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科目名芸術文化とNPO
担当者曽田 修司
開講期2023年度春学期
科目区分週間授業
履修開始年次3年
単位数2単位
授業の方法講義
授業題目芸術文化とNPO
授業の達成目標NPOのしくみと活動の特徴を学び、ミッションの明確化、利益内部不分配、積極的情報開示というNPOの特質を知る。また、多様な価値観を保証する社会をつくるために芸術文化NPOが重要な役割を果たすことに注目し、芸術文化に関わるNPOが開く新たな可能性を展望する。それらの理解に基づき、芸術文化分野において民間と行政との協働による社会的課題への取り組みが行われていることを具体的な事例を挙げて説明できるようになることを目標とする。
今年度の授業内容日本におけるNPO法人制度の導入とその後の変遷をたどり、NPO(民間非営利組織)の活動の概要を理解するとともに、日本において芸術文化分野のNPOがどのような活動を行っているかを概観する。
準備学修 予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間についてニュース等でNPOに関する気になる記事をメモするなど、関連情報の収集に努めること。 合計60時間
自習に関する一般的な指示事項授業での配布資料を活用するとともに、課題が出された場合は必ず期限までに提出すること。
 第1回NPOとは何か
 第2回アートNPOリンクの取組
 第3回NPOに関するQ&A(1)

 第4回NPOに関するQ&A(2)
 第5回NPOの経営

 第6回認定NPO法人制度と新公益法人制度

 第7回アートNPOの事例 JCDNと三陸国際芸術祭
 第8回アートNPOの事例 ダンスボックス(神戸)


 第9回アートNPOの事例 STスポット横浜




 第10回NPOと指定管理者制度
 第11回芸術文化支援と日本のメセナ
 第12回NPOの日米比較 アメリカのNPOの実際
 第13回アートとボランティアとNPOとの関係
 第14回芸術文化振興と政府・企業・NPOの役割
 第15回まとめ
授業の運営方法毎回、レジュメを配布する。DVDなどの映像資料も利用する。参考書籍を読み、小レポートの提出を求めるほか、指定したテーマについて、授業中にディスカッションを行う予定。

遠隔授業を実施する場合は、Microsoft Teamsによるリアルタイム授業を基本とする(チームコードは事前に通知する)。具体的な内容は「その他、履修生への注意事項」を参照のこと。
課題 試験やレポート等に対するフィードバックの方法Teamsの課題提出機能を使ってレポートの提出を求め、特徴的な見解の紹介や典型的な誤解についての解説を行う。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
授業参加 40% 授業内容に関する課題小レポート
小論文・レポート 60% 期末レポート
参考文献 金子郁容/ボランティア もうひとつの情報社会/岩波新書/1992年/4004302358 
塩谷陽子/ニューヨーク 芸術家と共存する街/丸善ライブラリー/1998年/4621052772 
片山正夫/セゾン文化財団の挑戦/ 2016年/書籍工房早山/978-4904701454
加藤種男/芸術文化の投資効果 メセナと創造経済/水曜社/2018年/978-4880654508
関連ページ {内閣府NPOホームページ、https://www.npo-homepage.go.jp/}
{日本NPOセンター、https://www.jnpoc.ne.jp/}
{アートNPOリンク、 http://arts-npo.org/}
{net-TAM(ウェブ版トヨタ・アートマネジメント講座)、 https://www.nettam.jp/}
{公益財団法人セゾン文化財団、https://www.saison.or.jp/}
{一般財団法人地域創造、https://www.jafra.or.jp/}
{企業メセナ協議会 、https://www.mecenat.or.jp/ja/}
その他、履修生への注意事項 遠隔授業については、Microsoft Teamsを使用し、リアルタイムで行います。初回授業の前に履修生宛にTeamsのコードを伝えるので、遠隔授業の日はTeamsにアクセスし、コード入力をしてチームに参加すること。

遠隔授業日は、Microsoft Teamsの課題機能を使って授業に関するアンケートに答えてもらうことで出席とする。
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【マネジメント学部 マネジメント学科】