第12回危機への対応
 第13回災害時の広報・PR
 第14回非営利組織の広報・PR
 第15回行政広報
授業の運営方法・指定のテキストに沿って講義します。
 履修⽣は、講義前にテキストの該当部分を読み、その概要を理解したうえで講義に出席する必要があります。
 講義では、広報・パブリックリレーションズの鍵概念と重要ツール、思考⽅法を習得することに集中します。
・履修⽣の理解度や関⼼領域によって、予定を変更することがあります。

・遠隔授業の実施に関しては、Zoom等によるリアルタイム授業が基本となります。
 具体的内容は、「その他、履修生への注意事項」を参照してください。
課題 試験やレポート等に対するフィードバックの方法リアクションペーパーへの記載状況については、次回の講義にて解説や講評を行います。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
定期試験 50% 関連用語の知識取得を確認するテスト
小論文・レポート 0% -
授業参加 50% 毎回授業終了時に提出するリアクション・ペーパー
テキスト 伊吹勇亮・川北眞紀⼦・北⾒幸⼀・関⾕直也・薗部靖史「 広報・PR論ーパブリックリレーションズの理論と実際」有斐閣ブックス、2014年、2,400円+税、ISBN 978-4-641-18421-3
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関連ページ PR TIMES、https://prtimes.jp/
その他、履修生への注意事項 遠隔授業の場合の参加方法は以下のとおりです。
【テキスト】
 ポータルの「授業資料」で、プリントを授業日に公開します。授業時間に閲覧しながら学習を進めてください。
 授業前に精読してもらいたい「教科書」の該当ページ等も、前週のプリント内でお知らせします。
【授業参加】
 スマホによる登録が授業参加の第一歩となります。
 毎回、課題を出しますので、ポータルの「課題」でリアクション・ペーパーとして回答を提出してください。
 提出の期日は内容により都度、指定します。
 スマホ登録と、リアクションペーパーの内容で、授業の参加程度を評価します。
 ポータルの「Q&A」で、質問を受け付けます。

【成績評価】
 定期試験の開催方法は、期日が近くなりましたら、お知らせします。
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【マネジメント学部 マネジメント学科】
実務経験の概要 【⺠間シンクタンク】【コンサルタント】
政府・⾃治体での政策⽴案にかかる調査研究、⺠間企業に対するコンサルティングを担当しました。
特に、事業戦略の⽴案、業務や⼈材の⾒える化、業務プロセス改⾰、⼈材育成戦略の構築などの経験が豊富です。
実務経験と授業科目との関連性 広報マネジメントに関わる多様なプロジェクトを経験しています。
 ・企業イメージ調査
 ・ペルソナを活用した海外市場の拡大戦略
 ・社内活性化に向けた社内広報活動の見直し など