科目名 | 国際経済学 | |
担当者 | 中平 千彦 | |
開講期 | 2023年度秋学期 | |
科目区分 | 週間授業 | |
履修開始年次 | 3年 | |
単位数 | 2単位 | |
授業の方法 | 講義 | |
授業題目 | 経済理論に基づいて国際経済学の基礎を学ぶ | |
授業の達成目標 | ・国際経済学の基礎的事項を説明できるようになる。 ・国際経済学に関する基本的問題を理論的・実証的に思考・表現することができるようになる。 |
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今年度の授業内容 | 本講義では、国際貿易論、国際(開放)マクロ経済学、国際金融論の観点から、国際経済学の基礎を学びます。 国際経済学は、国家間における、財・サービス、資本・資金、労働の移動や取引について、経済学的に分析する分野です。本講義では、特に国際貿易論、国際(開放)マクロ経済学、国際金融論の観点から、国際経済学を学びます。 国際貿易論は、財の国際取引、つまり経済取引の実物的側面を分析対象とし、家計の効用最大化、企業の利潤最大化、市場均衡などの、ミクロ(マイクロ)経済学の枠組みを用いた分析を行います。 一方、国際(開放)マクロ経済学と国際金融論は、国際的な資本・資金取引、すなわち経済取引の金融的側面を対象とし、金融資産の国際取引や金融資産と財・サービスの交換に関するトピックについて、主にマクロ経済学のフレームワークによる分析を行います。 本講義では、このような領域の中で、特に重要なトピックを厳選して学びます。 我々には、講義回数15回という厳しい時間制約が課されていますが、担当教員は、受講生諸氏が要領よく国際経済学の基礎項目を学ぶことができるよう努力し、また、この講義が、受講生各位における将来の発展的学習・研究に役立つものとなることを願っています。 |
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準備学修 予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | ・講義前に、テキストの該当箇所を読み、内容を理解しておくことが望ましい。講義後は、講義で学んだ内容を復習し、参考文献も積極的に利用するように努力することが望ましい。 | 合計60時間 |
自習に関する一般的な指示事項 | ・講義で学んだ内容を復習し、参考文献も積極的に利用するように努力することが望ましい。 |
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第1回 | (注)下記の予定は諸般の事情により変更されることがあります。 国際経済学で学ぶこと |
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第2回 | リカードの比較優位論(1) | |
第3回 | リカードの比較優位論(2) | |
第4回 | ヘクシャー=オリーンの比較優位論(1) | |
第5回 | ヘクシャー=オリーンの比較優位論(2) | |
第6回 | 現代の国際貿易論(1) | |
第7回 | 現代の国際貿易論(2) *課題1を配布予定(提出日は配布時に指示) |
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第8回 | 貿易政策(1) | |
第9回 | 貿易政策(2) | |
第10回 | 貿易政策(3) | |
第11回 | 国際収支統計と為替レート(1) | |
第12回 | 国際収支統計と為替レート(2) | |
第13回 | 開放経済下のマクロモデル | |
第14回 | 開放経済下での財政政策 | |
第15回 | 開放経済下での金融政策 *課題2を配布予定(提出日は配布時に指示) |
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授業の運営方法 | ・すべての講義を教室講義で行います。ただし、不測の事態が生じ、教室講義の実施が困難に なった場合は、臨時に遠隔講義に切り替えることがあり得えます。 |
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課題 試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | ・課題を回収後、講義内で告知した方法でフィードバックの公表を行います。 |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
定期試験 | 0% | 実施しない |
小論文・レポート | 90% | [課題1(45%)+課題2(45%)+参加度(10%)=総合評価点(100%)] の評点配分で成績が決定されます。 |
授業参加 | 10% |
テキスト | (注)テキストは諸般の事情により変更されることがあります。第1回講義での指示に注意してください。 ・多和田眞(著)『コンパクト国際経済学』新世社,2010年. (ISBN: 9784883841530) |
参考文献 | ・秋葉弘哉(編)『国際経済学』ミネルヴァ書房,2010年. (ISBN: 9784623057948) ・阿部顕三/遠藤正寛(著)『国際経済学』有斐閣,2012年. (ISBN: 9784641124806) ・岩本武和(著)『国際経済学 国際金融編』ミネルヴァ書房,2012年. (ISBN: 9784623064793) ・大川昌幸(著)『コア・テキスト 国際経済学(第2版)』新世社,2015年. (ISBN: 9784883842322) ・大畑弥七/横山将義(著)『国際経済学』成文堂,2016年. (ISBN: 9784792342593) ・大矢野栄次(著)『テキスト国際経済学』同文舘出版,2017年. (ISBN: 9784495442712) ・木村福成(著)『国際経済学入門』日本評論社,2000年. (ISBN: 9784535551282) ・清田耕造/神事直人(著)『実証から学ぶ国際経済』有斐閣,2017年. (ISBN: 9784641165175) ・澤田康幸(著)『基礎コース 国際経済学』新世社,2003年. (ISBN: 9784883840618) ・友原章典(著)『国際経済学へのいざない(第2版)』日本評論社,2014年. (ISBN: 978-4535557963) ・中西訓嗣(著) 『国際経済学 国際貿易編』ミネルヴァ書房,2013年. (ISBN: 9784623064953) ・藤井英次(著) 『コア・テキスト 国際金融論(第2版)』新世社,2014年. (ISBN: 9784883842025) ・若杉隆平(著)『国際経済学(第3版)』岩波書店,2009年. (ISBN: 9784000266994) ・浦田秀次郎(著)『国際経済学入門(第2版)』日本経済新聞出版社,2009年. (ISBN: 9784532111953) ・浦田秀次郎/小川英治/澤田康幸(著)『はじめて学ぶ国際経済』有斐閣,2010年. (ISBN: 9784641124219) |
関連ページ | ・講義で指示を行います。 |
その他、履修生への注意事項 | ・課題1と課題2のうち、1つでも未提出のものがある場合は単位が認定されません。 |
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【マネジメント学部 マネジメント学科】 |