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科目名文化経済学
担当者李 知映
開講期2024年度春学期
科目区分週間授業
履修開始年次3年
単位数2単位
授業の方法講義
授業題目文化経済学とは何か。
授業の達成目標芸術,文化活動の背景にある経済的原理の実態を探りつつ,これからの社会において芸術,文化と経済が共に発展し得る方法を考え,人間生活におけるそれぞれの存在意義を自覚的に理解し、論述できるようになります。
今年度の授業内容人間社会における芸術,文化と経済活動との多様な関係について,様々な視点からの話題を提供します。この講義では、文化と経済という基本的なことばを理解し、そのうえで文化経済学全体のマップを提供します。文化経済学の基礎的な理解が得れるようにします。
準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について各回の授業で扱うテーマについて、事前学習として参考文献等から情報を集め、気になるところをチェックしておくこと。
授業後は、授業内容の理解及び整理に努めること。
また、授業中に小テスト①と②を実施するが、その対応としても復習の方はしっかりと行うこと!
準備学修には全体60時間を目指す。
合計60時間
自習に関する一般的な指示事項授業で適宜紹介する参考文献等を読むこと!
第1回オリエンテーション:授業の進め方とスケジュール、参考文献等について
総論、文化とは、経済とは
第2回文化経済学の歴史
第3回なぜ文化芸術には公的支援が必要か?
第4回文化芸術と経済
第5回アートマネジメント
第6回都市再生
第7回企業メセナとCSR
第8回第1回目の小テスト
文化芸術のNPO団体
第9回アダム・スミスの芸術論
第10回ジョン・ラスキンの経済学批判
第11回ウィリアム・モリスと芸術工芸運動
第12回W. J. ボウモル、W. G. ボウエンと実演芸術
第13回デイヴィッド・スロスビーの文化経済学
第14回文化産業と地域社会
授業の運営方法講義形式で行う。
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法フィードバックを要する課題ではないため、課題に対するフィードバックは特になし。
フィードバックを求める学生に対しては個人的に対応する。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
定期試験 0% 実施しない
小論文・レポート 10% 学期末のレポートの出来栄えによる評価
授業参加 50% 積極的・協力的な授業態度
その他 40% 学期試験の代わりに2回行う小テストの出来栄えによる評価
テキスト 特になし。
参考文献 ウィリアム・ボウモル、ウィリアム・ボウエン著、渡辺守章・池上惇監訳『舞台芸術:芸術と経済のジレンマ』芸団協出版部、1994年。
デヴィッド・ スロスビー著、中谷武雄・後藤和子監訳『文化経済学入門:創造性の探求から都市再生まで』日本経済新聞社、2002年。
金武創・阪本崇『文化経済論』ミネルヴァ書房、2005年
デイヴィッド・スロスビー著、後藤和子・阪本崇監訳『文化政策の経済学』ミネルヴァ書房、2015年
その他、授業で適宜紹介する。
関連ページ 特になし
その他、履修生への注意事項 1.授業の進め方によってはテーマが前後する場合がある。
2.授業中の私語はかたく断る。3回以上の注意を受けた場合は、その場で退席を要し当日は欠席と処理する。
3.他人の出席カードの記入及び提出もかたく断る。発覚された場合は、頼んだ人ももちろん本人も欠席と処理する。
4.情報機器の不具合があったとか、体調不良になったなどの個別学生の配慮はできませんので十分注意してください(ただし、学則に定められた公欠等の対象となる体調不良の場合は除く)
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【マネジメント学部 マネジメント学科】