科目名 | 女性と公共マネジメント | |
担当者 | 鳫 咲子 | |
開講期 | 2024年度秋学期 | |
科目区分 | 週間授業 | |
履修開始年次 | 3年 | |
単位数 | 2単位 | |
授業の方法 | 講義 | |
授業題目 | ジェンダー格差を考える | |
授業の達成目標 | 具体的な事例において、ジェンダー格差の状況を説明できるようになる。 身の回りの出来事やニュースなど、社会との関わりの中で物事を深く掘り下げて、調べたり考えたりする習慣を身に付ける。 |
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今年度の授業内容 | 就職、結婚、子育てなど女性の生活は公共マネジメントと深くかかわっている。女性にとって暮らしやすい社会を実現するために、国や地方の政策決定過程に女性がより参画することの意義について考える。この授業はジェンダー格差を理解することによって、女性と公共マネジメントのあり方について学ぶ。 |
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準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | 事前に指定したテキストを読み、内容を理解しておく。講義内容を振り返り、理解を深めること。また、講義内容に関連するニュース報道にも注意を払うこと。 | 合計60時間 |
自習に関する一般的な指示事項 | 各自の卒論のテーマやニュース等の関心のある事項と、公共マネジメントとの関わりについて考え、情報収集する。 |
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第1回 | ガイダンス | |
第2回 | ジェンダー格差の実証 | |
第3回 | 経済発展と女性の労働参加 | |
第4回 | 女性の労働参加の効果 | |
第5回 | 格差の歴史 | |
第6回 | 思い込みによる女性像 | |
第7回 | 女性を家庭に縛るもの | |
第8回 | 女性の高学歴化と結婚 | |
第9回 | 女性の労働参加と結婚 | |
第10回 | リプロダクティブ・ヘルス/ライツ | |
第11回 | 母親の育児負担 | |
第12回 | 育児休業制度の功罪 | |
第13回 | 男女の所得格差 | |
第14回 | まとめ | |
授業の運営方法 | 毎回、講義内容に関するクイズに答えるよう授業中に指名される。 |
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課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | 課題を採点後、模範解答を示す。 |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
定期試験 | 100% | 教場にて実施する |
テキスト | 牧野百恵『ジェンダー格差』(中公新書、2023年、990円、ISBN 978-4-12-102768-9)。 テストの際は、教科書のみ持込み可(教科書への書き込み・付箋の貼り付け可、ノート等持ち込み不可)とする。 |
参考文献 | 神原文子(2020)『子づれシングルの社会学』晃洋書房 西村幸満(2014)『生活不安定層のニーズと支援』勁草書房前田健太郎(2014)『市民を雇わない国家』東京大学出版会 |
関連ページ | 鳫咲子研究室 |
その他、履修生への注意事項 | 公務員志望者は、早めの準備が必要。「憲法」や「財政」に関する授業も履修すること。「キャリア演習」の公務員試験対策、特に数的処理は重要。夏休みに大学で開講される公務員セミナーも活用すること。公務員試験は、年齢によって受けられる試験が異なるので、自分が希望する試験の内容を良く調べること。 |
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【マネジメント学部 マネジメント学科】 |