科目名 | 文化経済学 | |
担当者 | 李 知映 | |
開講期 | 2023年度春学期 | |
科目区分 | 週間授業 | |
履修開始年次 | 3年 | |
単位数 | 2単位 | |
授業の方法 | 講義 | |
授業題目 | 文化経済学とは何か。 | |
授業の達成目標 | 芸術,文化活動の背景にある経済的原理の実態を探りつつ,これからの社会において芸術,文化と経済が共に発展し得る方法を考え,人間生活におけるそれぞれの存在意義を自覚的に理解し、論述できるようになります。 | |
今年度の授業内容 | 人間社会における芸術,文化と経済活動との多様な関係について,様々な視点からの話題を提供します。この講義では、文化と経済という基本的なことばを理解し、そのうえで文化経済学全体のマップを提供します。文化経済学の基礎的な理解が得れるようにします。 | |
準備学修 予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | 各回の授業で扱うテーマについて、事前学習として参考文献等から情報を集め、気になるところをチェックしておくこと。 授業後は、授業内容の理解及び整理に努めること。 また、授業中に小テスト①と②を実施するが、その対応としても復習の方はしっかりと行うこと! 準備学修には全体60時間を目指す。 |
合計60時間 |
自習に関する一般的な指示事項 | 授業で適宜紹介する参考文献等を読むこと! | |
第1回 | オリエンテーション:授業の進め方とスケジュール、参考文献等について 総論、文化とは、経済とは |
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第2回 | 文化経済学の歴史 | |
第3回 | なぜ文化芸術には公的支援が必要か? | |
第4回 | 文化芸術と経済 | |
第5回 | アートマネジメント | |
第6回 | 都市再生 | |
第7回 | 企業メセナとCSR | |
第8回 | 第1回目の小テスト 文化芸術のNPO団体 |
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第9回 | アダム・スミスの芸術論 | |
第10回 | ジョン・ラスキンの経済学批判 | |
第11回 | ウィリアム・モリスと芸術工芸運動 | |
第12回 | W. J. ボウモル、W. G. ボウエンと実演芸術 | |
第13回 | デイヴィッド・スロスビーの文化経済学 | |
第14回 | 文化産業と地域社会 | |
第15回 | 第2回目の小テスト 文化資本、まとめ |
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授業の運営方法 | 講義形式で行う。必要に応じグループワークも行う。 本学の感染対策方針に従って行うが、対面と遠隔を伴用する形となれば、遠隔授業はPPTの教材提示となる。しかし、100%遠隔授業のみの実施となる場合は、ZOOMを活用した双方向のリアルタイム授業を行う。 |
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課題 試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | フィードバックを要する課題ではないため、課題に対するフィードバックは特になし。 フィードバックを求める学生に対しては個人的に対応する。 |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
定期試験 | 0% | 実施しない |
小論文・レポート | 10% | 学期末のレポートの出来栄えによる評価 |
授業参加 | 50% | 積極的・協力的な授業態度 |
その他 | 40% | 学期試験の代わりに2回行う小テストの出来栄えによる評価 |
テキスト | 特になし。 |
参考文献 | ウィリアム・ボウモル、ウィリアム・ボウエン著、渡辺守章・池上惇監訳『舞台芸術:芸術と経済のジレンマ』芸団協出版部、1994年。 デヴィッド・ スロスビー著、中谷武雄・後藤和子監訳『文化経済学入門:創造性の探求から都市再生まで』日本経済新聞社、2002年。 金武創・阪本崇『文化経済論』ミネルヴァ書房、2005年 デイヴィッド・スロスビー著、後藤和子・阪本崇監訳『文化政策の経済学』ミネルヴァ書房、2015年 その他、授業で適宜紹介する。 |
その他、履修生への注意事項 | 1.授業の進め方によってはテーマが前後する場合がある。 2.授業中の私語はかたく断る。3回以上の注意を受けた場合は、その場で退席を要し当日は欠席と処理する。 3.他人の出席カードの記入及び提出もかたく断る。発覚された場合は、頼んだ人ももちろん本人も欠席と処理する。 4. 授業の実施が対面と遠隔を伴用する形となる場合は、遠隔授業日の対象者の出席は授業終了後にリアクションペーパーを提出を以て出席とする。 |
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【マネジメント学部 マネジメント学科】 |