科目名 | 政策形成と政策評価 | |
担当者 | 堀内 匠 | |
開講期 | 2023年度春学期 | |
科目区分 | 週間授業 | |
履修開始年次 | 3年 | |
単位数 | 2単位 | |
授業の方法 | 講義 | |
授業題目 | 公共政策の政策サイクルを学ぶ | |
授業の達成目標 | 1.我々が直面している社会問題と公共政策との関係について知り,関心を持つようになる。 2.公共政策に関わる多様な主体について理解し,行政側からの視点以外で公共政策を考えることができるようになる。 3.公共政策のプロセスに関する基礎的な知識を得る。 4.具体的な公共政策を理解・分析し,立案するための基礎的能力を身につける。 |
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今年度の授業内容 | 私たちの日常生活と地域を支えるため,国や自治体などを舞台に多様な主体が公共政策の形成過程にかかわっています。本講義においては,多様化する住民・市民のニーズをどのように捉えて公共政策に反映させているのかについて,公共政策に関わる主体,制度,そして公共政策の歴史的動向を見渡し,政策形成や政策評価を含む公共政策のプロセスとその各段階について理解を深めることを目的とします。 | |
準備学修 予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | 毎回授業の始めに,前回講義以降の新聞記事のうち授業テーマに関する重要なものあるいは興味を惹かれるものを取り上げ学生同士で討論するアクティブラーニングのための時間を設けます。その準備のため,日頃公共政策に関して日々接する情報には関心を払い,討論に積極的に参加できるように努めてください。 | 合計60時間 |
自習に関する一般的な指示事項 | 各回の授業内容について,紹介された資料や文献を参照しつつ再確認することが望ましいです。予習・復習にはそれぞれ2時間程度要します。 | |
第1回 | ガイダンス:近代化/都市化と政策 |
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第2回 | 総論:公共政策の見取り図 |
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第3回 | 公共政策とは何か? |
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第4回 | 政策過程1 課題の設定 |
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第5回 | 政策過程2 解決案の設計(1)官僚と現場知 |
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第6回 | 政策過程2 解決案の設計(2)政策の手段とポリシー・ミックス |
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第7回 | 政策過程3 政策決定 |
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第8回 | 政策過程4 政策実施(1)各種アクターとの連携 |
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第9回 | 政策過程4 政策実施(2)第一線職員 |
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第10回 | 政策過程5 政策評価(1)セオリー評価とプロセス評価 |
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第11回 | 政策過程5 政策評価(2)業績評価とインパクト評価 |
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第12回 | 政策改善 | |
第13回 | 環境変化と政策対応 | |
授業の運営方法 | 対面での講義を行います。講義の冒頭は新聞記事を用いた公共政策に関するディスカッションを行います。 | |
課題 試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | 授業の終わりに,リアクションペーパーを書いてもらいます。それを通じて,授業への感想や質問を出してくれれば,次回の授業で説明を行います。 |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
定期試験 | 80% | |
授業参加 | 10% | |
小論文・レポート | 10% |
テキスト | 特に指定しない。 |
参考文献 | 秋吉貴雄・伊藤修一郎・北山俊哉(2015)『公共政策学の基礎』有斐閣 笠原英彦・桑原 英明他 (2013)『公共政策の歴史と理論』ミネルヴァ書房 秋吉貴雄(2017)『入門 公共政策学―社会問題を解決する「新しい知」』中公新書 |
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【マネジメント学部 マネジメント学科】 |